はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分新明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。
12月無料体験
12月4日(火)
16:00~1年生、2年生残席6名
17:00~2年生、3年生残席5名
12月16日(火)
16:00~1年生、2年生残席6名
17:00~2年生、3年生残席6名
18:00~3年生以上残席6名
学年は設定してありますが、予約状況で対応できます。
ホームページからご連絡ください
こくごレストランホームページ
https://www.kokugoresutoran.com
申し込みはこちらからおねがいします。
紙芝居イベントでも申し込みできます。
こくご食堂、今日のお話は
【子供の感性】
昨日の国語作文教室IN川崎こくごレストランには、体験授業の生徒がきました。
▲体験授業をまつ教室
生徒さんが百人一首が好きということで
以前使っていたカードを準備
3年生の女の子です。毎月常連として通っている「ほっこりカフェ」。「ほっこりカフェ」では、無料で紙芝居をしています。カフェの方の御好意で、好きな時間に行って偶然そこにいた方に紙芝居を披露しているのです。今年の夏休みに、姉妹で来店して、私の紙芝居を聞いてくれたお子さんです。
その時も、紙芝居のお話にグッと入ってきている雰囲気が、「ただものではない」と思っていました。
授業を開始すると、その本領が発揮されました。
毎回体験授業では、自己紹介をしています。まず私が見本をみせます。
「こんにちは。笹山麻美です。クラスはありません。好きなことはお風呂に入ることです。スーパー銭湯に行くことが大好きです。ありがとうございました。」
そして、Hちゃんの番です。
「こんにちは。○○です。3年○組です。好きなことは、○○です。ありがとうございました。」
▲発表をしているHちゃん
Hちゃんのすごいところは、言葉によどみがない、目線はしっかりこちらをみている。自分の言葉でしっかり話している。素晴らしい。今回は、私と一緒に来た御家族だけです。これが大勢のしらない生徒の前だとどうなるか?それでも、変わらずスピーチできそうでした。
それから、白い紙に名前を書いてもらいました。ここで着目するのは、「とめ」「はね」「はらい」ができているかです。
「学校の先生が厳しいの。」
Hちゃんは、全て出来ていました。
「厳しい先生は、いい先生ですよ。高校を受験するときや、漢字検定では、きちんと書けないと全部×になります。」
小学生にも、先の話をします。それが、中学生、高校生を教えていた私の仕事だと思っています。
そして「右」を辞書で調べました。Hちゃんが使った辞書には、
北を向いて、東にあたるほう
私の電子辞書には
南を向いて、西にあたるほう
面白いです。同じことを表現しているのに、言い回しが違います。同じ言葉をしらべても違うといことを学びます。そして、私は電子辞書を使います。
「それなに?」
Hちゃんは電子辞書を初めてしったようでした。
そして、インプロ(即興劇)風、作文をしました。小さいメモを、Hちゃんと私で持ちます。そこにお題の言葉を書いていきます。お互い見せないように。
今回のテーマは「冬」
辞書の箱を立て看板にして、「冬」をイメージする言葉を書いて折りたたみます。今回は先に私が話を作りました。
Hちゃんの言葉
雪・つらら・さむい
私の言葉
ゆたんぽ・みかん・こたつ
▲インプロ(即興劇)風作文のメモ
ここで注目したのは、「つらら」です。
「つらら、みたことあるの?」
「うん。写真で、家の屋根からさがっているとがった氷。」
実物をみたことがないのに、写真をみて、それを冬のものとしてセレクトする感性、とてもいいです。感動しました。私は「つらら」は思い浮かびませんでした。
二回目のメモ。テーマは夏。
Hちゃん
海・アイス・あつい
私
せみ・とんぼ・すいか
ここでは、「海」が夏というのが印象的でした。ここで、夏に海に遊びに行ったHちゃんを思い浮かべました。きっと楽しかったのでしょう。
妹さんも一緒に来場されており、「ゆたんぽ」の話題がでたので、紙芝居をすることにしました。
「ゆたんぽって、知ってる?」
と聞くと、Hちゃんは絵を書いてくれました。それが、とても上手。
「ゆたんぽ、使っているの?」
「使ってないよ。でも漫画でみたことがある。」
ここです。漫画でみたことがあったとしても、それを覚えていて絵にかくことができるって、すごいことです。きっと、ゆたんぽという道具に興味を持ったのでしょう。自分の頭にインプットした情報を、別の場面で引き出せるのは、Hちゃんの財産です。
▲「ゆたんぽくん」
脚本・おおたか蓮
絵・山本祐司
童心社
姉妹でくいいるように紙芝居を聞いてくれました。
お母様は、神明神社が映画、「万引き家族」の撮影現場だったとお話するとかなり興奮されました。そして、
「どこのシーンですか?」
「子供が保護されて、安藤さくらが事情聴取をされている部屋です。」
「あーここだ。」
私がお借りしている教室は、まさにその部屋なのです。
映画を観ていらしたようで、お母様は、感動していました。
「これだけでも、来たかいがある。」
「この万引き家族という映画のロゴ、若い絵本作家が書いたのです。」
新しい情報をいただきました。ここで、私が是枝監督作品で大好きな「だれもしらない」の話題や「万引き家族」の原作はもっと面白いなど、会話がはずみ、Hちゃんの妹さんが
「帰ろうよ。」
といいながら素敵なダンスを初めていました。
▲映画万引き家族
撮影現場
お借りしている教室です
あたりは暗くなっていましたが、神明神社の裏にある公園で遊んで帰ると、妹さんはワクワクしていました。
今回の体験授業では、お子さんの素敵な感性に出会えました。お子さんの感性は、大人の想像をいい具合に裏切っていきます。これが好きです。御参加ありがとうございました。
二子新地
駄菓子木村屋さんイベント
★紙芝居(無料です!)
第二第四水曜日15時~18時30分くらいまで
★クリスマス会(紙芝居やります!)
12月21日(金)15時~17時
飲食は11時から販売予定
インスタグラムmasasayama
こくごレストラン
ベトナムの方に紙芝居
https://www.instagram.com/masasayama/?hl=ja
フェイスブック
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国語作文教室in川崎
こくごレストランHP
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インタビュー
AIとの共存
https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36