自然の驚異と五輪
昨夜の地震には、私のところで震度4、かなり長い間揺れていたようで、北海道
育ちの私としては地震には、あまり縁がないので何も出来ず、ただベッドの上で
動けず治まるのを待つだけだった。
10年が経過して、昨夜の震度6強の大地震が、その余震だなんて、計り知れない自
然の恐ろしさに驚くばかりだ。
そして更に昨夜の大地震の余震に警戒をと言われてるので、やはり日本列島は地震
大国と言われてることを改めて実感する。
10年前の復興はまだ終わっていない、そこへ新型コロナが追い打ちをかけ、ここで
更に大震災に見舞われると、被災者や家族が必死になり復興を目指す心が折れるだ
だろうと思う時、無力な自分にもどかしさを感じざるを得ない。
復興五輪とか、コロナに打ち勝った証の五輪とか、現在その目的は残念ながら達成
しておらず、問題は山積してるように感じる。
ここまで来たら、意地でも中止にすることはできない、と言われる関係者の気持ち
も理解できるが、政府の様々な政策の中で、間違いなく格差社会は顕著になり生活
困窮者の増加、社会保障・年金等の諸問題で、多くの国民が生活に苦しんでいる事
実を解決することが先決で、「五輪で勇気付ける」というきれいごとを言ってる時
ではないと思うのだが。
政府・組織委員会・JOC・東京都も開催の是非にむけての議論へ再考して欲しいと
思うのだが。