雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

雪国に対する認識と配慮が足りない。

2014-12-10 08:01:01 | 日記
 今週末に再び寒波がやってくるらしいですが、

 12月に選挙とか、正直やめて欲しいです。寒波が来るという予報も出ています。選挙事務のお手伝いをする私は早朝6時過ぎにお弁当を持って家を出なければならないんですが、除雪出来るかな~という不安と会場の出入り口や駐車場の除雪大丈夫かな~とかこの時期ならではの心配事があります。

 毎年、センター試験に時期には当事者たちは雪で交通機関がマヒした場合の想定をして対策を立ててます。こういったことに国をどれくらいわかっているのでしょうか。

 1月15日の小正月を単なる成人の日としか考えていなかった故にハッピーマンデーにしてしまい、おかげで地方の小正月文化の伝統が消滅しそうになっているのです。こういった現実にどれほど気がついているのでしょうか。経済最優先下では地方の伝統文化や風土のことなど後回しです。

 もっとも、若い世代にこの地域に欲しいものを問えばコンビニという答えが返ってきます。今やコンビニは便利なものの代表格なんでしょうね。

 どこへ行っても同じ色、同じ景色ではないからこそ、その地域地域が生きてくるのであって地方はコンビニと同じように同じではないのです。

 でもこんな地方を理解してもらうにはもっともっと地方の声を強く訴えなければならないのです。

 東京と同じではない地方の生活を東京の役人や政治家がどれほど真剣に考えているか、

 賃金格差や生活水準格差を無くすことを考えてもらいたいと思います。

 




 

猫の適正飼育に対する知識を。

2014-12-10 07:33:10 | 日記
 ここ数年不幸な猫たちをたくさん見てきました。

 野良猫に構うなという意見もごもっともです。ただやみくもにエサをやれば繁殖してしまうかもしれません。

 でも地域猫という考え方もあります。繁殖させないようにしっかり管理した上で、今ある命は全うさせてもいいのではと私は考えます。ここは山間地で市街地とは違いまだまだ猫を適正に飼育している人は少ないと感じています。

 飼い猫でも外と家が自由に出入り出来、避妊去勢はしていないなどという猫とそういう猫から生まれた野良猫たちの境界がどこにあるかということです。

 そういった環境では、飼い猫と野良猫の区別がつかないのではないでしょうか。そして、飼い主は困った状況になったとき今回の親子猫のように飼育放棄してしまうのです。まるで前から勝手に家に住み着いた野良猫のような言い訳をし、勝手に子を産んで迷惑してるのはこっちだとばかりに主張するのです。

 飼い主がきちんとした知識を持って避妊去勢をしっかりすれば、あるいは室内飼育を徹底すればこういった問題は解決していくのです。そのための費用はたったの2万円です。一人ひとりがきちんと対処すればです。

 ただ、現状では心ある方がお一人で5匹も6匹もの野良猫の避妊をされています。いつ死ぬかわからない野良猫に10万円からのお金を掛けている方も実際に複数人いらっしゃいます。とかく現代はいろいろ批判があるとそういった面倒なことにかかわるなという風潮が生まれて心ある方々も手を出せない状況を作り出してしまいます。

私たち人間が今ある命にきちんと向き合うことが大切だと思います。小さな命にも向き合えない冷たい社会に健全な心は宿らないと思います。地域みんなでこういった小さいことからきちんと考えられるようにしていきたいと考えます。

 人間だけが地球の生物を支配できるわけではありません。人もまた地球に生かされているということを忘れてはいけませんね。