二月十七日から再開した『拡聴力』の一周目が昨日で終わった。
「仏検3級準備レベルから1級準備レベルまで聴解力を引き上げる」という謳い文句にふさわしく、
最後の辺りの難しさは相当なもので、正しく書きとれていても意味が分らないという現象が起きた。
聞き取る力は少し伸びたかもしれない。
今日から二周目だ。今度は音声として収録されているモノは全て書き取る。
聞き取りは一番苦手とするところなので、まだ時間があるうちに聴解力の底上げをしておきたい。
そういえば、先週出席した表彰式で、1級最優秀合格者の方がフランス語でスピーチをした。
壇上に並ぶ
APEF および後援団体の方々はもちろん、わたしの周りの合格者たちも、
彼女の話を聞いて笑ったりしていたので、きっと皆聞いて理解できていたのだろう。
わたしはといえば、時折部分的に分る程度で、
なんとも場違いな所に来てしまったなとつくづく思わされた。
なのに、席が最前列で、壇上で表彰される面子に入っていたのでイヤ~な汗をかいた。
文部科学大臣奨励賞とかいうすごいのかすごくないのか今ひとつわからない賞の賞状と、
France-Japon.net 賞という副賞で図書カード5000円分を頂戴した。
貰えるものはありがたく貰っておくという主義だけれども、
わたしの成績は決して目を見張るほどのものでは無かったので、何かの間違いかと思った。
式後のレセプションで APEF の人と話す機会があったから、疑問をぶつけてみたところ、
フランス語の学習形態、年数、渡仏暦の有無、年齢や在宅地などを成績に加味して
受賞者を選んでいるそうで、わたしは独学組みの中からたまたま選ばれたようなものだったのだろう。
まあ、そう滅多にできない経験ができて面白かった。
これを励みに秋季試験に向けてがんばろう。
残: 450.5h