母の病状については流動的な対応を求められる。
目下、何かをしている必要は無いので、当然ドイツ語に目がいく。
ドイツ語教材 学習時間 累積時間
4000 90分 149時間50分
単語集も 90/150 まで進めた。
他に割り込むタスクが無ければ、これを最優先に終えてしまおう。
二ヶ月前に母が受けた定期健診の結果が姉のもとに送られてきた。
画像で送ってもらったが、Ａ評価の項目が多い中、肝臓だけはＤマイナス2とまずいことになっている。
また入院か? ひとまずホームからの連絡を待つしかない。
本を開く気になれず、ジンをソーダで割って飲んでいる。これで二杯目。
でもドイツ語はやらないとな。それすら出来ないようなら、敢えて言おう。
わたしはカスであると。
イカから感想を求められている某批評家さんによる評のレビュー。
わたしが文系最右翼の専攻だったためか、所どころ鼻につく表現が。
「ひしめく」を「犇く」とか、「もたげる」を「擡げる」とか、
キミ、それコンピュータの助け無しに、手書きできないよね？といいたくなる。
おまけに仮想粒子の消滅だかなんだか、よくわからない話が盛り込まれて。
このレベルで、謝礼をもらえるのか。
三島由紀夫に見せたら容赦なくポン刀で斬り付けてくる。
いやホント。
学生のころよく指導教官に、「あなた自身のことばでそれ分かり易く言うとどういうこと？」と言われた。
再構成出来ないものは、理解できていないことと同じだ。
難しいことばをこねくり回すだけというのは、わたしの業界ではもっとも忌むべき行為だった。
アートの批評を見ていると、扱いきれないワードや表現を、得意げに振りかざしている人が多そうだ。
なので、わたしには不愉快だ。
メトロノームも来たことだし、今日から早速ギターの練習を再開する。
ドイツ語の勉強があるのは、この際脇に置いておく。
が、 C コードから G コードへの切り替えが出来ない。
これは、若いころギターを始めてまもなく突き当たった所だ。
30 分ほどその繰り返しで今日は終わり。
こんなのも弾けなくなっているとは。年を取ったな。
