Syl.Com.

名も無きねこに

来年の話

2022-12-31 17:16:49 | わたし

今年も残すところ七時間弱。勉強の面ではいろいろある年だった。

七月に HSK 1, 2級を受験して、十二月に西検五級を受けた。

 

来年の勉強をどうするか。

このまま中国語とスペイン語を勉強するのもありといえばありなのだけれど、

中国語はどうしてだかあまりやる気になれない。スペイン語もひとまずお休みにしたい。

 

やはり一年後の独検一級・準一級を目標に、来年はドイツ語に身を入れたい。

ただ露検三級をどうするかが考えものだ。これまで三回受験して三度とも不合格になっている。

このままにしておくのもみっともない。

 

露検は五月、独検は十二月に実施される。何とか並行して勉強していけるだろうか。

露検の準備も明日から始めるとして、三月あたりの仕上がりを見て勉強を続けるかどうか判断するか。

 

防音工事の準備もあるから、勉強だけしているわけにもいかないだろう。

時間は大事に使わないといけないな。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『そして誰もいなくなった』

2022-12-30 22:14:36 | わたし

今日も良く眠れず、日中うとうとしては目が覚めての繰り返しだった。

処方されたクスリのおかげでのどの痛みや咳は治まった。

 

語学の勉強再開は年明けからにして、今日も古い映画を一本観た。

 

『そして誰もいなくなった』(ルネ・クレール監督 1945 米)

 

以前英語の勉強にスクリプト本も一緒に買ったはずが行方不明。

セリフの速度に追いつけず、ほとんど聞き取れない。

来年は英語もやろうか、どうしようか。

 

それよりロシア語とドイツ語を並行して勉強するかをまず決めないと。

露検3級合格が直近の目標かな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安価で滋養豊富

2022-12-29 22:42:07 | わたし

昨日の読書会の帰りから、のどに痛みを感じた。

夜中は咳ばかり出てつらかった。

 

精神科で診てもらったついでに内科も受診したけれど、

検査できる設備が無いので、結局何の症状なのかは不明。

可能性としては、かぜ、インフルエンザ、新型コロナ、肺炎のぶり返しが考えられる。

対症療法として痛み止めや消炎剤、抗生剤を一週間処方してもらった。

 

精神科は精神科で、ここ何日か一日に三時間くらいしか眠れないことを言ったら薬を増やされた。

どうも不調が続くな。食生活が良くないのか?

明日から卵とバナナで栄養を摂ろうと思う。

 

元旦に姉宅に招かれているけれど、病気を移しに行ったらまずい。

ここは遠慮しておくか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イカと忘年会

2022-12-28 21:59:25 | わたし

昼前、母のホームに行き用事を済ませてから読書会に向かった。

今日の会場のファミレスには占い師さんが先に来ていた。

しばらく雑談しているとイカが来たので、課題図書を読み始めた。

 

三四時間かけて、残り20ページくらいの所まで進んだ。もうじき今の本が終わる。

次の課題図書は来年三人で決めることにして、17時前に占い師さんは帰宅。

 

イカはせっかく会えたのだからそのまま忘年会にしようと言い出して、わたし達二人は残り、

ビールと温野菜の盛り合わせ、ローストビーフを注文した。

ビールを飲みながら、イカから現代美術史の簡単な講義を受けた。

 

帰りしな、イカはごちそうしたいというのでお言葉に甘えてお開きにした。

イカもいろいろ気を遣ってるな。

 

明日は精神科だ。早寝しよう。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日はイカと読書会

2022-12-27 21:55:40 | わたし

今日も古い映画を二本観た。

 

『ドリアン・グレイの肖像』(アルバート・リューイン監督 1945 米)

『緋文字』(ロバート・G・ヴィニョーラ監督 1934 米)

 

『ドリアン・グレイの肖像』は盛り上がりに欠け退屈だった。

原作でドリアンの葛藤はどう扱われているのか気になる。

 

