芝居を鑑賞しました

昨日は、ロゼで倉本總の「明日悲別で」を見ました。
すごい迫力で圧倒されました。
観客席は、熟年層が多かったようですが、どんな感想だったんでしょうか。
倉本總といえは、わたしなどは「北の国から」などのような、しみじみ、ほのぼのした作風が連想されますが・・・
正直、昨日の芝居は、私のイメージとは全く違う劇画的な、「新感線」みたいなエネルギッシュなものでした。
場面転換のみごとさ、ミュージカルのような、モダンバレーのようはビジュアルの美しさ。
全体的に明かりを絞った薄暗い中に蠢く群像が、重たいテーマにふさわしい深みを出していました。
また、老婆やその昔のアメリカの黒人奴隷など特異な人物が登場する語り部がとてもいい。
とにかく、想像を超えた素晴らしさでした。