先日、タップのレッスン中、
どうも靴に違和感があって、
何だろう？と思いながら踊っていました。
途中で休んで靴を脱いだりしていたので、
みんなが心配してくれまして、
「どうしたの？ 足がヘンなの？」
「いや、そうじゃなくて、靴が」
「新しいの？」
「いいや、ずっと使ってるんだけど、
底の革の部分が変形してるみたい」
「え～、変形なんてする～？」
「うん。タップ始めたときから履いてるから」
「え？」
ザザザザザザザザザ・・・・・
周りが一気に引いた音です。
ホントに聞こえました
「あの・・・、一度も換えてないの？」
「そうだけど・・・え？みんな換えてるの？」
「そりゃ換えるわよ。じゃぁ、それ何年目？」
「えーと、23年かな？」
「・・・・・・」
みんな、しばし言葉を失って、
ハッ、
と我に返ったあとからは、
「換えろ、換えろ」の大合唱。
ありゃぁ、そうだったんだ
そういえば、見た目もかなりくたびれてる。
でも、もう舞台で踊ることもないし、
それに、靴底以外は、もう完全にカスタマイズされて、
履き心地は抜群なんだもん。
でも、さすがに、このままじゃ、
踊りにくくて仕方ないしなぁ・・・
タップダンスを踊ることは、
子供のころからの憧れでした。
でもなかなかチャンスがなくて、
やっと習い始めたのが、30代半ば。
だからよけいに、
初めてタップシューズを履いたときの、
あの嬉しさは今でも覚えています
ま、履いたからといって、
音がちゃんと出るわけじゃないんですけどね（笑）
考えてみたら、その、初めての靴を、
・・・まだ履いてるんだわ。
それから、何度も舞台で使ったし、
本番前に、８時間タップってのもやったっけ。
つまり、ほとんど１日、タップ踏んでた。
ものすごい大雪の日だったなぁ（遠い目）
うん。そうだな。
やっぱり、寿命なのかもしれない。
・・・とりあえず、
・・・修理の相談でもしてみるか。
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