はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分神明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。
9月無料体験
9月は第一第三火曜日開催
8月休校
9月3日(火)
9月17日(火)
全日程16時・17時・18時
ホームページからご連絡ください
フェイスブックでつながっている方は
メッセンジャーからどうぞ
こくごレストランホームページ
または、インスタグラムのメッセージ
フェイスブックから
https://www.kokugoresutoran.com
申し込みはこちらからおねがいします。
紙芝居イベントでも申し込みできます。
こくご食堂今日のお話は
【当事者の本】
昨日の夕方は町田にいました。
「本をきっかけにしたまちづくりワークショップ」に参加したのです。
会場は町田市役所。建物の大きさ、美しさに圧倒されました。市役所の営業時間が過ぎているので、入り口がわからずぐるぐるまわりましたが、なんとか会場に到着。
今回の構成は3部
第一部 痴呆症本人のエッセイの取り組み
第二部 町田発地域でも読書会
第三部 次につながるアクション
まずD-Booksのお話。
Dとは認知症を英語表記したときの頭文字。英語の単語を聞きとるとこができませんでした。認知症に関する本、得に、認知症本人の方が書かれている本を書店で手に入れやすくするための試みにつていのお話でした。
これまで「認知症に関する本」をいえば。専門職の方向けに、専門書・技術書が多くありました。
映像では、認知症のご婦人お二人と一緒に買い物に行く姿を放送していました。ショピングを楽しむ二人。読書好きの方なので、書店に。専門書をみて、こういう本を読みたいのではないと言います。
認知症の方が書いた本は、今までの専門書とは違います。認知症にどうむきあえばいいのか。(本人やまわりの人が)。実用書になるのです。
そいう本を書店で、すぐに手にとってもらえるように、町田の書店にかけあい、それを実現させたそうです。
実際に書店で「認知症の本のコーナー」を設置している業者の方がおみえでした。熊沢書店町田根岸店の方、ツタヤ町田木曽店の方。それぞれ、書店にコーナーを設置することでの利点と少々の問題点をお話くださいました。共通しているのは、町の書店の役割。町の問題点解決に貢献されているとのことでした。認知症コーナーは去年の暮れから年頭にかけてのイベントでしたが、今でも常設をしているそうです。
その後、認知症出版関係者、NHKの認知症ドキュメント制作者の方のお話がありました。出版業界の方からは、「認知症の本が売れない」という問題定義がありました。認知症の本を販売するとき、対象は「専門職」と「認知症家族」にかぎられると。作る側の率直な意見です。そして、そういう方しか「認知症」に興味がないというのです。
私は考えました。そうでしょうか?会場で取り上げられていた本
「笑顔でいきる認知症とともに」丹野智文著・文藝春秋
これは、会場にいる方は周知の本のようですが、出版当初やNHKのドキュメントを見ていない私にとっては知らない本でした。そして、その本を購入したいと思っていましたが、会場で販売はありませでした。「本を売る」のなら、こういうイベントやワークショップでそういったコーナーを設けていただけたらいいと思いました。
次に「読書会」の風景の映像がありました。私が考えていた読書会とは違っていました。全員で丹野さんの本を読み合うのです。拡大コピーして読みやすくなった文章をみています。参加していたご年配者の意見で
「本を購入したいが、文字が小さくて読めない。文字の大きい本を出版してほしい」
という要望がありました。
この読書会。読んでは、それぞれ感想を聞くという流れです。「本」の情報を共有して、参加者が普段は言いにくいことを発言する場になっているのです。
ここには、NKHの認知症番組制作者の方からこんな御意見が
「読書会で読むのは、認知症の本に限らなくてもなんでもいいのでは。」
これは、目から鱗でした。確かに、私も何度か読書会に参加したことがあります。映像であった形式よりももっと気軽で、座談会形式でした。そいう読書会も楽しそうです。
今回は印象的な言葉が二つありました。
一つはNHKの方のお話。
「認知症の方の番組は、視聴者が多くはない。それでも作り続ける。」
これは大切な取り組みです。どの時点で、誰がその情報がほしいと思うようになるのかわからない。そして、番組の作り方によっては、認知症とは無縁の方が「認知症」に興味をもつきっかけになるかもしれないからです。NHKだからできることだとも、おっしゃっていました。
そしてもう一つ。現在町田では、読書会は二か所で開催されています。後から開始し、第一回読書会を終えたばかり。その新しい南大谷の読書会に参加された方のお話です。
読書会に参加した一人の女性。会ではまったく発言されていませんでした。帰り際に、声をかけたそうです。
「今日は、どうでしたか?」
