東京の試験会場 TKP 市ヶ谷カンファレンスセンターで西検四級を受験してきた。
会場は駅にほど近く、改札を出てすぐ目に入るところにあった。
日本学生支援機構の採用試験か何かがあるらしく、エレベーターホールに案内係さんが幾人もいたが、
西検のスタッフはおらず、会場のフロアへの案内はあまり目立たないところにあった。
4級の試験会場は120人程度の数を収容できる部屋があてがわれていた。
試験開始まで出来ることもあまりなかったので、『対策問題集』をパラパラとめくりながら、
固形ブドウ糖をムシャムシャやっていた。
時間になり、注意事項の説明を受け、試験が始まった。
が、問題を見て肩透かしを食らった。
動詞の活用問題がゴリゴリ出るかと思っていたら、そういった問題は少数で、
どちらかというと語彙・語法問題が多かった。
大問1から大問3は虫食い文に当てはまる適当な語を選ぶ問題と、
句動詞などの言い換えの表現を選ぶ問題。
動詞の活用を選ばせるものもちらほらあったが、
ほとんどは単語・表現を知っているかどうかの知識問題だった。
半数は分からず消去法と勘で解答した。
大問4は虫食い部分に当てはめるには「不適切」な語を選ぶ問題だった。
勘違いして適切な語を選ぶものと思って解答していたことに、
リスニング後の見直し時間で気づいて慌てて修正した。
大問5は長文を読んで、設問の和文が内容に一致するか否かを選ぶ。
パッと見長文が厄介そうだったけれども、落ち着いて読んでみれば難しい単語・表現はなく、
どうということは無かった。
大問6はリスニング。
会話を聴いて内容に一致する文章になるよう、虫食い文の単語を選択する。
会話のスピードは『対策問題集』の吹込みを上回っており、
これは筆記問題を早めに終えて問題を先読みしていたから答えられた。
そうでなかったら全部落としていたことだろう。
全般に習得している語彙と表現の数が勝負の試験だったと思う。
リスニングに限って言えば『対策問題集』での勉強は現行の試験形式に沿っていないので、
対策としては不十分だろう。
これで出題内容はあらかた分かったので、今回不合格でも、
受験し直す場合にどう対策を立てるか見当がつく。
それにしても、たった50分の試験だったのに疲れた。