青山霊園外人墓地の改葬の話があるそうだ。
以前日本で活躍された外国人の方の墓があるのだが、一部の墓に関して管理費が払われていないことなどからこれを「改葬」する話が持ち上がっているようで、このことに関してはすでにいくつか動きがあるようだが、とりあえず石原都知事の会見からの引用を見てもらいたい。
あそこを整理してですね、お参りする人もいないんで、そこを再開発して墓地と して売り出すと同時に、一部、公園をつくってね、一種の憩いの場所にもしよう ということで、外人墓地を整理するという計画があるようですけど。それはせっ かく日本のために尽くした人たちなんでということで。
ということはようするにこういうことですか?
墓守りされてない墓(週刊新潮など見ると管理費が払われてないということのようですね)に関しては改葬というよりはっきり言えば「撤去」するということですね。
そういう契約とかきちんとしてあったのですか?
死人に口無しというけれど、死んだ人たちだって、別にお金を払いたくないということではなくて、子孫がいなくなったとかいろいろ個人的な事情があるだろうと想像できるのですが、そういうことは全く考慮しなくていいのですか?
どうも管理費を払ってくれる人をボランティアみたいな感じで募っているようでもあるけど、それってほとんど脅して金を取るみたいですごく感じが悪いですね。
これではバブル期に活躍したコワイ人たちみたいですね。
石原東京都知事も東京都建設局はもしかしたらそういう人たちよりはるかにおっかない人たちかもしれないですね。
管理費といいますが、まずその前に「管理」をどれだけやってるのでしょうね。
自分も最近何度か関係ないのにその中を歩かせていただきましたが、管理人さんのような方をお見かけしたことは無いですね。
しかも外人墓地ではないところですが、自転車があるお墓の前に捨てられてあったりして自分は勝手に入り口のほうにどかしたりしました。
こういう状態で管理費が集まらないことを取り上げていいんでしょうか?
かりに私が見たことが偶然のことであったとしても、そもそも管理費といったって巨大な建物のようにエアコンや照明などが必要なわけでなし、ようするに、管理費が集まらないことよりもあたらしく墓を作ってお金を集めたいということではないでしょうね。
とにかくどこの国の人であれ、墓を撤去しようという計画を具体化させたりするだけでも私はこわいですね。
私は何の宗教心も無い者ではありますが、死んだ人までいじめているようで本当にこういう人たちが役人や知事でいていいのかな?と残念でなりません。