はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩5分、大戸神社・武蔵中原駅徒歩15分新明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。
○7月・8月は、塾の無料体験はお休みします。
9月無料体験
9月25日(火)
16:00~1年生残席6名
17:00~2年生残席6名
18:00~3年生残席6名
こくごレストランホームページ
https://www.kokugoresutoran.com
申し込みはこちらからおねがいします。
紙芝居イベントでも申し込みできます。
こくごレストラン今日のお話は
【信頼から次へ】
自宅のワイハイ環境を快適にすべく、家電量販店に向かいました。水曜日の午後、店内には30分のみの滞在。
とても親切な店員さんがやってきました。
「なにかお探しですか?」
ルーターの前にいたので聞いてみました。
「マンションでリビングと6畳の部屋で、携帯電話4台くらい使えるルーターはなにがいいですか?」
「バッファロウのこれくらいの規格ですね。」
値段を見ると1200円くらい。なるほど。こういうときは、「なるほど」という言葉で逃げます。「なるほど」を使うときは、「うーーん。痛い出費だな。」という意味が込められています。
マンションのパソコン環境が書かれている紙を家に忘れました。私が勝手にマンションの回線はケーブルテレビだと思っていましがが、実はそうでないとわかりました。しかし、その会社名を言っても、店員さんは聞いたことがないといいます。
「えーー。」
思わず言ってしまいました。コの字型の間取りの話をして、電波の中継が必要か聞いてみましたが、奥の二部屋は元々電波がわるいのです。まず、そこは考えないで、リビングと6畳の部屋につけようと思います。これから主人と相談です。
ルーターの話がひと段落して、今の家電の悩みを相談しました。
「衛生テレビが急に見えなくなったのですけれど。」
「それは、後ろのコンセントが原因の場合があります。次回来店されるときに、配線とテレビの裏の写真を撮ってください。」
感動です。ルーターを買っていません。質問をしただけ。それで、テレビの電波の話を聞いていただき、さらに次回来店するときにテレビの配線の写真をもってきてください。とまで言っていただくのです。そしてこの店員さんは、いたってさりげなくそんな会話をするのです。ここで店員さんの販売したものは「信頼」です。プライスレスな「信頼」。
違う家電量販店で、店員がグイグイくる接客をしてきました。あまりにもギラギラした接客は、お客さんは引きます。そして、めんどくさい。裏がない接客は、気持ちがいいです。
ルーターはこの店の、この店員さんから買おうと思います。「信頼」から次につながる瞬間です。目先の商品販売だけを考えるのではなく、お客さんの困っていることに一生懸命向かいあう。そこから「信頼」が生まれ、さらにもっと「次」が生まれる。
AI化が進む社会。どの店に行っても同じようなサービスを受けることができます。その中で生き残っていくのは、
「この店の、この人から買いたい。」「
「この人がやっているから、この店に行きたい。」
「この人と仕事がしたい。」
と思ってもらえることです。
私も仕事をするとき、この店員さんを見習おうと思います。
インスタグラムmasasayama
こくごレストラン
あやとり
https://www.instagram.com/masasayama/?hl=ja
フェイスブック
https://www.facebook.com/kokugoresutoran/?ref=bookmarks
国語作文教室in川崎
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【信頼から次へ】
自宅のワイハイ環境を快適にすべく、家電量販店に向かいました。水曜日の午後、店内には30分のみの滞在。
とても親切な店員さんがやってきました。
「なにかお探しですか?」
ルーターの前にいたので聞いてみました。
「マンションでリビングと6畳の部屋で、携帯電話4台くらい使えるルーターはなにがいいですか?」
「バッファロウのこれくらいの規格ですね。」
値段を見ると1200円くらい。なるほど。こういうときは、「なるほど」という言葉で逃げます。「なるほど」を使うときは、「うーーん。痛い出費だな。」という意味が込められています。
マンションのパソコン環境が書かれている紙を家に忘れました。私が勝手にマンションの回線はケーブルテレビだと思っていましがが、実はそうでないとわかりました。しかし、その会社名を言っても、店員さんは聞いたことがないといいます。
「えーー。」
思わず言ってしまいました。コの字型の間取りの話をして、電波の中継が必要か聞いてみましたが、奥の二部屋は元々電波がわるいのです。まず、そこは考えないで、リビングと6畳の部屋につけようと思います。これから主人と相談です。
ルーターの話がひと段落して、今の家電の悩みを相談しました。
「衛生テレビが急に見えなくなったのですけれど。」
「それは、後ろのコンセントが原因の場合があります。次回来店されるときに、配線とテレビの裏の写真を撮ってください。」
感動です。ルーターを買っていません。質問をしただけ。それで、テレビの電波の話を聞いていただき、さらに次回来店するときにテレビの配線の写真をもってきてください。とまで言っていただくのです。そしてこの店員さんは、いたってさりげなくそんな会話をするのです。ここで店員さんの販売したものは「信頼」です。プライスレスな「信頼」。
違う家電量販店で、店員がグイグイくる接客をしてきました。あまりにもギラギラした接客は、お客さんは引きます。そして、めんどくさい。裏がない接客は、気持ちがいいです。
ルーターはこの店の、この店員さんから買おうと思います。「信頼」から次につながる瞬間です。目先の商品販売だけを考えるのではなく、お客さんの困っていることに一生懸命向かいあう。そこから「信頼」が生まれ、さらにもっと「次」が生まれる。
AI化が進む社会。どの店に行っても同じようなサービスを受けることができます。その中で生き残っていくのは、
「この店の、この人から買いたい。」「
「この人がやっているから、この店に行きたい。」
「この人と仕事がしたい。」
と思ってもらえることです。
私も仕事をするとき、この店員さんを見習おうと思います。
▲信頼
信頼から次へ
人の輪がひろがります
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