人種差別問題から考える日本人の意識
アメリカでのBLM(Black Lives Matter)問題を機に、再度人種差別問題がクローズアップされています。
相次ぐ警察官による発砲が映像で映され、大規模なデモや、スポーツ選手のボイコットにまで発展している。
悲しいことに、人間には自分と異なる人を見下して優位に立とうとする。
また、理解できないものは信用しないことで自分を守ろうとする本能を持っている。
それ故に、「人種差別」は、人類が誕生してから現在そして将来に於いてもなくすることは難しいだろう。
日本は、多民族を抱えるような国ではなく、外国人の比率も2%程度である。
そのため、他国で起きている、人種間、民族間の争いなどに比較的理解が追いつかない部分もある。
しかし、今後は日本人の人口減少は、避けられない傾向と言える。
外国人労働者を受け入れる政策が拡大する可能性もある。
民族問題、紛争、異常気象など様々な事情により、難民の増加が今後も予想される。
そんな中、難民受け入れ人数も、認定率も他の先進国と比べて日本は著しく低い水準にある。
それについて、批判されることもしばしばある。
内的外的要因によっては、予想もしない形で、多様な人が行き交う場所になっていくかもしれない。
そうでなくても、多様性理解が重視される時代である。
日本では、あまり身近に感じている人が少ない人種差別問題。
だからと言って、日本人に人種差別意識がないかというとそんなことはない。
日本人には人種差別問題による感情は希薄なため、一部では日本人は人種に対して寛容だと思われがちであ
る。
しかし、実際には多くの外国人、多様な人が生活圏にいるという経験をしていないだけと考えた方がよい。
言い換えれば、経験していない、つまり知らないからこそ、「恐怖」という感情が強くなるということです。
日本人に特徴的な差別意識、それは「無知による恐怖」が根本にあるということだと思う。