こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[アナウンサー教室第4回]

2017-11-05 14:53:14 | コミュニケーション
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考を声に出す表現力、自分の言葉を文章する力をつける塾を目指しています。よろしくお願いいたします。
「こくご食堂」本日調理する食材は、[アナウンサー教室4回目]です。

生徒に美しい日本語を伝えるため、また分かりやすい話し方をするためにアナンサー教室に通っています。今日で4回目の授業です。毎回30分前に到着しているのですが、毎週会う青年がいます。彼はいつも笑っている大学一年生です。今日は先生が教室に顔を出されて、
「授業の前に声出ししていいですよ。ここを閉めておくので、練習してください。」
と扉をしめてくださいました。教室の方から練習してもよいと言われていましたが、なんだか練習することが恥ずかしくて、その男子学生と消極的に練習していたのが聞こえたのかもしれません。

15分ほど練習をしていると、生徒も5名ほどになりました。すると、そのいつも笑顔の青年がお菓子を配布してくれました。
「実家に鳥取に帰ったので、よかったら食べでください。」
その場がぐっと和みました。
「鳥取は砂丘がありますよね。一度行ってみたいのです。」
と私が言うと
「いいところです。是非いらしてください。」
と満面の笑みでした。派遣の仕事をしていると、女子の働き者が多いのですが、男子学生はそうでもない方が多くいました。なので、若者の特に男子学生に偏見があったのかもしれません。この笑顔の青年は、自然に教室の生徒とコミュニケーションをとっていました。

授業が終わってから、隣に座っている女子学生さんに声をかけました。
「今日、褒められていましたね。」
「はい。でも、私もよく顔が笑っていない、怖いとアルバイト先で言われるんです。」
私が今日の授業では笑顔で口角をあげるようにと注意されていたのを覚えていてくれたようです。そして、駅までの方向が一緒だったので話しをしました。
「なんか教室の雰囲気怖いよね。」
「はい。なんだかギラギラしていますよね。」
でも、二人で今度他の人に話かけようと約束しました。みんな話かけられるのを待っているかもしれません。息子達よりも若い生徒さんたちとのコミュニケーションも楽しくなりそうです。

また今週も練習するぞ。
あえいうえおあお。


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