こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[こどもと仕事]

2018-07-22 19:19:19 | 育児
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩5分、大戸神社・武蔵中原駅徒歩15分新明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

■夏休み無料紙芝居イベント

★ベジ&アートフェスティバル
7月29日(日) 
(高津区民祭同時開催)
二子会館
13:30~16:30
無料で紙芝居
100円でタングラム作りのワークショップ
7/29のVege&ArtFes。
13時半〜19時半まで交通規制しております。
◎7/29 Vege&ArtFes、ほろ酔いナイト
13時半〜21時
https://www.facebook.com/events/147413972633494/


★夏祭り@ノースポート
紙芝居イベント
センター北ノースポート6階
8月19日(日)
8月26日(日)
10:00~14:00
無料で紙芝居
100円でタングラム作りのワークショップ

○7月・8月は、塾の無料体験はお休みします。

■夏休み作文(読書感想文)教室
夏休みの作文または読書感想文を書くコツお伝えします。
授業は50分。一コマ4名まで。2000円です。
開催場所 神明神社(武蔵中原駅徒歩15分)
開催日7月24日・31日8月21日・28日
全て火曜日
時間によって対象学年が違います。詳しくは、ホームページまで。
ホームページ小学生の国語作文塾 in 川崎 こくごレストラン
https://www.kokugoresutoran.com

こくご食堂今日のお話は
[子供と仕事]

先週の水曜日、駅で名前を呼ばれました。

息子の少年野球で一緒だったママ友達Mさんです。この方はお子さんが4名いるのですが、いつも涼しい顔をしており、聡明で綺麗な方です。

Mさんのお子さん4名は、私がやっていた個人学習塾の生徒でした。子供の年齢が一緒であることもあり、お互いの子供達の近況を話しました。

Mさんの長男、M君は印象深い生徒です。彼は、夏休みの宿題を夏休みに入る前に全部終えた凄腕の生徒。何度もブログで取り上げています。塾、幼児教室、実験教室など何百人という教え子の中に、彼と同じことをした生徒はいませんでした。

就職の時も、学校の中で誰よりも早く入社を決めました。そして、去年会ったときは、結婚をしており奥さんと一緒でした。相変わらず着々と計画した人生を送っているようです。

4名いたお子さんも、1人は結婚し独立、1人は大学の寮生活をしており、今では長女を三男だけになってしまい、寂しいと言っていました。

そんな話をして数時間後、偶然仕事と育児で悩んでいるお母様Hさんからこんな話がありました。
「子供が夏休みだけれど、一緒にいてやれなくて。」
そのお母様は、フルタイムの仕事をしています。お子さんが3人いて、夏休みお子さんがつまらないと言うので悩んでいるそうです。一緒にいてあげたい気持ちが強いのです。Hさんは数年前に転職をしました。前職では、夏休みは自分で計画をすることができて、今より子供と一緒にいる時間をつくれたそうです。

数時間前にあったMさんの話しをしました。すると、
「そうか、数年すれば子供は大きくなってしまうのですよね。」

時間がなくて、そこまでしか話しができませんでした。

私は、子供と一緒にいることを選んできました。仕事をしていましたが、融通のきく仕事でした。それがよかったか、今でもよくわかりません。仕事をしていれば、もっと子供と一緒にいればよかったと思ったでしょう。子供と一緒にいる時間があった私は、もっと仕事をしていればよかったと思うこともあります。

人生は反省ばかり。何がいいと言い切ることはできません。Hさんは、週末のお休みは確保できるようでした。少し疲れていても、週末の一日を楽しめるようなことをすればいいと思います。今できることから始めてほしいです。

子供と仕事。難しい問題です。

▲沼津駅南口のロータリーにある母子像
学生時代を沼津で過ごした
井上靖さんの文学碑


インスタグラム動画

https://www.instagram.com/masasayama/?hl=ja
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[我慢すると・・・]

2018-03-07 21:27:55 | 育児
はじめまして。2018年春、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[我慢すると]

昨日は長男と二人ででかける予定がありました。めずらしく、息子とでかける用事、滅多にありません。待ち合わせ場所で会う息子は、大きく見えました。

歩きながら昔の話しをしました。

急にトイレに行きたくなった長男が、トイレにまつわる昔話しを始めました。息子たちが5歳の頃です。車に乗って主人が運転を始めると、
「トイレ」
と言われることが多くありました。子供なので、乗車前にトイレに行くということを忘れてしまうのです。私も気をつけているのですが、出かけにあわただしくしていると乗車中に「トイレ」攻撃にあいます。当時主人も頑固だったので、トイレの為に車を止めることをしてくれませんでした。
「我慢するのが大変だった。」
と長男。私も覚えています。
「子供だから、可哀想。申し訳ないけど止めて。」
とお願したこともありました。トイレに行かないと解決しない生理現象と、トイレでなくても解消してしまう生理現象があります。それが「おなら」です。息子達はトイレを我慢しているので、「おなら」をしてしまうことも多かったのです。音もなく香りだけが漂う車内。そこでまた主人が怒ります。

