こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

【泣ける】

2019-05-31 19:13:55 | 起業仲間
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分神明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

6・7月無料体験
16時~残り3名
17時~残り6名
18時~残り5名
6月11日(火)
6月25日(火)
7月9日(火) 
7月23日(火)
16:00~19:00

ホームページからご連絡ください
フェイスブックでつながっている方は
メッセンジャーからどうぞ
こくごレストランホームページ
または、インスタグラムのメッセージ
フェイスブックから
https://www.kokugoresutoran.com
申し込みはこちらからおねがいします。

紙芝居イベントでも申し込みできます。

こくご食堂今日のお話は
【泣ける】

泣けます。
二子新地!

二子新地とのご縁は、今から1年前。真夏に開催される高津区民祭りとベジ&アートフェスの同時開催で二子神社紙芝居させていただいた時からです。

去年の夏もとても暑い日でした。

イベントのチラシ配布で訪れた、改装中の駄菓子木村さん。そこで、
「紙芝居をやらせてください。」
と言ってみました。理解してくださった木村さん。そして二子新地ライフがスタートしたのです。そして、国語作文教室IN川崎こくごレストランのチラシを置いていただいいます。(現在は無くなっている状況です。第四水曜日にお持ちします)

そして、その木村さんのスペースでカフェメイズダイナーさんがイベントをするということで参加したのが、中庭マルシェ。その日から、メイズダイナーのオーナーまやこさんと仲良くしていただいています。

メイズダイナー
https://www.facebook.com/MaysDiner/


メイズダイナーのトイレの正面ミラー前に名刺の棚がありました。
「ここに、名刺って置いていただけるのですか?」
「いいよ」
まやこさんが、国語作文教室IN川崎こくごレストランの名刺はここに置いていただいています。二子新地方は、是非のぞいてみてください。


▲二子新地カフェメイズダイナー
名刺置いてあります!



そして、フェイスブックでは遠巻きに知り合いだった、二子新地の美容室ヘイズさん。前回、「二子新地盛り上げ隊」活動でもニアミスになりました。フェイスブックでは、いつもカッコイイ女性のショートカットを見ており、
「この方に切っていただければ、この癖っ毛もどうにかなるだろうか?」
というチャレンジから、カットの予約をしました。身分を明かさずに。(たいそうな身分ではありませんが。)
店に着くと、
「あ、やっぱり」
名前でばれていたようでした。ヘイズさんにも、沢山の名刺やチラシがありました。そこで、
「ここに名刺を置いていただけないでしょうか?」
とずうずうしく伺ってみると、
「いいですよ。」
とても明るく言っていただきました。

ヘイズ
http://hayshairmake.jp/access/584/<

それでも、ヘイズさんに名刺を置きに行く時間がなく、水曜日の紙芝居の日、ヘイズさんは定休日でした。水曜日にそれを知らず大量の名刺を持っていき、残念だったというむねを話していると、メイズダイナーのまやこさんが
「私が預かってあげるよ。」
と、とても明るく爽やかに言ってくださいました。うれしい。

そして、まやこさんに依頼してから数日後。そうだ、ヘイズさんに連絡しておかなければと、メッセージを送ると、名刺を置いてくださった写真を送っていただきました。

▲名刺を置いていただきました。
それも先頭!


なんでしょう。泣けてくるではありませんか!二子新地の面々!
こんな暖かい街。二子新地。

是非みなさんも遊びに来てください。



★二子新地
駄菓子木村屋さん
第二第四水曜日
6月12日(水)
6月26日(水)
15時~18時
オリジナル紙芝居です!

▲あねシリーズ
待望の4!
「あね4」


★7月7日
第8回ニッポン全国街頭紙芝居全国大会


インスタグラムmasasayama
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【イチゴ大福とタケノコ】

2019-05-30 19:19:19 | 生徒
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分神明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

6・7月無料体験
16時~残り3名
17時~残り6名
18時~残り5名
6月11日(火)
6月25日(火)
7月9日(火) 
7月23日(火)
16:00~19:00

ホームページからご連絡ください
フェイスブックでつながっている方は
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こくご食堂今日のお話は
【イチゴ大福とたけのこ】

