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名も無きねこに

久しぶりにセンター試験

2010-02-27 21:00:47 | 仏検準一級
"The ultimate French review and practice"は今日は休んで、
『改訂版フランス語ハンドブック』に目を通したところ、
複数形名詞の特殊用法の説明が目を引いた。

2.1.3. c) 多量・強意・誇張などの文体的効果を示す
ex. les cieux 大空, les eaux de la mer 大海の水

十年以上前に暗誦していた次の文章(うろ覚え)で、
どうして「空」が複数形なのか分らなかったが、
多分これもフランス語と同じような用法なのだろう。

Beati i poveri, perché dei essi il regno dei cieli.


楽しみと勉強をかねて読んでいる "L'étranger " も休んだ。
部屋を片付けていて見つけた、かなり前に印刷した
2009年のセンター試験問題を気分転換に解いた。


2009年度センター試験フランス語:184点(200点満点)

第1問 発音:14点(配点14)
どの問題もいたって基本的な出題で特に難はなかった。

第2問 語彙:18点(配点18)
ミスはしなかったものの、
L'examen a été reporté à mercredi. の言い換え問題で、
reporter の意味を思い出せず、
消去法で On a remis l'examen à mercredi. を選んだ。
reporter à : (~に)延期する
remettre : 延期する

第3問 品詞変化:24点(配点28)
パッと見で意味を思い出せない語が二つあった。
contester : 異議を唱える
mépris : n. m. 軽蔑

Ce chemin n'est pas assez large. を
Il faut ( )largir ce chemin. になるようにする問題で、
enlarge から連想して解答してしまった。
正しくは élargir だった。

第4問 短文穴埋め:21点(配点24)
かなり基本的な文法事項や単語を忘れて苦労した。

Attendez ici jusqu'à ( ) il ne pleuve plus. に qu' を入れて不正解。
正解は ce qu' 。
jusqu'à ce que + subj. : ~するまで
ex. Je restrai ici jusqu'à ce qu'il vienne.

Franck était ( ) bouleversé qu'il est allé au lit sans dîner.
( ) に入る語を beucoup, tellement, très, trop から選ぶ。
trop かなと思っていたものを、最後の見直しで tellement にして
正解になった。
tellement que... : とても ... なので
bouleverser : 1. 混乱させる 2. 一変させる 3. 動転させる

Le motif de sa démission n'est pas ( ) que je croyais.
celui, lequel で迷って、
lequel を入れていたところを見直しで celui にして正解。
celui : 指示代名詞 (関係詞を従える--ここでは que )
lequel : 関係詞 (主にモノ)

第5問 会話文:25点(配点25)
A : Ah, vous êtes en réunion ? Excusez-moi, je repasserai plus tard.
B :( )
A : D'accord. A tout à l'heure.

( ) に Oui, s'il vous plaît. On se voit après. と
Plutôt demain. Maintenant, c'est difficile. のいずれが入るのか迷った。
「後で」と最後に B が言っているのに
「明日」はないだろうと思って前者を選んで正解した。

第6問 長文1:33点(配点33)
家の見取り図を見ながら答える問題と、
アルバイトの内容の一覧を見て答える問題。
どちらも仏検で言えば3級前後の難易度だろうか。
幸いここではつまずかなかった。

第7問 長文2:29点(配点33)
忘れた語、未知の語がわらわら出てきて一つ間違った。
autrui : pr. indéf. (文) 他人
jadis : adv. (文) 昔、かつて
pour rien : 1. 無料で 2.無駄に 3.理由もなく
consommer : 消費する
au profit de... : ~のために
prêt, e : 準備のできた
plaignent : plaindre 3 pl.

