こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[てんこもり]

2018-03-11 20:12:35 | アナウンサー教室
はじめまして。2018年春、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[てんこもり]

朝、眠気まなこで目覚まし時計を見ると、8時30分。二度寝をして気持ちよく目がさめましたが、予定時間をすっかりすぎていました。いつもなら家をでている時間です。

今日は、週に一回のアナウンサー教室です。教室に到着すると、男子学生が二名、起立をして発声練習をしていました。私は、今日の課題をまだし上げていないので、ドキドキしながら発声練習を始めました。あと5分で授業となり、となりのKさんに、
「今日の課題、何にしました?」
と聞いてみました。彼女も、
「お菓子にしたのですが、練習できてなくて。」
するとその奥のOさんが
「それ来週ですよ。」
Kさんと一緒に、ほっとしました。

今日の課題は、パネル中継です。配布される写真をみて、写真の近くにいる設定で中継をするというものです。写真の中のことは、自分で設定します。私は今回も中盤でした。私の写真は、紅葉している山に細い道があり、そこを登山客が歩いている写真でした。現場は箱根仙石原にしました。紅葉の描写、今日の天候。後半に、ハイキングにきた老夫婦のインタビュー、紅葉狩りの語源。1分なのに、内容が、てんこもりです。発表では、手が震えてしまいました。先生からの指導では、欠点として、内容をもりこみすぎ。早口。この登山コースを体感した感想を入れる。良い点は、滑舌、声の大きさがよいでした。

一通り発表が終わると、二枚目です。今の写真のリベンジをする人、チェンジをする人にわかれました。私はチェンジをしました。今回は、右側にカメラを持った観客が大勢おり、前方にレーシングカーが止まっている写真です。設定は、F1ファン感謝デーとしました。うだるような暑さの中、F1カ―にふれることのできるイベント。抽選で20名が試乗できる。そして私が試乗したことを中継しました。先生からは、全体的にはよくまとまっていますが、試乗のスピードが表現されていたらもっとよかった、とのことでした。確かにそうです。私はF1の時速が分からないので、それを省略しました。しかし、「レースと同じ速度です。」「レースより遅くしています。」という表現ができたはずです。頭が固いと発想できないです。
今回は通常クラスで、いつものメンバーがいる中での発表ですが、1回目の発表の後は手の震えが止まりませんでした。蚤の心臓。自分の度胸のなさに愕然としました。

次回はもっと緊張する収録です。落ちついてできるように、課題をもう一度に練り直しします。

[一文を短く]

2018-03-04 20:56:56 | アナウンサー教室
はじめまして。2018年春、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[一文を短く]

4人でディベートをしました。5分間。フリートークする「お題」は、開始直前に伝えられます。

概要だけを最初に先生から伝えられました。半年前から通っているアナウンサー教室の授業です。滑舌よく授業をするために、通っているのですが、後半の授業は、毎回ドキドキすることばかりです。

今日は生徒が全員で10名。少ないです。この10名を4人、3人、3人というグループ分けをします。今日は真ん中に発表でした。生徒たちみつめる机の正面に横一列に座り、前にカメラ撮影する方が座ります。そして、タイマ―をセットします。5分。

私達は3人チームでした。緊張を外に見せないようにしていますが、私は手に汗をかいています。「お題」は、
「タイムマシーンを使用して、どんなことを実況したいでしょうか?」
「タイムマシーン?」最初のグループは「好きなテレビ番組」につていの「お題」でした。私達は、想像をしてこたえる問題です。
私は口火を切って、
「私が生まれた時の母のお産を実況したいです。」
と言いました。隣の方が
「誰に見せたいですか?」
「息子達にみせたいです。」
しかし、人をひきつける話しではないです。
グループトークはもりあがりをみせず、「恐竜の時代を実況したい」「未来の環境をみたい」
などと続き、5分になりました。

全員の収録がおわると、大画面で映像を確認します。他のグループの意見、発表者の意見、先生の意見と続きます。私は、自分の映像をみて、姿勢の悪さ、ジャスチャーの多さ、表情の硬さを感じました。私のグループは、もっと元気よく明るくという指摘を受けました。

二回目の「お題」は、「どんな番組をつくりたいか」です。最初に私以外の二人が答えます。今回与えられた時間は3分。二人が応え終わった時点で2分30秒。私は「私は話す時間がない」と焦ってしまいました。それでも
「大学で美術史を学んでいたので、街にあふれるオブジェの写真を集めた番組をしたい」
と言いました。そこで終了。