私の生徒には、いつもびっくりさせられます。

火曜日は、毎月一回、去年の秋から通ってくれている生徒の授業がある日です。

毎月一回なので、授業では新しい話題が多いです。特に今月は10連休があったので、そのお話になりました。

「10連休、何かありましたか?」

この言葉で、3年生の生徒瞳の奥がきらりと光ました。
「そうだ、おばあちゃんちにいった。」

よく話題に登る、お母様のご実家に行ってきたようです。

「そこでね、イチゴ大福を作ったの?」
「え!作ったの?イチゴ大福を?」
「そうだよ。おばあちゃんは、パンも作るしね。」
とてもうれしそうです。

そして、毎回使用している線のない自由帳に描いてもらいました。
まずは、皮を広げる。ここで注意するのは、粉をつけること
「そうしないと、切れてしまう。やわらかいから」
そして、上にあんこをのせる
「それって、つぶあん?こしあん?」
「つぶはなかったな。だから、こしあん」
その上にイチゴをのせます。
「どのくらいの大きさ」
「こくれくらい」
生徒の表現するイチゴのサイズが大きいこと。
「すごいね。そんなに大きいイチゴなの?」
「あれ、違ったかな。」
ここで、二人で大笑いになりました。なんだかとても楽しくなってきました。
それから、皮を閉じます。
「何回で食べるのかな?ふたくちくらい?」
「うん。いや大きいから、「さんくち」かな。」

とても素敵な体験です。作る過程は、とても楽しいものです。
「妹は、イチゴだけ食べていたけどね。」

「それからね。たけのこ掘りしたの。」
「え・・・・」
「おじいちゃんがね・・・」
ここからは、席を立ってジェスチャーです。
説明によると、葉っぱや土に隠れているとても小さいタケノコの先をみつけます。これはおじい様がみつけてくれるそうです。そのまわりにある、葉っぱや土をそっとどけます。持っている道具はカマです。
「それでね。地下茎がすごいわけ。」
ここから、地下茎がどれだけ入り組んでいるのか、描いてくれました。

かなり入り組んだ地下茎をカマで切り、やっと取り出したタケノコは小さめでした。

授業が終わり、お母様にお話をすると、その時の写真を見せてくれました。イチゴ大福を作る様子。イチゴ大福は、想像よりも大きくて、とても「さんくち」で食べられるサイズではありませんでした。そしてたけのこ掘りで、披露困憊している姿の動画も。彼の話から想像してた通りでした。

この素敵な体験を、臨場感あふれる文章にすることができるような気がしました。これだけ、嬉しそうに語る体験は、文章で記録に残したいです。これは、来月以降に取り組みます。

しかし、来月までに運動会という大きなイベントがあります。この生徒は、来月はどんな表現をしてくれるのでしょうか?そして来月から3年生の生徒がもう一人増えます。二人の授業はどういう展開になっていくのか?とても楽しみです。


▲授業の最後に取り組む
カードゲーム
今回、私は完敗です
悔しい!
次回はリベンジです!



★二子新地
駄菓子木村屋さん
第二第四水曜日
6月12日(水)
6月26日(水)
7月10日(水)
7月24一(水)
15時~18時

▲木村さんのお母さんは
いつも紙芝居をPRしてくれます
「駄菓子はにげないから、紙芝居みて」


★7月7日
第8回ニッポン全国街頭紙芝居全国大会
チャレンジ部門で参加します
ドキドキです


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【昨日は】

2019-05-29 18:57:37 | 勉強のやり方
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分神明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

6・7月無料体験
16時~残り3名
17時~残り6名
18時~残り5名
6月11日(火)
6月25日(火)
7月9日(火) 
7月23日(火)
16:00~19:00

ホームページからご連絡ください
フェイスブックでつながっている方は
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こくご食堂今日のお話は
【火曜日は】

火曜日は、体験授業でした。


▲準備した教室


3名のお子さんとご家族の方が参加してくださいました。

まずは、配布したA4の用紙に名前を書いてもらいました。
「文字は丁寧に書いてください。」
二年生が2名、3年生が1名、全員男子でした。

ここで、注目しているのは、文字の美しさではありません。
「丁寧に書いてください。」
という言葉にどれだけ反応してもらえるかです。

「文字の美しさは見ていません。丁寧がどうかですよ。」
用紙は線がなく、真っ白です。そこに、文字の大きさの指定なく文字を書くのはとても難しいことです。大きめに書くお子さん、小さく書くお子さん。これも個性です。

今回の生徒さんは、それぞれとてもいい文字を書いていました。
いい文字とは・・・
1 一定の濃さで書かれている
2 とても丁寧に書いている
3 とめ、はね、はらいで書いている