第8問 並べ替え作文:20点(配点25)
「十分な証拠なしに断言すべきではない。」を
Il ne faut rien de affirmer quand on n'a pas preuves suffisantes. にしてミスになった。
正しくは Il ne faut rien affirmer quand on n'a pas de preuves suffisantes. だろう。
否定冠詞となるべき de を前置詞と勘違いした。


奇しくも去年の五月と同じ点数になったものの、
間違いの内容をこうしてみてみると、あまり喜べない。
何ヶ月も怠けていたわりによくやったと思うべきか、
こんな間違いをしているのはヤバイと危機感を持つべきか。
仏検準一級に向けた準備をする身としては、やはり後者だ。

残: 485h
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のんびりでも毎日

2010-02-26 22:21:15 | 仏検準一級
今日は調子があまりよくなかった。
最初に飛ばしすぎて息切れしてダウンという
よくやってしまうパターンにならないよう、
フランス語は Camus を少し読んで、
あとは聞き取りの練習だけにした。

試験までまだたっぷり時間はある。
あせることはない。
少しずつでも毎日続けることが肝心だ。

残: 488h
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10 時間

2010-02-25 21:01:35 | 仏検準一級
父が交通事故にあった。
といっても接触程度だったようで、大事には至っていない。
しばらくは何かと世話をすることになるかもしれない。
ともかく無事でよかった。


フランス語の勉強はいつもどおりに進めた。
読解に関しては今手を着けている本だけでも十分なのに、
去年やたらと教材をそろえてしまって、
未着手のものがまだ何冊もある。
十月までに全部を終えるには、
一日当たりの学習時間を増やしていかないといけない。

『仏文和訳の実際』は応用編に入ってから
あまり読み進んでいない。
単純過去が頻繁に出てくるようになったので、
いい練習になりそうだけれども、他に優先するものがある。
これは四月中に一通り読み終えられればいいだろう。
作文に使えるかどうかはその後で考えよう。

残: 490h
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『名詞化辞典』 再開

2010-02-24 20:58:26 | 仏検準一級
予定通り『フランス語名詞化辞典』も再開した。
残り三十ページというところで勉強を投げ出してしまい、
中途半端な状態になっていたので、
とりあえず一周目を終わらせるのを優先する。
今月中になんとかしたいが、間に合うか ?

三月は忘れかけている文法事項の復習と、
動詞活用表の暗記で終わるかもしれない。
準一級レベルの勉強にはまだ入れそうにない。
まあ、それでも過去問を一回分ぐらいといて、
現状で何がどのくらい足りないのかを早めに把握しておこう。

残: 490h
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仏仏辞典に力尽き

2010-02-23 21:06:51 | 仏検準一級
毎朝一番に取り掛かっている Camus の L'étranger を、
今日は Larousse の仏仏だけを引いて読み進めようとしたら、
かなり時間を取ってしまった。
仏和無しに何かに取り組むには、まだ実力不足なのだろうか。
仏仏辞典の積極的な利用は準1級受験までの課題のひとつだ。

『フランス語名詞化辞典』にも再び取り掛かろうと思っていたが、
Camus で集中力を切らしてしまって予定通りにはいかなかった。
こちらも今週中に一周目を終わらせておきたい。

残: 493h
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カウント 開始

2010-02-22 19:14:33 | 仏検準一級
仏検2級のときと同様、
APEF が準1級受験者に対して想定している
標準(累計)学習時間と同じだけの時間-- 500 時間 --を、
仏検準1級の準備にかけることをひとまずの目標とする。

時間さえかければいいというものでもないにしても、
実際にそれだけの時間を勉強に当てられれば、
怠けていた分を取り戻す+多少なりの進歩は見込めるだろう。

去年の秋にやろうとしたことだけど、
仕切りなおしということで今日から再開する。
途中怠けたりしなければ、 8 ヶ月で 500 時間は何とかなりそうだ。
怠けなければね。

今度こそやるぞ。

残: 496h
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人知れず再開

2010-02-21 16:51:05 | 仏検準一級
毎度のことながら、長期間フランス語をさぼっていた。
昨年の秋季仏検は申し込みはしたものの、
あまりに準備不足だったので棄権した。
お金と時間を無駄にしてしまった。

今年こそはがんばろうと、秋季準1級試験を目標に
先月から学習を再開して数週間が経ったところで、
APEF から手紙が届いた。
昨年受験した2級試験の成績がよかったので、
表彰式に来てくださいとのことだ。

自分で覚えている限りではそれほど高い得点で
合格したわけでもないので、この通知には驚かされた。
実際に式に出てみないと、入賞の経緯が分らない。
まあせっかくだから、ありがたく賞状を頂戴しよう。
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2003 年度仏検準一級