ある日、長男のお腹が膨れていました。
「お腹がいたい。」
病院に行き、レントゲンを撮りました。すると、お腹に大きなシャボン玉のような影が沢山映っていました。
「これ、ガスです。ガスがたまってお腹が張っているのです。どんどんおならをさせてください。」
とお医者様から告げられました。初夏で、まだ肌寒い日がある頃です。寒いのに冷たいものを飲みすぎるのも原因だと言われました。

しかし長男の記憶では、こうです。
車内で「おなら」を禁止される→お腹にガスがたまる→おやじの責任
その話しを聞いて、違うと説明しましたが、長男の思いこみは激しいものでした。

結局、飲み薬でお腹の張りは治りました。小さい頃は、こんなことが沢山ありました。すっかり忘れていました。私も息子達を育てている時、母から私達姉妹の昔の話しをよく聞かせてもらいました。子育ては、そうやって経験者からの話しを聞いて参考にしていくものです。

長男も結婚して育児をするときに、またこの話しを思い出すでしょう。その時は、孫と一緒に楽しく笑いながら話しをしようと思います。

[本当にいるんだ]

2017-12-24 18:54:55 | 育児
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。思ったこと・体験したことなどを文章にすることは、すべて「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は、[本当にいるんだ]です。

街はクリスマスの曲が流れています。派遣で商品陳列をしている店でも、クリスマス商品が沢山あります。カラフルで嬉しい気持ちになります。

▲クリスマスツリー 六本木

昨日は、年配の男性が店にいらして
「クリスマスのプレゼントを入れる袋はないかね?」
とおっしゃるのでご案内しました。
「孫が6カ月なんだけどプレゼントなにがいいかな?もう洋服はかったのだけど。」
と問いかけられました。すぐそばにサンタさんの帽子があり、そのお客様はそれを買って行かれました。お孫さんの話をしているお顔は、とてもいい笑顔をしていらっしゃいました。

昨日は昔のアルバムを引っ張り出して、写真を見ていました。当たり前ですが、主人が若いので笑ってしまいました。そして息子たちも、こんなに小さくて可愛かったのかと思いました。

長男が4歳のクリスマス日。明け方、ごそごそ動き出した長男。トイレに行ったようでした。戻ってきて寝ようとした時、枕元のプレゼントを発見しました。そして
「サンタさんって、本当にいるんだ。」
声にならない声でつぶやいたのです。私はその場で息子を抱きしめたい気持ちになりました。しかし、静かにプレゼントの包みをあけてニコニコしている息子を、薄目をあけて見守りました。この空間は息子だけのものだと感じたからです。早く主人に伝えたい気持ちでいっぱいでした。このシーンを見ることができたことも幸せでした。


▲サンタクロースとクリスマスプレゼント
川崎アゼリア

先日、派遣の仕事でご一緒した方はお子さんがまだ小さいのでプレゼントの質問をされたそうです。家には煙突がないのに、サンタさんはどこから入ってくるのか?そこで、今年はベランダからプレゼントが届くようにと言っていました。


▲煙突から入るサンタクロース 川崎ラゾーナ

その方には中学生になるお子さんもいます。その子が小さいとき、サンタさんにオレンジジュースをセットしてプレゼントを楽しみに寝ました。しかし、夜中に目を覚ますと、オレンジジュースをお母さんが飲んでいて、プレゼントを置いていたそうです。あまりもショックだったのでしょうか、その話は数年経ってからお母さんに話したそうです。

今日はクリスマスイブです。みなさん素敵なクリスマスをお過ごしください。

[戸袋]

2017-12-18 21:05:45 | 育児
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。思ったこと・体験したことなどを文章にすることは、すべて「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は、[戸袋]です。

みなさん、戸袋を御存じでしょうか?戸袋とは、引き戸で扉が収納されるところのことです。私は「とぶくろ」と聞いて「コブクロ?」「オフクロ?」くらいに思っていました。

私が電車通学をしている頃、電車の放送で
「とぶくろに手をはさまれないようおきをつけください。」
とアナウンスがありました。「どぶくろ?」はたしてどこのことを言っているのかわかりませんでした。そして「とぶくろ」に手をはさまれるとは、どんな状態なのかも想像がつきませんでした。

