「せっかち」は暇になるから
人間、年を取るに連れて、だんだん「せっかち」になると、よく言われる。
私は以前は「せっかち」と云うより、出掛けたり、行動する時間に合わせて準備をしていた。
だが最近はどうも気が急くと云うか、何をするにも落ち着かず、かなり前から準備をしている。
たとえば、今日は用事があって電車に乗って行くとする。
早朝から天気や地図を調たり、バスや電車を何度も確認したりする。
何を着て行こうかと、いろいろ出してみたりして、最後に持ち物のチェックをする。
まだ出かける1時間以上前である(笑)。
ここまで「せっかち」になったのは、やはりここ数年のことである。
これから年を重ねるごとに、益々「せっかち」になっていくのだろうか。
考えてみると「せっかち」になるのは暇があるせいなのかもしれない。
何かに集中して取り組む趣味などがある人は、あまり「せっかち」にならないような気がする。
つまり、年を重ねるに連れて、暇な時間が多くなり、益々「せっかち」になって行く所以(ゆえん)なのかも
しれない。