先生から、私のグループは三人とも前起きが長いと言われました。確かに。
「オブジェの番組を作りたいです。」と言えば、他の二人が質問してくるので、それでトークをする。語順を変えて、人をひきつけるとよい、というアドバイスでした。

グループトーク、本当に難しいです。先生からは、授業の内容だけでなく、周りに気を使える人になるようにというお話がありました。それは、トークを始める前の準備、撮影スタッフの方への気配りなど、日頃からこまかいことに目をむけていないといきなりはできない。現場だけでできない所をアナウンサーの試験官はみているそうです。
1 声を大きく
2 一文を短く
3 滑舌よく
この三つをしていくと、口の動きも表情も変わっていきます。そして、「とか」「じゃないですか」「みたいな」のような若者言葉を使用しないように普段から気をつける。私は、若者言葉を使うことはありませんが、「ら」抜き言葉を使っていました。「見られる」を「見られる」と言ったのです。これは、授業をする時も気をつけていきたいです。

[テンションがあがるとき]

2018-02-24 19:24:55 | アナウンサー教室
はじめまして。2018年春、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[テンションのあがるとき]

テンションの上がる時、いつですか?

昨日は、アナウンサー教室を振り替えて授業に参加しました。内容はスポーツニュースを読むというものでした。生徒みんな、楽しく、テンション高くと先生に言われているのですが、なかなかテンションがあがりません。そこで、先生が生徒数人にこんなことを聞きました。

ある女生徒は、アルバイトで昇格したそうです。カフェでアルバイトしているそうですが、そこで昇給しました。自給もあがるそうです。それでも、元々感情を外に出すのが苦手だそうで、昇給した時の気持ちになって読んでください、と言われた後も、その前とそれほどかわりませんでした。

ある男子生徒は、成人式のくじ引きで、2000人の中で2位になり、劇団四季の鑑賞券一万円分が当たったそうです。そのときを思い出して読んでくださいと言われます。彼は、少しテンションがあがっていました。

「声に表情がでるといいですね。」
とおっしゃいました。「声の表情」本当に難しいです。私はいつも「暗い」と先生から言われます。ニュースを読んでも、堅すぎです。私を知っている方は想像もできないでしょうが、あがりしょうなのかもしれません。

女子スケート先週の宮原知子選手は、とてもシャイなのでボイストレーニングをしたそうです。インタビューの声が小さいことをなおしたかったそうです。意識して話しをする、読む練習をする、そうすれば克服できることなのかもしれません。

私は質問されませんでしたが、私はどんな時にテンションがあがるでしょうか?はやり食べ物です。今日は、北海道フェア―で近くのデパートで「ロイズ」のチョコを販売していました。仕事帰りにたちより、購入しました。忘れないように、チョコ販売が書いている広告もカバンにしのばせておりました。私のテンションがあがるのは、美味しいお菓子を食べている時です。次回明るく原稿を伝えるときは、「ロイズ」の食感を思い出すことにします。

▲ロイズ・ポテトチップチョコレート
キャラメル


▲ロイズ・生チョコレート
マイルドカカオ


▲ロイズ・ポテトチップチョコレート
ホワイトチョコ

[話し癖]

2018-02-18 19:40:13 | アナウンサー教室
はじめまして。2018年春、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[話し癖]

話し癖というものがあります。今日は自分の話し癖に驚きました。毎週日曜はアナウンサー教室です。今朝は、体調がよく早めに家をでました。そのせいか、教室には一番乗りです。咳がすこし苦しかったですが、1週間ぶりの発声練習をしました。30分前には教室で練習ができるのですが、日曜日は午前中のクラスなので声がなかなかでません。しばらくして、他の生徒が沢山やってきました。段々と活気がでてくる教室で、それぞれに練習をしました。