葛藤といえば、『緋文字』のアーサーは都合良く死ぬ直前に罪を告白できた、

が、5年間屈辱を一身に受けながら秘密を守り抜いてきたヘスターの苦痛はどうなのか。

死人はこれ以上責められないだろうから…ということで何とか相殺するのか。

原作を読んでみないと何とも言えないか。他にも何度か映画化されているようだ。

 

明日は母のホームに行く用事と読書会がある。

さっさと寝よう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ゼンダ城の虜』

2022-12-26 19:15:10 | わたし

午後に二三時間眠るつもりで横になっても一向に眠れなかった。

こんな時は映画でも観るに限る。

 

『ゼンダ城の虜』(ジョン・クロムウェル監督 1937 米)

 

主人公と瓜二つの国王との出会いから戴冠式辺りまでは少しダラダラしていた。

正体を偽ったまま、フラビア姫と様々なやり取りをしているあたりから、だんだん面白くなる。

悪漢のエンツォ役が好演でストーリーを引き締めていて、

続編を予感させる最後だな、と思ったらやはり原作小説には続編があるらしい。

王家を捨て去るわけにはいかない姫との別れは、冒険物らしい最後だった。

機会があったら原作も読みたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やたらとくしゃみがでる

2022-12-25 22:24:26 | わたし

粗大ごみの片付けをしなければならず、温かい寝床を渋々離れた。まるでねこのようだ。

三十分ほどで片付けは終わり、近場のスーパーに食べ物を買いに行った。

 

大型店舗の方は大盛況。ジュースを買って飲みたかったけれど、レジの行列がすごかったので、別のスーパーに行った。

そちらは閑古鳥が鳴く程ではないにせよ、経営状況が心配になるほど客足が少ない。

このまま行ったら本当につぶれそうだ。

 

帰宅してシャワーを浴び、ウィスキー&ソーダをひっかけながら映画を観た。

 

『検察官閣下』 (ヘンリー・コスター監督 1949 米)

『心の旅路』 (マービン・ルロイ監督 1942 米)

 

どちらの作品も原作は未読。

調べてみたら『検察官』はほぼ翻案といっていいほど変えられているようだが面白かった。

昔の喜劇は罪が無くていい。昔ぁよかった、などと年寄りじみたセリフを言いたくなる。

 

『心の旅路』は展開に無理がある。戦争で記憶喪失になった主人公に献身的に使えるヒロインが、

何でもって実業界に戻った主人公の秘書になれたのか。

 

それにしても寒い。ウィスキーはまたネタ切れになった。

ちょっと飲み過ぎか?内臓に良く無さそうだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『大いなる遺産』

2022-12-24 21:43:14 | わたし

『大いなる遺産』(デヴィッド・リーン監督 1946 英) を観た。

 

子供のころ深夜にテレビ放送で観て以来、ずっと気になっていた映画だ。

子供時分の記憶は確かなもので、一度しか見ていないのに細部まで覚えていた。

以前視聴した時は、埃と蜘蛛の巣だらけの邸宅に住む老女と、わたしの祖母を重ねて見ていた。

そんな思いも場面場面を記憶に焼きつける役割を果たしていたのかもしれない。

 

ハビシャム邸でエステラと再会したピップが、埃だらけのカーテンを引きちぎり、

板戸を打ち壊し、差し込む日の光と吹き込む風でミス・ハビシャムの呪縛からエステラを解放する最後の場面は、

今見ても胸に迫る。

 

ディケンズの原作は読んだし、'98 年のキュアロン監督の翻案も観た。

'12 年のニューウェル監督版は DVD こそもってはいるものの未見。

明日当たり観てみようかと思う。

 

映画を観終えて、二三時間眠ってから地主さん宅に地代を支払いにいき、

帰路スーパーで安ウィスキーを買い込んで、家でちびちび飲んでいたら再び眠たくなり、

そのままスヨスヨと眠っている所をイカの電話で起こされた。

 