1 濃い文字で書くお子さんは、薄くするのは簡単なのですが、その反対はなかなか難しいです。3 とめ、はね、はらいを理解していないお子さんには、その説明からします。徐々に慣れて書けるようになりますが、意識しないとできません。「はね」を教えると、なんでもかんでも「はね」を書く場合もあるくらいです。これは、中学受験や高校受験ではとても厳しく採点されます。

そして、恒例の自己紹介です。
今回は、
1 名前
2 小学校(学年とクラス)
3 雨または6月といって思い浮かべる物

お家のかた、他のお子さんが見守るなか、前に立ってひとりずつ発表します。最初はもじもじしていたり、机によりかかったりするお子さんもいました。二回目、三回目になると慣れてきて、しっかり発表していました。

辞書で言葉をしらべてみて、その意味を順番に読んでみます。それから、最後は、ゲームの時間です。

今回はお家の方(妹さん含む)とお子さん全員で、百人一首の「坊主めくり」をしました。

参加したご父兄に、聞いてみました。
「この塾を知ったのは、何からでしょうか?」
「ホームページです。ふらっと武蔵新城・ふらっと溝の口に登録をしていて、そこからホームページを見ました。」

こんなに嬉しいことはありません。ふらっと武蔵新城・ふらっと溝の口に登録させていただき、ありがとうございました。感謝です。

フェイスブックの投稿から体験授業を受けていただくのは、初めてです。

帰るときに、すっかり忘れていたことをお伝えしました。
「この教室、映画万引き家族の撮影現場だったのですよ。」
武蔵中原の新名所ですよね。毎回宣伝しようと思って、忘れていることでした。

このブログを読んでくださっている方で、国語作文教室IN川崎こくごレストランの授業に興味がありましたら、是非体験授業を!申し込みは「こくごレストランホームページ」よりお願いたします。
国語作文教室in川崎
こくごレストランHP
https://www.kokugoresutoran.com
">
https://www.kokugoresutoran.com




★二子新地
駄菓子木村屋さん
第二第四水曜日
6月12日(水)
6月26日(水)
15時~18時まで

▲一部のコアなファンの間で注目されています
「あね」シリーズ
待望の4作品目
できあがりました!


★7月7日
第8回ニッポン全国街頭紙芝居全国大会
去年はお客さんでした。
今年はチャレンジ部門で参加します


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https://www.kokugoresutoran.com


【やさしいポスター】

2019-05-28 19:04:04 | COOLJAPAN
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分神明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

6・7月無料体験
16時~残り3名
17時~残り6名
18時~残り5名
6月11日(火)
6月25日(火)
7月9日(火) 
7月23日(火)
16:00~19:00

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こくご食堂今日のお話は
【やさしいポスター】

ツバメの季節です。

去年、伯母の住んでいる所の近くにツバメの巣がありました。
ツバメの巣は、人通りの多いところに作ります。そこは、活気があり、風の通りもよく風水的に優れている場所だそうです。ツバメの巣を作られた家は、繁栄すると言われています。

5月に入って、実家近くで一つ。武蔵中原で二つ、ツバメの巣をみつけました。武蔵中原では、中原工房の入り口に二つあったのですが、きっと風水的にもいい立地なのでしょう。実家の近くで見つけた場所は、私が幼い頃、毎年巣を作っていた場所ととても近いのです。建物は変わったのですが、ツバメはそれを理解しているのかもしれません。

さて、そんなツバメ。かわいいけど、いいことばかりではありません。

フンをするのです。それもかなりの量。

一説には、ツバメはフンをするからそれを掃除する。そうすると、幸運が訪れる。さらに、ツバメがいると火の元に注意する(ツバメを大切にするため)ので、火事にならないとも言われているそうです。

ツバメがいることで、唯一よくないことは、フンをすることなのでしょう。

そしてそのフンとどう付き合うか?

