猫の歯磨き

 歯石で苦労している猫というのは、少なからずいると思われる。ネロもデビンちゃんもそうであった。デビンちゃんは歯茎が赤く腫れて、かなり痛かったのだろう、ご飯が食べられなくなってしまった。
 そこで、父が人間用の歯槽膿漏の薬をデビンちゃんの歯茎に毎日すり込んでマッサージしてやったら、症状が改善されて、またご飯が食べられるようになり、一時は痩せていたのがまた元気になって、それ以来、歯は抜けてしまったけれど、まあなんとかやっている。
 デビンちゃんは、口元を撫でられるのが好きな猫で、差し出した指にデビンちゃんのほうからよく歯をすりつけてくるから、薬を塗るのはそう問題ではないだろうと思ったら、やっぱり嫌がって、薬を見ただけで脱兎のごとく跳んで逃げた。
 猫の本には、口の中を触らせてもらえるように子猫のうちから慣らしておくといいと書いてあるが、3歳のみゆちゃんにはもう遅い。しかし、歯石は2歳くらいからつきはじめるというから、今からでも、少しずつ歯磨きに慣らすようにやってみようかしらとも思う。


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