はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩5分、大戸神社・武蔵中原駅徒歩15分新明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。
○7月・8月は、塾の無料体験はお休みします。
9月無料体験
9月11日(火)
16:00~1年生残席6名
17:00~2年生残席6名
18:00~3年生残席5名
この3年生の18時からで、ご予約いただきました。各回6名です。
9月25日(火)
16:00~1年生残席6名
17:00~2年生残席6名
18:00~3年生残席6名
こくごレストランホームページ
https://www.kokugoresutoran.com
申し込みはこちらからおねがいします。
紙芝居イベントでも申し込みできます。
こくご食堂今日のお話は
【どう読むか?】
久しぶりに小説を読みました。
インスタグラムmasasayama
こくごレストラン
紙芝居紹介
https://www.instagram.com/masasayama/?hl=ja
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国語作文教室in川崎
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9月無料体験
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この3年生の18時からで、ご予約いただきました。各回6名です。
9月25日(火)
16:00~1年生残席6名
17:00~2年生残席6名
18:00~3年生残席6名
こくごレストランホームページ
https://www.kokugoresutoran.com
申し込みはこちらからおねがいします。
紙芝居イベントでも申し込みできます。
こくご食堂今日のお話は
【どう読むか?】
久しぶりに小説を読みました。
▲鏡の孤城
辻村深月
ポプラ社
辻村深月
ポプラ社
この本は、ビブリオバトルという本を紹介するイベントで大学生・高校生が紹介していた小説です。
興味がありましたが、自分から購入する気持ちにはなれず離れていた本でした。
そしてビブリオバトルから半年たったある日。包装紙に包まれた四角いプレゼントが、私のテーブルの席にありました。小説好きの次男からプレゼントされました。
「読みたいって、言っていたよね。」
ビブリオバトルから帰宅して、興奮して話をした日を思い出しました。その会話を覚えていてくれたようです。そして、何より本を息子から贈られる日が来るとは・・・感慨深いです。
何度もブログで触れていますが、ビジネス書やノンフィクションしか読まない長男と小説しか読まない次男。私は両方を読むので、よく本の話をします。今回次男は自分のお薦めの本ではなく、読みたがっていたからという理由でこの本をセレクトしたようです。
5月には、読んでいたビジネス書などが沢山あり、後回しになっていたこの本。やっと夏休みの後半になり読むこととしました。
なんらかの理由があり学校に通うことをやめている生徒達が主人公です。学校に通えなくなっている生徒の数は、その親の世代より多くなっています。小説の題材になることも多いです。
学校にいかなくなるという話なら、子供が読むものだと思うかもしれません。しかしそうでしょうか?会社に行けなくなる場合もあります。パート先に行くのが、嫌なときもあります。人間関係で心が折れてしまうのは、子供だけではない。本を読み進めていると、自分を投影する相手がコロコロ変化します。始めは、学校にいけなくなった少女。次は、その母親。それから、逆に少女をいじめている友達。いじめている友達に何も言えない友達。感情移入する人物が変化すると、作品の見え方も違ってきます。
そんな読者の感情を無視するように、ストーリーは進みます。作者が残したヒントが、少しずつ線になっていきます。そして最後は、つながった。手持ちのピースを最後に一ついれ完成した、パズルのような達成感。
鏡の中に入るなど、あまりにも現実から離れているような設定は苦手なのですが、物語が成立するためには、必要な表現でした。そして、途中から鏡と現実世界をいったりきたりすることが普通に感じられました。
2018年度本屋大賞を受賞しているこの本。だから避けているという人がいるかもしれません。それは、もったいない。偏見をふりはらって読んでみてください。
興味がありましたが、自分から購入する気持ちにはなれず離れていた本でした。
そしてビブリオバトルから半年たったある日。包装紙に包まれた四角いプレゼントが、私のテーブルの席にありました。小説好きの次男からプレゼントされました。
「読みたいって、言っていたよね。」
ビブリオバトルから帰宅して、興奮して話をした日を思い出しました。その会話を覚えていてくれたようです。そして、何より本を息子から贈られる日が来るとは・・・感慨深いです。
何度もブログで触れていますが、ビジネス書やノンフィクションしか読まない長男と小説しか読まない次男。私は両方を読むので、よく本の話をします。今回次男は自分のお薦めの本ではなく、読みたがっていたからという理由でこの本をセレクトしたようです。
5月には、読んでいたビジネス書などが沢山あり、後回しになっていたこの本。やっと夏休みの後半になり読むこととしました。
なんらかの理由があり学校に通うことをやめている生徒達が主人公です。学校に通えなくなっている生徒の数は、その親の世代より多くなっています。小説の題材になることも多いです。
学校にいかなくなるという話なら、子供が読むものだと思うかもしれません。しかしそうでしょうか?会社に行けなくなる場合もあります。パート先に行くのが、嫌なときもあります。人間関係で心が折れてしまうのは、子供だけではない。本を読み進めていると、自分を投影する相手がコロコロ変化します。始めは、学校にいけなくなった少女。次は、その母親。それから、逆に少女をいじめている友達。いじめている友達に何も言えない友達。感情移入する人物が変化すると、作品の見え方も違ってきます。
そんな読者の感情を無視するように、ストーリーは進みます。作者が残したヒントが、少しずつ線になっていきます。そして最後は、つながった。手持ちのピースを最後に一ついれ完成した、パズルのような達成感。
鏡の中に入るなど、あまりにも現実から離れているような設定は苦手なのですが、物語が成立するためには、必要な表現でした。そして、途中から鏡と現実世界をいったりきたりすることが普通に感じられました。
2018年度本屋大賞を受賞しているこの本。だから避けているという人がいるかもしれません。それは、もったいない。偏見をふりはらって読んでみてください。
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