こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[聞いてください!]

2018-03-03 23:22:45 | 派遣の仕事
はじめまして。2018年春、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[聞いてください!]

今日は派遣の仕事でした。土曜日だったせいか、女児のお孫さんを連れた年配の女性という組み合わせのお客様の対応が多かったです。

どのお客様も、孫娘ちゃんが問い合わせをしてきます。しかしその前に、
「ないね。ないね。あ、そこで、この人に聞いてみよう。」
という小さい声だが、はっきり聞こえる場所からの相談が聞こえてくるのです。はっきり
「すみません。」
と声をかけられないと、対応しづらい状況です。これが、年配の女性のグループだと
「あれ、ないね。お姉さんにきいてみよう!」
大きな声で相談して、大きな声で質問してくださいます。ですから、対応も早くできます。しかし、お孫さんと年配の女性のお客様は、その後、迷いがでます。
「いいよ。きかかなくても探すよ。」(孫娘)
「おばあちゃんは、聞いたほうがいいと思うよう。だって、そこにいるでしょう。」(祖母)
「おばあちゃん、聞こえるよ。」(孫娘)
「いいじゃないの。これから聞くのだから。」(祖母)
早く聞いてください!と思ってしまいます。が、じっと待ちます。聞こえないフリも難しいのですが、涼しい顔をして違うことをしています。
やっと質問された商品は、品切れのことが多いです。お子さん達の欲しがるものは、人気商品であり、メーカーで欠品していることが多いのです。それを告げたときの、お孫さんの落胆した顔。それに引き換え、おばあ様の爽やかな顔。お孫さんがどのくらいその商品が欲しいか、わからないのだと思います。
「ないなら、仕方ないね。美味しいものでも食べに行こう。」(祖母)
うなだれる孫娘をつれて、店内を後にしました。

私は息子しかいないので、万が一孫娘が生まれたら、どのように対応したらいいでしょうか?この年配の女性のように、孫娘の欲しがるものを買い物しに来る日がくるでしょうか。その時は、大きな声で相談して、大きな声で質問するつもりです。そして、パフェーを食べに行くでしょう。同じですね。子供は、男児しかいなかったので、是非孫では女児を!と思っています。


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