昨日の報道ステーションでこのニュースこれですが、どうせすぐ消えちゃうんだよねをやっていて自分でもへぇ~とかある種の感銘を受けたのであるが、マスコミを呼んでの手紙を渡す場面を見てすっかり興ざめになってしまった。
ああいうニュースを出せば、なんやかんや言われることは覚悟していたんだろうけれど、とにかく誰かがニュースとして取り上げるべく投稿なりなんなりしたのであろう。
要するに早い話が自分たちがそれによって全国的に有名になろうとしたわけである。
しかしかなり自分にはまゆつばな話である。
どうもニュースを見た限りでは紙は何かに包んだわけでもなく風船につけて飛ばしたらしい。それがニュースステーションでは深海に入ってカレイが運んだという解説であったが、そんなことはありえるのかね。
上の朝日の記事だとやや違った解説になっているようだがとにかくにわかに信じられないし、事実であったとしてもそれだからどうという話でもない。
一番不思議なのは自分のようににわかには信じられないということを言う人がいないようであることで、月尾という東大名誉教授も海はすごく不思議だなどと言っていて自分には理性的な人には見えなかった。
ビーチボーイズというドラマがあって、あの中で広末涼子が小さなボトルに自分たちの写真と短い言葉を添えたものを入れて海に流し、それを南の国の女の子が拾って微笑むシーンがあった。
ボトルに入れても誰かに拾われるということは難しいのに、紙そのものが破れないでカレイと一緒に網に引っかかるなんて驚くなんてものではない。
ちなみにビーチボーイズで広末が書いた手紙にはWe are Beachboysとか書かれていただけど、個人情報を書いて返事をくださいなどと書いたりはしていない。
ドラマと一緒にするなといわれるかもしれないけれど、ドラマ以上のことが現実にあったということなのか。
手紙を書いた女性がこれからどういう風にマスコミで取り上げられてゆくのか、あるいはこの話が小説化されたりするのかちょっと気になるところではある。