数字のトリック第2弾「単位の違い」
一般的に服用される「栄養ドリンク」には、健康維持に有効な成分「タウリン」が含まれているもの多い。
タウリンとは、肝臓機能の向上・心臓機能の強化・コレステロールの排出を促進させる働きがあるようだ。
殆どの生物に存在していると言われ、生命の維持活動に有効な成分として知られている。
人間の体重のおよそ0.1%がタウリンで構成され、人の体に最も多く存在しているアミノ酸の1つである。
60キロの体重の人なら、60グラムがタウリン成分と言うことである。
さて、ここからが本題です。
次の2つのうち、よりたくさん含まれていると感じるのはどちらでしょう。
- タウリン1,000ミリグラム配合
- タウリン1グラム配合
おそらく殆どの人は「1,000ミリグラム配合」を選んだと思う。
これが数字の面白さである。
1,000という桁数の多い数字を見ると、たくさん含まれているような感じがする。
しかし、実際はどちらも同じ量で、1グラムとは1,000ミリグラムのことで、量には変わりはない。
なぜ、1,000ミリグラムと表記するのかというと、「多く含まれている」と「効果が高い」という2つの印象を
与えるためです。
当然に「1グラム配合」より、印象が強い「1,000ミリグラム配合」と表現したほうが、売り上げが伸びる。
量は同じでも、単位を変えるだけで、人に与える印象は大きく変わってしまう。
売り手側は様々な手法で消費者の購入意欲を刺激する。
今回は、単位の違いに気を付けることの話でした。