雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

雪の女王。

2014-12-28 07:31:06 | 日記
 娘が所属する法政大学レインディアスキークラブの合宿が糸魚川シーサイドバレースキー場で始まります。

 ようやく娘のスキーシーズンが始まりました。目標はただ1つ、全国学生岩岳スキー大会です。目指せ!岩岳の女王!雪の女王!です。この大会は競技スキーが1部の限られた人のものだけになってしまわないように大学で初めてスキーと出会った人にも目標を持ってもらうために始まったものらしいです。つまり底辺を広げるということです。ちなみにこの大会OBの数は相当なものになるらしいです。

何より、大勢の学生が集まって盛り上がっています。これが大事だと思います。底辺が広がるということがそのスポーツ、競技がメジャーになっていくということです。

ただ、このスキーというスポーツを続けてきて常に周囲の人に言われ続けたことは、お金が掛かるだけで将来それで食ってくわけじゃないじゃないか、無駄だ ということ。

 でも、私はスキーに打ち込んできた子供達が決して無駄な時間を過ごしたとはこれっぽっちも思っていません。私も正直凄いお金を掛けてきましたがそれが無駄だったとは思っていません。むしろ、そういうことが無かったら今の自分たちはどうだったんだろうかと。

 スキーなんかに夢中にならずに受験勉強しっかりやってれば今頃国公立大学出て県職員とかいいところにつとめられたんじゃないの?とも言われます。

それは、したらばの理屈ですからどうかわかりません。その時そういう選択をしなかったんですから。

 私たち家族がスキーに熱くなった10年間は本当に充実していました。人生がこんなに楽しく感じられた時期はなかったと思います。


 やっても無駄。

 なんて言ってたら人生生きていけませんよ。1度きりしかない人生です。今しかできないこともあります。あとのことはあとでも頑張れる、今、やったからあともきっと頑張れる、今を切り抜けていけばあとも切り開く力がつく、そうは思いませんか?今、出来ないと決めつけたらあとも出来ないし、きっと後悔します。

 今年も雪上の熱き闘いが幕を開けます。