2009-09-20 23:22:23 | 仏検準一級
学習再開からまだ五日しか経っていないが、
今日は過去問を解くだけにして勉強は休みにした。


2003年度仏検準1級:58点(120点満点)

筆記:42点(80点満点)。内訳は以下のとおり。

第1問(名詞化):10点(配点10)
全て『傾向と対策』に収録されている問題だった。

第2問(多義語):4点(配点5)
exposé au midi 「(部屋などが)南に面している」が分らず
一点減点。

第3問(前置詞):4点(配点5)
manquer de ~ 「~が不足している」と
manquer à ~「約束などを破る」を混同して一点減点。

第4問(動詞活用):6点(配点10)
se dirigeait とすべきところを avait décollé としたミスと、
projeter の現在分詞を projettant としたミスで四点減点。

第5問(長文 穴埋め):4点(配点5)
選択肢の理解が至らず1ミス。

第6問(長文 内容一致):14点(配点16)
質問分の ne ~ pas que のうち pas を読み落としていた。
不注意だ。

第7問(長文 要旨記述):0点(配点15)
採点基準が不明なので 0 点とみなした。

第8問(和文仏訳):0点(配点14)
とても模範解答のような自然な文章は書けない。
われながら出来上がった解答のぎこちなさに苦笑した。
これも採点基準が不明なので 0 点とみなした。


書き取り:0点(配点20)
書き取りのための休止時間が2002 年度の問題より長く、
余裕を持って解答できた。
全体的に思ったよりもやさしく、二級との違いを感じない。
ミスは三箇所だけだったが、
例によって採点基準不明につき 0 点とした。

聞き取り:16点(20点満点)。内訳は以下のとおり。

問題1:7点(配点10)
過去分詞・形容詞を女性形にするのを忘れたのと、
余分なアクサンをつけたので三点減点。
事前に問題文にじっくり目を通したので楽だった。

問題2:9点(配点10)
一部『傾向と対策』に収録されていたので、
事前に正解が分っていた。


筆記については、語彙力と表現力の不足が
今後取り組むべき大きな課題であることがはっきりした。
読解問題で本文中分らない単語がちらほらと出てくる。
文脈から手探りで解答しているようでは本番が危ぶまれる。
また、仏作文はかなりの練習量が必要そうだ。
この辺は『1からはじめる』と『仏文和訳の実際』で
対処していくのがいいのだろうか。
書取り・聞き取りは、『拡張力』と『Progressons』を使った
今の勉強法で対応できるようだ。

一部の問題は『傾向と対策』に掲載されていて
既に解いたことがあるので、純粋な実力測定とは
ならなかったものの、手応えとしては
予想合格圏内の 85 点まで確実に到達するには、
まだまだ勉強が必要に思える。
あと一ヶ月でどこまで力をつけられるか、
やれるだけやってみよう。

残: 455h
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『傾向と対策』の使い方

2009-09-19 23:15:33 | 仏検準一級
『名詞化辞典』が結構な勢いで進んでいる。
残り六十ページを終えるのに四~五日もあれば十分だろう。

一方、『傾向と対策』はなかなか捗らない。
まだ第一部の実力養成問題を二十問解いた辺りだ。

仏検二級の語彙に関する問題と同じく、
準一級の名詞化問題は知識を問うもので、
考えて答えが出るものではない。
何が何でも一周目を早く終わらせて、
後は反復して覚えこんでしまう方がいいとやっと気づいた。
ここは『完全予想』と同じく、一周目で答えを朱書きして、
二周目以降は赤の半透明のシートを使って暗記していこう。
並行して第二部以降も進めて、
出来るだけ早く全体を一周したい。

残: 456.5h
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いったそばから

2009-09-18 23:11:13 | 仏検準一級
開始時刻が午後にずれこんで、
今日は三時間半しか勉強できなかった。
『名詞化辞典』が快調に進んだ反面、後半はバテて、
肝心の『傾向と対策』は手を着けられなかった。
教材ばかりそろっていても、
時間と労力を投下しなければ宝の持ち腐れだ。

『拡聴力』は、-rai と -rais の聞き分けで躓いた。
狭い緊張した音とゆるい音がなかなか判別できない。
細かな点だけれども、弱点は早く見つけて克服しないと。

残: 460.5h
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