夏の季節であれば、この地区の郊外の素晴らしい草原や湖の景色も見ることも
できますが、流石に負の季節ともなると観光客は全くと言っていいほど見られません。
時々、ロシア人や中国東北地区からのFIT等の観光客が写真を撮りながら道を歩いて
いるくらいです。流石に冬の観光は敬遠されるみたいですが、しかし、この冬にこそ
この地区をゆったりとみられる楽しみもあります。何よりも列車などがとりやすくある程度
思いどおりの日程が組めるからです。
草原については同じ内モンゴルの西部地区をすでに見ていましたので、今回は草原や
エコツーリズムの実態などはまた次回にじっくり見学したいと思います。
今回は国境の街、边境の地・满洲里市からこの地全体を管理する、いわゆる 呼伦贝尔
フルンベイルの中核都市である海拉尔へ向かいます。
距離・時間的には2,3時間あまりですので、長距離バスですと30元余、列車ですと
時間ほどで到着します。
今回、满洲里市発15:52---------海拉尔18:05の座席指定を確保しました。28.5元
です。横一列5人掛けの座席指定です。冬とはいえ、閑散期でも地元客等や、長距離移動
のお客が沢山いますので、列車内はたちまち満席となり、いわゆる席無席の、立席の客
も沢山います。 (しかし、立席の客も、席が空いているとどこにでも座る習慣があるので、
一瞬、私の席でもすでに「先客」の立席客が座っていました。
彼らは、窓側も通路側も関係なく、席さえ空いていればどこでも座る習慣となっています。
しかしこれがまた、お互いに譲り合いというのでしょうか、立席の客も、指定席客もお互いに
立ったり譲り合ったり、座っている客がほんの3,4分トイレに用足し!に行っている間でも
立席客がちゃっかり座っており、また指定席客が席に戻ると、立席客もすぐ席を空けたりして
、まさに持ちつ持たれつ列車走行中も和気藹々とお互いに顔見知りのごとく話し込んだりして
います。 これらはまた、普通席利用の庶民の車両ならではの、いつもの光景・状況ですね。
これが一等席ともなると、立席客はいなくなりますので、日本での新幹線内のごとく、お互いに
客は無言で車中を過ごすということになります。
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同じような写真が続きますが满洲里から 海拉尔へ
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