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プライドの感想、瀧本対田村戦は不完全燃焼。桜庭は危険だった。

2005-06-27 23:06:58 | 格闘技

昨日はプライドをTVで見た。最近はK-1やプライドがえらい人気だが、昨日はやや後味の悪い試合が多かった感じだ。

まず瀧本の試合は瀧本が打撃をよく見せるがなぜ打撃にこだわるのかが分からない。瀧本も田村も写真で見る限りリーチが短いし、打撃の専門家ではないのでなぜ自分の得意な形にもっていこうとしないのか分からない。

つまり相手に飛び込めないようだが、相手を恐れているもしくは倒されるのをおそれている感じで歯がゆい。短い時間の勝負では倒すか倒されるかかけの部分があるはずで、これではなぜ総合にきたのか分からない。

「総合をなめてました」と認めていたのはいいのだが、認めたままではなくて、その中でどう自分を発揮してゆくのかもうすこし思い切った覚悟ができるようになってから試合をすべきではないだろうか。

桜庭の試合はそれとは対照的に非常に壮絶な試合になった。レフェリーがドクターのチェックを受けさせた時点では自分も試合続行を期待したが、結果的にはあまりいい判断ではなかったのではないか。

あの体制で再開することは考慮に入れるべきか難しいが、打撃に関しても強烈なのが入れば、高校の柔道の試合で間接が決まったときのようにすぐにでも試合をとめた方がいいだろう。

最近ボクシングの日本チャンピオンが試合で死んだ。アメリカでもたしかアマチュアの女性ボクサーが死んだ。K-1なども危険性はあるが、それをとめるのがレフェリーの役割であると思う。

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