雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

たかが命されど命、どうしたもんだか。

2015-01-17 08:16:02 | 日記
 

 このモーモー君。すっかりこの場所に定着してしまいました。この命に関して責任背負いますか~。ただし、野良生活が長そうなので簡単に捕まえることは出来ない感じ…。私の呼びかけにはお返事してくれるようになったのですが。このあたりにはまだまだこういう猫が他にもいるようです。放任しておけばまた増えてしまうし、対策を考えていかなければならないと思います。

 このあたりは田舎なのでまだまだ猫を完全室内飼育にしていなかったり、飼い猫の避妊去勢をしていなかったり、外猫として無責任な飼い方をしている人も多くいます。増えた子猫については知らん顔だったりする人も多いのが現状です。

 一番問題なのは知識が無いということのような気がします。

 まだまだ、室内でトイレ設置をしない飼い方をしている人も多いです。その一方で野良猫に自費で10万円以上のお金を掛けて避妊去勢をして外猫としてエサやりをしている人もいます。今いる命を一代限りの命として面倒をみようということです。ですが、結局知識の無い人たちがいる限りいたちごっこになってしまいます。

 そんなの保健所にやっちゃえばいいでしょとか、子猫は生まれたら目が開かないうちにビニール袋に入れて殺せばいいんだよとか、川に流してくるとか
それらはまだまだ普通に行われているようです。

 そういうことに心を痛めている人ばかりがその無責任な人たちの尻拭いをしてさらに誹謗中傷されるような世の中にも疑問を感じますね。ちなみにそういうことに気付くのはすでにちんと猫を飼っている人が多く、我が家を含めて、わかってはいるけれどそういう猫全部を自分の家で飼育出来ないという方が多いです。多くの方は今出来る最善の方法を模索しているのです。

 一昨年の事件のように無制限に増えた猫2か所で30匹余りを保健所に引き取ってもらい地域がすっきりしてキレイになったと笑顔でいられる神経がわかりません。少なくともわたしの中では今でもあの猫たちの姿が頭に浮かぶし、それが健全な社会だとは思えません。