昨日は途中で失礼しました!
さて、私のように、
ビンタが苦手で、イヤでしょうがない。
でも、やらなきゃいけないから、やる、
・・・と、どうなるか、というと、
ビビって勢いがないから、音が出ないんです。
⇒これ、芝居には致命的です。
そして、ビビって、きっちり入らないから、
⇒相手はすごく痛い!
もう、ゴメンナサイというしかない!
上手い人は、反対に、
いい音出すけど、痛くないんですね。
音が出なくて痛い、って、
やられる方はやられ損ですから。
もちろん、稽古のときには、叩いたりしません。
通しくらいになってから、
やっと本当に叩きます。
そりゃそうですよね。
何度も同じシーンを返して稽古するのに、
その度に引っぱたかれたんじゃ、
顔が腫れちゃいますから。
でも・・・、やりたくないもんだから、
私、通しになっても叩かないで、
叩くフリをしてたんです。
そしたら、さすがに演出家に注意されまして、
「苦手なら、余計やらなきゃダメですよ」
・・・おっしゃる通りです

うぅぅぅぅぅぅぅむ。
今のところ、相変わらず、
< 痛いけど、音が出ない > 状態

今日も今日とて、
通し稽古で「ボテッ」みたいな音を出しておりました。
(叩かれる彼、ごめんね~

でもね、これを考えているうちに、
ちょっとした法則を発見しちゃいました。
あくまでも私の独断なんですが、
やっぱりね、
<女優っぽい女優は、ビンタがうまい>
んです。
日常生活でも引っぱたいてるだろうな~、この人、
って雰囲気の女優さんって、いるじゃないですか。
こういう人にビンタをやらせると、
まぁ、惚れ惚れするほど決まります。
まぁ、ね、
私も「女優」じゃないことはないんだけど、
「役者」の方がしっくりくるし、
どっから見ても「平和なタヌキ」だものなぁ。
でも「ビンタ」シーンも3度目の正直。
当然、打率10割を目指します。
似合わないけど、頑張って、
「ビンタのうまい女優」をお見せしますぜ

とかいいながら、
爪が当たらないように、ちゃんと切っとかなきゃ、
などと思う私なのでありました




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