雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

なんで私が・・・。

2015-01-28 07:18:41 | 日記
 地区の役員選考、現実的に仕事をしている人には厳しいかもしれませんが、やはりそれは言い訳?ではないだろうかと思うことがあります。

 根底にあるのはなんで私が…という思いではないでしょうか。

 役員なんかしたら損するとか、出しゃばってみられるとかいうこととか。

 自分はそういうことには関わらない、関係ない、自分がやらなくても別に何も変わらない、変えられない、という根底にある考えなのか。




 昨日、NHKで吉野弘さんの詩を紹介していましたが、その中の「夕焼け」という詩すごく共感する部分がありました。

 少女が電車の中で、お年寄りに何度も席を譲るのですが3度目は譲れずに小さな心で葛藤している様子を詩にしたものですが、

 その中の一文

     やさしい心の持ち主は

     他人のつらさを自分のつらさのように

     感じるから


地区の将来を案じている人もいれば、自分には関係ないと思っている人も大勢います。優しい人や、真剣に考えている人だけが苦しみ、傷つくということを感じて欲しいと思います。そうは言っても関われないというのは言い訳です。どんな形でも気持ちがあれば関われます。力になれます。

 私だって時々すべてを投げ出してくなるのです。

 なぜ、こんなことしているのだろう、地域の将来なんて私が心配したってどうにもならないことだし、現に住人のほとんどが何も心配していないじゃないか。と、考えると本当に苦しくなってきます。

 子猫の世話をしながらも思う、誰もこの子猫が死んでも気にも止めないだろうし、困らない、むしろせいせいしたというかもしれない、と。

夕べ、いろんなことで心が疲れていたときにテレビでこの詩に出会って、涙が溢れてしまいました。