今回の課題は「新聞紹介」です。東京都の公立小学校でアルマーニの制服を導入したという記事の説明でした。本日も中盤に順番がまわってきました。今回は、想定がなかなかできません。そして、いつもよりも緊張していました。私の順番になり、文章のつなぎや言葉が詰まったときに「えー」を連呼していたようです。発表の後に、クラスの方から評価していただくのですがそこでも「えー」を指摘されました。不思議なもので、みんなの前に出て発表しているときは「えー」を連呼している意識はありませんでした。癖というものは、人から指摘されないと気がつかないものです。そして、先生から秘儀を伝授されました。文章と文章をつなぐ接続詞を沢山用意しておくとよいということ。それと、2秒までは黙っていても大丈夫とのことです。しかし3秒無音は放送事故になってしまうそうです。2秒と3秒。時間感覚を身につけることも大切なのだと実感しました。そしてその合間に、自分の意見をいれていくそうです。それも、自分の主張ばかりを多く時間をとるのではく、そのさじ加減も難しいのです。

しかし、新聞紹介はとても難しいと感じました。先生は、テレビの放送で新聞紹介をみると勉強になると言っていました。どのあたりまでくだけて、どの辺りまでは真面目につたえているか、そういう細部を見てみるといいそうです。

アナンサーの試験では、新聞紹介・パネル描写・写真描写・映像描写はよくあります。そいったものは、時事ネタとからめて出題されることが多いそうです。普段からニュースを見る、新聞を読み出題の意図を読み取ることも必要になります。アナンサーの試験は、難しいと実感しました。

本来はもう一枚新聞記事を授業で取り上げる予定だったそうです。その記事をいただいたので、家で時間を計り録音をして「えー」をへらして的確に伝える練習をしようと思いました。



[先陣]

2018-02-05 19:43:37 | アナウンサー教室
はじめまして。2018年春、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[先陣]

昨日はアナウンサー教室でした。発展クラスになり、基礎クラスの教室ではなく、少し広い教室になりました。以前は、左奥の席に座っていましたが、なぜか発展クラスになってから、その席に座っている生徒さんがいるので(別にどこに座ってもいいのですが)右奥に座っています。座席も指定席のようなものがあり、そこに座らないと落ちつかないのですが、右奥の席が指定席になりつつあります。

さて、今回の先生、私が心の中で「え」の先生と呼んでいる男性の先生です。何故「え」の先生なのか?それは、基礎クラスのときに、「え」の発音ができずに一次試験は全部落ち、「え」の練習をして補欠でアナウンサーになったという話しをしてくださったからです。アナウンサーの発声で「え」は口を横に開くのではなく、縦に開きます。それがなかなかできませんでした。「え」の先生のお話を聞いてから、毎晩お風呂で口を縦に大きくひらき「え」の練習をしました。うまくなっているかわかりませんが、以前よりはいいと思っています。

今回の授業は、ナレーションでした。「え」の先生が、
「少し練習したいよね。それでは、3分間練習してください。」
とおっしゃりました。この時間です。私の葛藤。教室は静まりかえっています。早く音読しないと、練習時間が終わってしまいます。この日曜日のクラスは控え目な生徒ばかりです。ここは、私が一番に声をださないといけない。さて、声をだしましょう!頑張れ自分。

すると、声がうわずって、棒読みになりました。
「最初に読んでくれるのはいいけど、もう少し感情をこめて。」
「え」の先生が笑いながら、私の心中を察してくれているように語りかけてくださいました。この教室に通うようになり、振り切って何かをすること、先陣をきって何かをすることを学んでいます。だんだん、怖いものがなくなってきました。

最初にやった教材は番組宣伝なので、元気よく大きな声でいつものように発声しました。しかし、途中、俳優さんと女優さんの名前を言うときはトーンを変え、また元気に、などの指導がありました。私は俳優さんの行を読む時に、声のボリュームを落としてしまい、何度かやり直しをしました。二回目に練習したのは、テキスト年間購読のお誘いです。原稿の中に電話番号があり。「7777」7が4つ続きました。私は苦手なので、声出し練習でゆっくり読むようにしました。順番に発表があり、なんとか苦手を隠すことができました。他の生徒さんで、7777が苦手な方が数名いました。彼女達の声を聞いていて、「ナナナナーナナナナー」とジョイマンが頭に浮かんできて、笑うのをこらえるのが必死でした。最後は環境特番の告知なので、声を抑えての課題です。いつもは大きな声でやっているので、声を抑えるのは難しかったです。声を落とす課題で実力を発揮する生徒さんも多くいました。

以前から興味のあったナレーション。今回の授業を受けて、アナウンサー教室が終了したら、こちらには進みたいと強く思うようになりました。せっせと働いて資金を集めようと思います。