コマーシャルフォトのように、
金色の豚さんをもってほほ笑んでいる喜多川季子ちゃん。
何なのじゃ、これは、って感じですよね?
先日、稽古開始の寸前でした。
「え?私、こんなもの持ってきてる!」
という季子ちゃんの声が、稽古場に響き渡りました。
何事かと思って見てみると、
彼女の手には、大きな金色の豚の貯金箱が・・・。
「こんなもの入ってたんだ・・・。重いと思った」
そりゃ、重いでしょう。
けっこう、じゃらじゃらといい音がしてましたから。
それにしても、どうして?
「これ、いつも棚に置いてるんです。
で、このかばん(横のピンクのかばん)が下にあって、
棚から落ちた拍子に、中に入っちゃったみたい」
なんと、みごとな豚ジャンプ!
気づかれずに稽古場までやってきた、って、
落ちた途端に、奥の方まで入ったんでしょうね。
「季子ちゃん、ごちそーさま!」
「今日、稽古場でこれ割るんでしょ?」
「そのために持ってきたんだよね」
とか、さんざん言われてましたが、
「だめーーっ!
これ、地震のときに持って逃げるんだから!」
なるほど!(笑)
少々重たくても、緊急時にすぐ目につくのは、
お財布よりも豚さんかもしれません。
もちろん、帰りにはまた、
無事、彼女のかばんの中にしまい込まれました。
めでたし、めでたし
東京ストーリーテラー8月公演「ラストシャフル」
詳細はこちらに