時はすぎ、私は結婚をして自然児のよう二人の息子を授かりました。長男が3歳、次男が1歳の頃のことです。私は車の運転ができないので、出かけるときはいつも電車でした。ある日、東急東横線に上りに乗車していました。ラッシュを避けての乗車でしたが、混んでいました。長男はドア付近で手すりにつかまっていました。私は次男を背負い、長男のもう片方の手をつないでいました。菊名に到着しました。扉がくので、長男をひきよせました。扉がひらきかけ、長男が片手を扉に乗せたので、「ダメだよ」と言って手を離させました。しかし、またすぐ扉に手をのせてしまいました。その時です。
長男の手のひらが、電車の扉と一緒にゴムのついた黒い所に引き込まれていきました。こどもの手は小さいのであっと言う間です。私もあわてました。生まれて初めての運動神経フル回転で、扉が入るのとは逆方向に長男の手をひきだしました。心臓はバクバクしています。長男は怪我一つありませんでした。一部始終見ていた周りの人からは
「よかったね。」
と声をかけていただきました。本当に良かったです。長男の手のひらが入っていった場所が「戸袋」でした。本当に袋のようになっています。あの時、長男が戸袋の中で手のひらを握り、へたに力をいれてしまったら、抜けずに怪我をしていたと思います。当時は、ビデオデッキが主流で、赤ちゃんが手のひらをビデオ挿入口から手をいれて、ぬけなくなる事故が多発していましたが、その原理と一緒です。

最近は、「戸袋注意」の放送も、車中の注意書きもなくなりました。もう怪我をする人が少なくなったのかもしれません。今日は電車に乗っていて、急に戸袋と長男の事件を思い出しました。小さいお子さんをお持ちの方々、くれぐれも「戸袋」にはお気をつけください。

▲東急東横線上り電車

たっている女の子の左手ひじのあたりに見える

黒く細長くみえるのが「戸袋」です

[千手観音走法]

2017-12-16 15:59:22 | 育児
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。思ったこと・体験したことなどを文章にすることは、すべて「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は、[千手観音走法]です。

仕事に行く途中に自転車にお子さんを乗せた方とすれ違いました。びっくりしたのが、自転車の前後にお子さんを乗せているのですが、その子どもの座席にビニールハウスかのようなカバーがかかっていました。寒さよけなのでしょうが、びっくりしました。

何年前からか、自転車にお子さんを乗せる場合は、ヘルメット着用になりました。安全を考慮したことでしょう。自転車を降りると、大きなフルフェイスのヘルメットをかぶり、重みでヨロヨロあるくお子さんを見たことがあります。買い物に行く場合は、お子さん達のヘルメットをお母様が持っています。それだけでも荷物になってしまいます。小さいお子様を持つかたは大変だなと思いました。

私が育児をしている時もそうでした。自転車のハンドルの中央に、ただひっかけるだけのこども用座イスに次男を。自転車後部の荷台にもこども用座イスを設置して長男を乗せていました。それでも、買い物をして前の籠に荷物を乗せると、ハンドルをとられます。しかし私なんてまだまだ甘い。私の知り合いのMさんはお子さんが4名いました。4人目のお子さんが生まれるまでは、三人を連れてでかけないといけません。後ろ座席に第一子。前の座席に第二子。背中にはおぶっている第三子。
「前から見ると、何本も腕があり、千手観音のようだった。」
と言っていました。確かに、姿はみえないが、腕が何本もある状態です。それでも、Mさんは大らかな方で、お子さんをのびのび楽しそうに育てていました。

私のやっていた塾には、4人とも通っていました。第四子のお子さんが来年大学受験です。第一子は結婚し、第三子は大学の寮生活をしています。今では第二子のお嬢さんと第四子の息子さんだけになってしまって、寂ししと言っていました。

育児をして時、私の自転車のブレーキは、プチンと音をたてて切れることが何回もありました。急いでいたことと、自転車の重量を超えていたことも原因でしょう。最近では自転車に乗ることもなく、ブレーキも快調です。久しぶりに、自転車に乗るママさんを見て、いろんなことを懐かしく感じました。育児をしている時は大変ですが、きっと楽しいことが沢山あるでしょう。頑張ってくださいね。と自転車を漕ぐママさんの背中を見送りました。

▲仕事場付近のイチョウ並木
もうすっかり落ち葉です