はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分神明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。
2.3月無料体験
2月26日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席6名
3月5日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席5名
3月19日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席6名
学年は設定してありますが、予約状況で対応できます。
ホームページからご連絡ください
こくごレストランホームページ
申し込みはこちらからおねがいします。
紙芝居イベントでも申し込みできます。
こくご食堂今日のお話は
【よこしまな気持ちで、小説を読む】
久しぶりに小説を読みました。
この本は、お世話になっている二子新地駄菓子木村さんのコミュニティーで始まった、ある試みから読むことになりました。
ビブリオバトルまではやりませんが、毎月自分の好きな本を選んできた方が、その本を紹介していくというものです。ゆくゆくは、本棚をつくり、みんなが本を読める空間にしていくというものです。
読書会をやってみたいと思っていた私には、もってこいの企画。
そして、第一回を担当した若者(ごめんなさい、お名前を伺っていませんでした)が本を紹介してくれました。この彼、仮名Aさん。Aさんのすごいところは、本の帯をご自分で作っているところです。キャッチ―な短い言葉がついています。
「注意!!この話には、嘘や省略がたくさんあります。」
すごな。しっかりした若者に感動しました。
この本を選んだ理由はもう一つあります。それは、去年何度も観戦した、ビブリオバトル大学生全国大会、高校生全国大会で、伊坂幸太郎作品を選ぶ方が多かったことです。去年は、ビブリオバトルで紹介された本を数多く購入し、読みましたが、伊坂幸太郎作品に手を出すことがありませんでした。近づいてはいけないような気がしていました。
伊坂ワールドファンが口ぐちに言うこと。
・伏線の連続
・他の作品の登場人物が出てくる
この二つを何度も聞いていました。
これがいけなかったのだろうか。小説を読んでいるのに落ちつかない。他の作品と繋がっているのは、この人だろうか?この人だろうか?邪な読書です。
そして、伏線の深読み。深読みしすぎて、最後の最後まで、頭の中で違うストーリーができていて、本当の小説と違う結末を頭で作っていました。私の脳裏にあった伏線は、さらに複雑でした。
もう一つ。時々やってしまうのですが、小説を読みながら、作者を想像することです。この作者はどんな人なのだろう。今回は、年齢が気になりました。
主人公の二人が、リサイクル店でアルバイトをしています。そして、廃棄されている「掘り出し物」を見つけます。それを持ち帰って、リサイクル店で販売しようとしていると、ライバルが現れます。そこで、こぜりあいになるのですが、そのとき、主人公が頭で考えているセリフです。
掘り出し物をみつけたのは、どちらか、ということをいいはじめたら、
P94
「いつみつけたんですか?何時何分何曜日、地球が何回まわった日?」
主人公が頭の中でこのセリフを考えています。どちらが先に「掘り出し物」をみつけたかを論じ始めたら、そういう下らない押し問答になるだろうというところです。
このセリフです。絶対私と年齢が近いと思いました。
そこで、本の最後をみると、生まれた年がでていました。1971年、千葉生まれ。あたりだ。
この言い回し、世代や地域によって違います。以前、息子達が喧嘩をしていて、このセリフになりました。そこで、次男に聞いてみました。本に記載されている言い回しをして、
「こういうこと言っていた?」
「何時、何分、何十秒、地球が何回まわったとき、と言っていたよ。」
そうだ。この言い方のほうが正しいのですよね。何時、何分の後、なぜ何曜日なのか?これは、語呂が良いのです。会話的には、何時、何分、何十秒のほうが自然です。時間しばりですから。
これが、世代なんですね。
他にも、同世代だとおもわれる部分がありましたが、それは、いつか開催する読書会でお話しようと思います。
伊坂幸太郎の小説は、びっくりするくらい読みやすかった。それは、びっくりしました。
Aさんは、
「伊坂幸太郎のお薦め小説は沢山あります。」
と言っていました。今度お会いしたら、聞いてみようと思います。
2、3月の紙芝居
2月27日(水)
3月13日(水)
3月27日(水)
15時~18時30分くらいまで
二子新地
駄菓子木村屋さん
中庭マルシェ
https://takatsu-kawasaki.mypl.net/shop/F00001000005/
★紙芝居(無料です!)
