雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

死に急ぐ若者たち

2012-09-12 05:51:14 | 日記
ここのところ、いじめによると思われる中高生の自殺のニュースが目立ちます。
確かに、いじめは昔より陰湿でたちの悪いものになっているのかもしれません。

でも、自殺はいけません。

もっと、命を大切にしてほしいのです。学校も、まず命の大切さを教えることが重要です。
いじめをなくすことももちろん大事ですが、子供たちをたくましく育てるこも大事です。
以前いた職場では、母親が、子供に事件が起こるたびに学校に乗り込んで抗議していました。
子供の回りを先回りして危険を排除したり、道をつけて歩いていた感じに見えました。

私は、その母親に言ったことがあります。
世の中には、理不尽なこともあるんだということを教えるのも親としては必要なんじゃないのかなあ...と。うまくいこないことだらけだということ、いやむしろ人生なんて殆どうまく行かないだろうということ、それでも人は生きていくということ、そういうことを教えるのも大切だと思うのです。

生きていくことで、次の道が開けるのです。その時を信じて生きていけばいいと思うのですが。

今の私たちはもっと哲学を学ぶべきだと感じます。
哲学は、人が人として生きていく上で必要だった学問なんでしょうね。

雨にも風にも当たって少し真っ直ぐでなくなってもいいんです。ガッチリ強い木は枝が折れたり幹が曲がったりして、それがいい味出すんですよね。