コンプレックスの一つくらいは持ってる方がいい
コンプレックスを憎む人は多い。
コンプレックスがあると、劣等感に繋がったり自分に自信が持てなかったりする。
コンプレックスが悩みタネで自己嫌悪の原因の1つになっている人もいる。
少しでも自分に自信が持てるよう、コンプレックスの解消に向けて励んでいる人は少なくない。
たとえば、肥満体型にコンプレックスがあり、スリムな体型を手に入れるため、ダイエットに励むなど。
コンプレックスの解消に向けた努力は大いに評価されることで、将来の自分のためになるのは間違いない。
では、コンプレックスが全くない人がいいかと言うとそうは思わない。
コンプレックスには、大切な価値があると思う。
「魅力」「アイデンティティー」「共感の種」である。
コンプレックスは魅力である。
人間味溢れ人を引き付ける力がある。
自分の個性として生かせば、輝く魅力へと変わる可能性を秘めている。
コンプレックスは「アイデンティティー」である。
名刺変わりのように考えることができる。
コンプレックスは自分の独自性の1つで、その価値を認めて、アイデンティティーとして受け入れることが大
切である。
コンプレックスは「共感の種」である。
コンプレックスを持っていることで、同じ悩み・似た悩みの人に寄り添えたり理解が深まったりする。
もちろん、コンプレックスを減らす努力は大切だが、以上のような個人にとっての大切な価値でもある。
気になるコンプレックスがあっても、ゼロにするより一つくらいは持ってる方が個性的であると思っている。
※ ㊴ 2022/2/1 早朝の富士山です