久しぶりに涙で文字が見えなくなるような本でした。
この本についてはいろいろ批評もあるようですが、
右傾化と言われていますがへえ~そうなんだと、
むしろ戦争の愚かさ、世の中にもの言えぬ空気が世論によって形成され、(その世論は軍部やマスコミが煽って作り上げていったという事実)が何より考えさせられました。これを読んでゼロ戦カッコいい、戦争賛美なんて人いるもんでしょうか。
いろいろ、感想はあるのですがとにかく後半は涙、涙でティッシュ箱横に置いて読みました。
多くの人の命が国の為という名目であまりにも軽く扱われた時代に生きた若者たち、「死」によってしか名誉を守れなかった彼らが守りたかったのはやはり家族であり、愛した人であったということ、
宮部という男は命の大切さを、生きることの大切さを誰よりもわかっていた…この本の中に彼が特攻に志願した理由は書かれていませんでしたが、
おそらく多くの戦友や部下を特攻に送り出した彼が生きて帰ることを世論、あるいは彼の正義が許さなかったのだと思います。誰よりも生への執着の強かったその男すらをも戦争というものは「死」へと導いていったのです。
もう2度とあんな時代を作ってはいけないと改めて感じましたね。
最近私たちは一つの価値観のもとに振り回され過ぎていませんか。
誰かの意見を容認したり、世界の多種多様の宗教や考え、お互いを認め合うことが大切です。物言えぬ空気になったり、誰かの発言に対してネットが炎上したりすることに危機感を覚えます。あの当時のように、マスコミやネットが世論を誘導しやすい環境になってきている気がします。
若い人一人ひとりが歴史をしっかり勉強し事実を認識し、ただ感情に任せたり流れや空気に呑まれることのないようにしてもらいたいと思うのです。
あと、見たくないものも見て欲しいと思います。決して逃げたりせずに
嫌なことも体験し、見聞きすることも時には必要です。
この本についてはいろいろ批評もあるようですが、
右傾化と言われていますがへえ~そうなんだと、
むしろ戦争の愚かさ、世の中にもの言えぬ空気が世論によって形成され、(その世論は軍部やマスコミが煽って作り上げていったという事実)が何より考えさせられました。これを読んでゼロ戦カッコいい、戦争賛美なんて人いるもんでしょうか。
いろいろ、感想はあるのですがとにかく後半は涙、涙でティッシュ箱横に置いて読みました。
多くの人の命が国の為という名目であまりにも軽く扱われた時代に生きた若者たち、「死」によってしか名誉を守れなかった彼らが守りたかったのはやはり家族であり、愛した人であったということ、
宮部という男は命の大切さを、生きることの大切さを誰よりもわかっていた…この本の中に彼が特攻に志願した理由は書かれていませんでしたが、
おそらく多くの戦友や部下を特攻に送り出した彼が生きて帰ることを世論、あるいは彼の正義が許さなかったのだと思います。誰よりも生への執着の強かったその男すらをも戦争というものは「死」へと導いていったのです。
もう2度とあんな時代を作ってはいけないと改めて感じましたね。
最近私たちは一つの価値観のもとに振り回され過ぎていませんか。
誰かの意見を容認したり、世界の多種多様の宗教や考え、お互いを認め合うことが大切です。物言えぬ空気になったり、誰かの発言に対してネットが炎上したりすることに危機感を覚えます。あの当時のように、マスコミやネットが世論を誘導しやすい環境になってきている気がします。
若い人一人ひとりが歴史をしっかり勉強し事実を認識し、ただ感情に任せたり流れや空気に呑まれることのないようにしてもらいたいと思うのです。
あと、見たくないものも見て欲しいと思います。決して逃げたりせずに
嫌なことも体験し、見聞きすることも時には必要です。