毎月第二第四水曜日
インスタグラムmasasayama
こくごレストラン
高速あやとり
そうちゃん新技
https://www.instagram.com/masasayama/?hl=ja
フェイスブック
https://www.facebook.com/kokugoresutoran/
国語作文教室in川崎
こくごレストランHP
https://www.kokugoresutoran.com
2.3月無料体験
2月26日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席6名
3月5日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席5名
3月19日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席6名
学年は設定してありますが、予約状況で対応できます。
ホームページからご連絡ください
こくごレストランホームページ
https://www.kokugoresutoran.com
申し込みはこちらからおねがいします。
紙芝居イベントでも申し込みできます。
こくご食堂今日のお話は
【よこしまな気持ちで、小説を読む】
久しぶりに小説を読みました。
この本は、お世話になっている二子新地駄菓子木村さんのコミュニティーで始まった、ある試みから読むことになりました。
ビブリオバトルまではやりませんが、毎月自分の好きな本を選んできた方が、その本を紹介していくというものです。ゆくゆくは、本棚をつくり、みんなが本を読める空間にしていくというものです。
読書会をやってみたいと思っていた私には、もってこいの企画。
そして、第一回を担当した若者(ごめんなさい、お名前を伺っていませんでした)が本を紹介してくれました。この彼、仮名Aさん。Aさんのすごいところは、本の帯をご自分で作っているところです。キャッチ―な短い言葉がついています。
「注意!!この話には、嘘や省略がたくさんあります。」
すごな。しっかりした若者に感動しました。
この本を選んだ理由はもう一つあります。それは、去年何度も観戦した、ビブリオバトル大学生全国大会、高校生全国大会で、伊坂幸太郎作品を選ぶ方が多かったことです。去年は、ビブリオバトルで紹介された本を数多く購入し、読みましたが、伊坂幸太郎作品に手を出すことがありませんでした。近づいてはいけないような気がしていました。
伊坂ワールドファンが口ぐちに言うこと。
・伏線の連続
・他の作品の登場人物が出てくる
この二つを何度も聞いていました。
これがいけなかったのだろうか。小説を読んでいるのに落ちつかない。他の作品と繋がっているのは、この人だろうか?この人だろうか?邪な読書です。
そして、伏線の深読み。深読みしすぎて、最後の最後まで、頭の中で違うストーリーができていて、本当の小説と違う結末を頭で作っていました。私の脳裏にあった伏線は、さらに複雑でした。
もう一つ。時々やってしまうのですが、小説を読みながら、作者を想像することです。この作者はどんな人なのだろう。今回は、年齢が気になりました。
主人公の二人が、リサイクル店でアルバイトをしています。そして、廃棄されている「掘り出し物」を見つけます。それを持ち帰って、リサイクル店で販売しようとしていると、ライバルが現れます。そこで、こぜりあいになるのですが、そのとき、主人公が頭で考えているセリフです。
掘り出し物をみつけたのは、どちらか、ということをいいはじめたら、
P94
「いつみつけたんですか?何時何分何曜日、地球が何回まわった日?」
主人公が頭の中でこのセリフを考えています。どちらが先に「掘り出し物」をみつけたかを論じ始めたら、そういう下らない押し問答になるだろうというところです。
このセリフです。絶対私と年齢が近いと思いました。
そこで、本の最後をみると、生まれた年がでていました。1971年、千葉生まれ。あたりだ。
この言い回し、世代や地域によって違います。以前、息子達が喧嘩をしていて、このセリフになりました。そこで、次男に聞いてみました。本に記載されている言い回しをして、
「こういうこと言っていた?」
「何時、何分、何十秒、地球が何回まわったとき、と言っていたよ。」
そうだ。この言い方のほうが正しいのですよね。何時、何分の後、なぜ何曜日なのか?これは、語呂が良いのです。会話的には、何時、何分、何十秒のほうが自然です。時間しばりですから。
これが、世代なんですね。
他にも、同世代だとおもわれる部分がありましたが、それは、いつか開催する読書会でお話しようと思います。
伊坂幸太郎の小説は、びっくりするくらい読みやすかった。それは、びっくりしました。
Aさんは、
「伊坂幸太郎のお薦め小説は沢山あります。」
と言っていました。今度お会いしたら、聞いてみようと思います。
2、3月の紙芝居
2月27日(水)
3月13日(水)
3月27日(水)
15時~18時30分くらいまで
二子新地
駄菓子木村屋さん
中庭マルシェ
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★紙芝居(無料です!)
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