母のホームで用事を済ませた後、近くの食堂で昼食にうどんを食べた。
帰宅するとザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスの『アクシス:ボールド・アズ・ラヴ』が届いていた。
これまでジミヘンはベスト盤しかもっていなかったけれど、「ワン・レイニー・ウィッシュ」を聴きたくて、
このアルバムを買った。件の曲もエリック・ジョンソンのアコギによるカヴァーを聴いて興味をひかれていた。
通して聴いてみたところ、他にもいい曲が結構ある。
′60年代に活動していてこれだけ先進的な音を出せたのだから、あらゆるエフェクターが揃った現代なら、
さぞかし面白いものが聴けただろうに。夭逝したのが残念でならない。
学生の頃、級友が授業中に突如として教室の窓を開け放ち、
大音声で「ジミ!なんで死んじまったんだよー!!」と外に向け叫ぶことがしばしばあった。
ロバート・ジョンソンのボックスセットを薦めてきた男である。
若いながら好みの渋い奴だった。