それが、このポスターです。

▲ツバメの落としものに
気をつけましょう。


これは、北鎌倉にある円覚寺にあったものです。肉眼でツバメの巣を発見することはできませんでした。しかし、確実にツバメはいました。どこかに巣があるのですね。

そしてそのツバメのフンについて、「落し物」という表現をしています。なんだか素敵ですよね。

しかし、頭上にぽっちゃり「落し物」を受けたら、素敵なんて言っていられないでしょう。

日本語って、面白いですね。
「フンに注意」
と書いてあったら、せっかくの参拝が悲しくなりますよね。

そうでなくても、鎌倉には、
「とんびに注意」
をいうストレートなポスターもあります。今話題の食べ歩きをすると、小町通りあたりでもトンビにさらわれることがあるのでしょうか?
そうそう、ツバメの巣。
巣で育児をしているツバメの巣を壊すと、1年以下の懲役または100万円以下の罰金になる可能性があるそうです。これは「鳥獣保護法第八条」で禁止されています。

▲去年、伯母の家の近くにあった
ツバメの巣




▲国語作文教室IN川崎
こくごレストラン
神明神社教室



★二子新地
駄菓子木村屋さん
第二第四水曜日
6月12日(水)
6月26日(水)
15時~18時

▲王禅寺
ベジ&アートフェスにて
2018年


★7月7日
第8回ニッポン全国街頭紙芝居全国大会
去年ここで、紙芝居をやることを決めました
そして今年はその舞台に!
チャレンジ部門で参加です


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こくごレストラン
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国語作文教室in川崎
こくごレストランHP
https://www.kokugoresutoran.com

【ここでも・・・】

2019-05-27 19:00:00 | COOLJAPAN
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分神明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

5・6月無料体験
5月28日(火)
16時~残り3名
17時~残り6名
18時~残り5名
6月11日(火)
6月25日(火)
16:00~19:00

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こくご食堂今日のお話は
【ここでも・・・】

まさか、ここでも。ということがわかりました。

土曜日は、等々力にある市民ミュージアムにいました。
ここ数日、川崎の民話を読んでいます。すると、この市民ミュージアムの常設が大好きです。

今回意外な共通点をみつけました。

それは、このどんと焼きの時に作られる、かまくらのような建物です。
さて、問題はこの裏にあったこれです。

▲どんと焼きの小屋の前の
繭玉


これは繭玉といいます。

川崎の民話にも時々でてきます。この繭玉の話は、つい最近母から聞いた話そのものです。

「どんと焼きの前には、棒に差した三色団子を作るのよ。」
その時は、そうなんだ。と聞いていました。
「繭玉って、どのくらいの大きさ?何色?」
「ピンクとかあったね。食紅で色つけたかな。繭玉より少し大きいくらいね。」

市民ミュージアムにある、どんと焼きの小屋の外には、まさにその通りのものがありました。

常設展をみていると、養蚕をしている記録がありました。これは!
母の実家は群馬県。ここには、蚕の生育を遅らせるために、保存していた「氷室」という自然の冷蔵庫があります。今では、世界遺産になっています。群馬の養蚕は有名です。川崎でも養蚕があり、どんと焼きで繭玉を作っているとは。なんだかご縁を感じます。

そして、母の話を聞いていてよかった。これが、繭玉だと知らずにいたら、すっと通りすぎてしまうだけです。実際、去年の夏に来たときは、ここでは立ち止りませんでした。

展示室を進むと、武蔵中原や武蔵小杉地域は、荘園で、その後は天領になって行ったという記録がありました。天領ということは、作った作物を作った者が食べていたわけではありません。ほとんど税金で搾取されていたのでしょう。

民話を読み進めていると、川崎には鎌倉時代の民話があります。源頼朝や、義経と弁慶の逸話もあるのです。それは、鎌倉時代の街道が川崎を通っていたからです。そして当然関所もありました。関所にまつわる民話もありました。

東海道や大山街道は、江戸時代以降栄えていったイメージでしが、鎌倉時代に街道があったとは。

もっとさかのぼると、奈良の大仏造営に尽力した行基というお坊さんまででてきます。もっとさかのぼると、歴代天皇も登場するのです。まさか・・と思う展開です。

民話の世界では、それが事実であるとかそうでないとかという問題はナンセンスです。歴史の授業でならった人物たちが、身近な地域の物語になっていることが面白いのです。そこから歴史が楽しく学習できるようになると思います。

中学生に歴史を教えていた頃に知っていたかった話が沢山あります。これから、おこさんから大人の方まで、川崎の民話や民俗学を楽しんでいただこうと思います。




★二子新地
駄菓子木村屋さん
第二第四水曜日
6月12日(水)
6月26日(水)
15時~18時

▲川崎市宮前区
農園フェスにて


★7月7日
第8回ニッポン全国街頭紙芝居全国大会
チャレンジ部門で参加です!


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