「認知症になってから本を書く方がいるのですね。自分もやりたいことがみつかりました。編み物を始めようと思います。」
この女性は話かけると、どんどん話をしてくださったそうです。娘さんが外国にいること。家にいて胸騒ぎがして不安になると外にでて、知っている人に会い挨拶すると落ちついて家にもどる。その繰り返しだったそうです。
私のできることは何か?考えていました。会場で民生委員の方がこうお話されました。
「認知症を子どもたちに伝えて行きたい。」
認知症に興味のあるのは、限られた狭い方ばかりではないはずです。認知症を理解してもらえるよう、お子さんから若者、働き盛りの方々に、紙芝居を通して伝えて行こうと思います。難しいことではなく、なじみやすいところから「認知症」を多くの方に知っていただき、「認知症」の方が暮らしやすい街ができたらいいと思いました。
まずは、丹野さんの本を買ってみようと思います。
収穫の多い一日でした。
インスタグラムmasasayama
こくごレストラン
目玉のおもちゃ
https://www.instagram.com/masasayama/?hl=ja
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国語作文教室in川崎
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9月無料体験
9月は第一第三火曜日開催
8月休校
9月3日(火)
9月17日(火)
全日程16時・17時・18時
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メッセンジャーからどうぞ
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申し込みはこちらからおねがいします。
紙芝居イベントでも申し込みできます。
こくご食堂今日のお話は
【当事者の本】
昨日の夕方は町田にいました。
「本をきっかけにしたまちづくりワークショップ」に参加したのです。
会場は町田市役所。建物の大きさ、美しさに圧倒されました。市役所の営業時間が過ぎているので、入り口がわからずぐるぐるまわりましたが、なんとか会場に到着。
今回の構成は3部
第一部 痴呆症本人のエッセイの取り組み
第二部 町田発地域でも読書会
第三部 次につながるアクション
まずD-Booksのお話。
Dとは認知症を英語表記したときの頭文字。英語の単語を聞きとるとこができませんでした。認知症に関する本、得に、認知症本人の方が書かれている本を書店で手に入れやすくするための試みにつていのお話でした。
これまで「認知症に関する本」をいえば。専門職の方向けに、専門書・技術書が多くありました。
映像では、認知症のご婦人お二人と一緒に買い物に行く姿を放送していました。ショピングを楽しむ二人。読書好きの方なので、書店に。専門書をみて、こういう本を読みたいのではないと言います。
認知症の方が書いた本は、今までの専門書とは違います。認知症にどうむきあえばいいのか。(本人やまわりの人が)。実用書になるのです。
そいう本を書店で、すぐに手にとってもらえるように、町田の書店にかけあい、それを実現させたそうです。
実際に書店で「認知症の本のコーナー」を設置している業者の方がおみえでした。熊沢書店町田根岸店の方、ツタヤ町田木曽店の方。それぞれ、書店にコーナーを設置することでの利点と少々の問題点をお話くださいました。共通しているのは、町の書店の役割。町の問題点解決に貢献されているとのことでした。認知症コーナーは去年の暮れから年頭にかけてのイベントでしたが、今でも常設をしているそうです。
その後、認知症出版関係者、NHKの認知症ドキュメント制作者の方のお話がありました。出版業界の方からは、「認知症の本が売れない」という問題定義がありました。認知症の本を販売するとき、対象は「専門職」と「認知症家族」にかぎられると。作る側の率直な意見です。そして、そういう方しか「認知症」に興味がないというのです。
私は考えました。そうでしょうか?会場で取り上げられていた本
「笑顔でいきる認知症とともに」丹野智文著・文藝春秋
これは、会場にいる方は周知の本のようですが、出版当初やNHKのドキュメントを見ていない私にとっては知らない本でした。そして、その本を購入したいと思っていましたが、会場で販売はありませでした。「本を売る」のなら、こういうイベントやワークショップでそういったコーナーを設けていただけたらいいと思いました。
次に「読書会」の風景の映像がありました。私が考えていた読書会とは違っていました。全員で丹野さんの本を読み合うのです。拡大コピーして読みやすくなった文章をみています。参加していたご年配者の意見で
「本を購入したいが、文字が小さくて読めない。文字の大きい本を出版してほしい」
という要望がありました。
この読書会。読んでは、それぞれ感想を聞くという流れです。「本」の情報を共有して、参加者が普段は言いにくいことを発言する場になっているのです。
