あまりにキケンな・・・日中問題
------------------------------------------------------------------
発足当時からの日本の政権の右傾化を心配し、その後も具体的にメディア
等を利用し日本政府の右傾化を批判する頻度が富に増えてきました。
このところ南アのマンデラ元大統領の報道や北朝鮮関係等で、幾分は日本
批判も幾分トーンダウンしたかと思っていましたが、毎時の定時ニュースでは
必ずと言っていいほど安倍首相の顔写真と軍事訓練ならぬ防衛関連の記事が
取り上げられます。
加えて昨日からは南京大虐殺の報道も加わり一段と反日メディアキャンペーンは
増大しそうです。
こちらで見ていても決して快いものではありませんが、安部総理としても、発言の
際の内容と話し方を先ずは周囲の者と再検討し、特に、笑いながらの「いつでも
私は胸襟を開いています・・」等と言っている映像内の姿は確かに不誠実そのもの
で同じ国民としてもこれでは信頼はおけない日本のトップだな、と感じます。
ましてや中国内で朝昼晩、休み時間中も公に放映されていますので、老若男女みな
この安部総理の姿をみて「???なんだあの発言は・・}と思われるでしょう。
先ずは、防衛だ領土だ!等という政治の話の以前に、話し方から勉強、研究したほうが
よさそうです。
今日、南京大虐殺76周年という中国にとっては忘れられない記念の年となりますが、
「南京」を否定している一部の政治家、学者たちも、その背景や虐殺者数の問題よりも
先ずは映像を少しでも見て、例え一人でも十数人でも虐殺の事実を認識し、その後、
外に向けて発言すべきかもしれません~そんなことを今日、改めて感じました。
様々な日中間の課題も全くの解決の糸口が見つからないまま、半年、一年という時間
ばかりが過ぎてしまいます。私たちも、言葉を発する前に再度現実がどうなっているのか
を直視してから発言なり論評をすべきかと思われます。
少なくとも、政治以外の分野では(何ら問題なし》という現実を比較しながら、両国のありか
たを(ともに双方が、全員が)あらためて考えるべきでしょう。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■