はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考を声に出す表現力、自分の言葉を文章する力をつける塾を目指しています。よろしくお願いいたします。
「こくご食堂」本日調理する食材は、[ボキャボラリーをふやそう]です。
いまどきの若者は、なんでも「ヤバい」といいます。この言葉を使うこと自体すでに流行遅れかもしれませんね。
「このアイス、ヤバい。(美味しい)」
「このマンガ、ヤバい。(面白い)」
中学生の生徒がこの単語をつかうと、すかさず、
「いい意味?悪い意味?」
と聞き返します。
私の世代も若いころは「新人類」と呼ばれていました。親世代には理解できない言葉を沢山使っていたと思います。その一つに「ヤバい」はありました。当時は、マイナスの意味で使っていまいした。
「テスト勉強していない。ヤバい」
ではヤバいの語源はなんでしょうか?漢字検定のホームページによると、牢屋や看守を意味する「厄場(やば)」からきている言葉で江戸時代、泥棒の間で使われていた言葉だそうです。意外と歴史は古いですね。「新人類」の私は「ヤバい」とともに「マジ」という言葉も使っていました。「マジ」の語源は「真面目」ですが、江戸時代の芸人さんがよく使っていた言葉だそうです。なんでも「マジ」という生徒に当時の先生は、
「先生は嘘つきません」
と怒っていました。
http://www.kanken.or.jp/kanken/trivia/category05/16051502.html
▲漢字検定のホームページ
さて、なんでも「ヤバい」という生徒にはどんな言葉をかけているでしょうか?ボキャボラリーが乏しくなるから、他の形容詞を探してといいます。
美味しいなら、「美味」「ほっぺたが落ちる」
面白いなら「腹を抱える」「空前絶後の(年末から芸人さんが言っていますね)」
などど、例をあげると、生徒たちはおもしろがって、いろいろな形容詞を発言してきます。本当は、言葉遊びが好きなのだと思います。言葉の使い方に意識をもってほしいので、私もおもしろい言葉探しをしていきます。塾を始めたら、授業でも取り入れようと思います。
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