ここには、NKHの認知症番組制作者の方からこんな御意見が
「読書会で読むのは、認知症の本に限らなくてもなんでもいいのでは。」
これは、目から鱗でした。確かに、私も何度か読書会に参加したことがあります。映像であった形式よりももっと気軽で、座談会形式でした。そいう読書会も楽しそうです。
今回は印象的な言葉が二つありました。
一つはNHKの方のお話。
「認知症の方の番組は、視聴者が多くはない。それでも作り続ける。」
これは大切な取り組みです。どの時点で、誰がその情報がほしいと思うようになるのかわからない。そして、番組の作り方によっては、認知症とは無縁の方が「認知症」に興味をもつきっかけになるかもしれないからです。NHKだからできることだとも、おっしゃっていました。
そしてもう一つ。現在町田では、読書会は二か所で開催されています。後から開始し、第一回読書会を終えたばかり。その新しい南大谷の読書会に参加された方のお話です。
読書会に参加した一人の女性。会ではまったく発言されていませんでした。帰り際に、声をかけたそうです。
「今日は、どうでしたか?」
「認知症になってから本を書く方がいるのですね。自分もやりたいことがみつかりました。編み物を始めようと思います。」
この女性は話かけると、どんどん話をしてくださったそうです。娘さんが外国にいること。家にいて胸騒ぎがして不安になると外にでて、知っている人に会い挨拶すると落ちついて家にもどる。その繰り返しだったそうです。
私のできることは何か?考えていました。会場で民生委員の方がこうお話されました。
「認知症を子どもたちに伝えて行きたい。」
認知症に興味のあるのは、限られた狭い方ばかりではないはずです。認知症を理解してもらえるよう、お子さんから若者、働き盛りの方々に、紙芝居を通して伝えて行こうと思います。難しいことではなく、なじみやすいところから「認知症」を多くの方に知っていただき、「認知症」の方が暮らしやすい街ができたらいいと思いました。
まずは、丹野さんの本を買ってみようと思います。
収穫の多い一日でした。
★告知
こくごレストランの紙芝居
武蔵新城初上陸!
8月31日(土)
武蔵新城の祭り
にぎどんを楽しんでから、ご家族でお風呂にはいろう!
そして、紙芝居を見よう
入場料(お風呂に入ったかたのみです)
・4歳以上100円
・0歳から3歳無料
(保護者の方はご引率ください。
そのさい、大人の方は)
1幕20分
1幕目 19時~19時20分
2幕目 19時30分~19時50分
▲あひるちゃんを探せ
同時開催イベント
こくごレストランの紙芝居
武蔵新城初上陸!
8月31日(土)
武蔵新城の祭り
にぎどんを楽しんでから、ご家族でお風呂にはいろう!
そして、紙芝居を見よう
入場料(お風呂に入ったかたのみです)
・4歳以上100円
・0歳から3歳無料
(保護者の方はご引率ください。
そのさい、大人の方は)
1幕20分
1幕目 19時~19時20分
2幕目 19時30分~19時50分
▲あひるちゃんを探せ
同時開催イベント
★国語作文教室IN川崎
こくごレストラン
武蔵中原徒歩10分
神明神社教室
万引き家族撮影現場
9月第一第三火曜日
体験授業受け付け中
16時~と17時~
▲授業では自由帳をつかいます
線のないノートで自由な発想を!
こくごレストラン
武蔵中原徒歩10分
神明神社教室
万引き家族撮影現場
9月第一第三火曜日
体験授業受け付け中
16時~と17時~
▲授業では自由帳をつかいます
線のないノートで自由な発想を!
★二子新地
駄菓子木村屋さん
第二第四水曜日
8月28日(水)
9月11日(水)
9月25日(水)
15時~18時
紙芝居情報はここに掲載!
ふらっと二子新地
https://www.google.com
駄菓子の木村屋フェイスブック
https://www.facebook.com
▲8月限定
手作りうちわワークショップ
高校生のお姉さんの作品
仕上がりが楽しみ
▲自分で調合
こわれにくいシャボン玉
ワークショップ
駄菓子木村屋さん
第二第四水曜日
8月28日(水)
9月11日(水)
9月25日(水)
15時~18時
紙芝居情報はここに掲載!
ふらっと二子新地
https://www.google.com
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▲8月限定
手作りうちわワークショップ
高校生のお姉さんの作品
仕上がりが楽しみ
▲自分で調合
こわれにくいシャボン玉
ワークショップ
インスタグラムmasasayama
こくごレストラン
目玉のおもちゃ
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国語作文教室in川崎
こくごレストランHP
https://www.kokugoresutoran.com
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