眠い頭で話半分にイカの言に耳を傾けていると、好事家氏の悪口をまくしたてている。

なんでもつまらないことで喧嘩になったらしく、好事家氏にしては珍しく感情的になったそうだ。

イカもすぐに腹を立てるから、多分本当にどうしようもないことで言い合いになったのだろう。

いつまでも稚気の抜けない人たちだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

関内まで行くのはちょっと

2022-12-23 23:25:32 | わたし

イカと好事家氏に、石川町で展覧会をいくつか梯子して、帰りに関内で読書会をしたいと持ち掛けられた。

絵を見るのは付き合わなくてもいいから読書会だけでも出られないか打診されたけれど、

インフルエンザやコロナが流行っているし、やたらと寒い中そのためだけに関内まで出ていくのは億劫なので辞退した。

 

連絡を昼頃入れて、ちょっと買い物に出た後、少し横になったら夜まで眠ってしまった。

目覚めたら、スコッチの瓶は空。燃料が無くなった。

使い捨てカイロをいくつか服に貼って、布団に潜ったまま大分毛色が違う二本の映画を観た。

 

『サロゲート』(ジョナサン・モストウ監督 2009 米)
『ピアノ・レッスン』(ジェーン・カンピオン監督 1993 豪)

 

前者は、サロゲートと呼ばれる現実世界で使えるアバターのような存在が一般に浸透した社会が舞台。

序盤は何となく見ているとただの刑事ものっぽい展開を予想させられたけれど、

中盤から物語の設定を生かしたサスペンスになる。

終盤は意外な人物がサロゲートなのか正体が判ったり、スリリングだった。

 

『ピアノ・レッスン』は以前から寝かせていて見ていない一本だった。

旦那さんは、迎えに来るのが遅れたり、ピアノを運ぶお金をケチったり、

さらには土地と交換するなどエイダの気持ちを逆なでする行動が目についてそれは無いなと思わされた。

最後に海中にピアノとエイダが沈んでいく場面は、彼女の生きようとする強い意志を描いたのだろうけれど、

神話や物語ならそのまま一緒に沈むのだろうな。

エイダの芯の強さが最後まで通った物語だった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

古典ばかり

2022-12-22 23:27:44 | わたし

一日家にこもって、スコッチを飲みながら古典的な映画ばかり観た。

 

『理由なき反抗』(ニコラス・レイ監督 1955 米)
『ラストエンペラー』(ベルナルド・ベルトリッチ監督 1987 伊・中・英・仏・米)
『炎のランナー』(ヒュー・ハドソン監督 1981 英)

 

『理由なき反抗』は初鑑賞。

先週の『ウェスト・サイド物語』(ジェローム・ロビンズ監督 1961 米) に続けてナタリー・ウッドを見る。

バズがチキンレースで命を落とした直後、彼の恋人らしかったナタリー・ウッドが、

同日にジェームズ・ディーン演じるジムと恋仲になるのがあんまりだった。

ジムが父親に対して抱える葛藤や、両親不在のプレイトーの孤独に、

世代間の断絶や、若者が抱く言葉にできない苛立ちという普遍的テーマを感じた。

ストーリーのイベントのほぼ全体がジムの転校してきた日から翌日の夜明けにかけての出来事で、

場面一致の法則というのか、舞台的にまとまった感じだった。

 

『ラスト・エンペラー』はわたしが子供のころ話題になった作品だ。通しで観るのは初めて。

紫禁城で溥儀に人々が跪くシーンはもっと人が多かった印象だったが、見てみたらそれほどの人数でもない。

記憶の補正がかかっていたようだ。

最初から最後まで一貫して溥儀の物語で、その他の登場人物は添え物的な扱いだったので、どこか物足りなさがあった。

とはいえ監督にとっては完全に異国の舞台なのに、清朝末期から文革最中の中国の空気がよく映されていた。

他の監督作品も観てみたい。

 

『炎のランナー』を観るのは三度目。

リドルが自分の信仰のために100m走の予選に出られないとオリンピック協会のお偉方を前に一歩も譲らずにいる場面は、

つい彼の肩を持ちたくなる。

もう一人の主人公ハロルドは、ユダヤ人であることを劇の最初の辺りで大学の学長たちがけなされていた。

信仰やユダヤ人問題などがうっすら漂う背景は、イギリスの視聴者にはどう捉えられるのだろうか。

 

まだスコッチも残っているので、もう一本なにかB級作品でも観よう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする