望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

ビンタ!!(昨日のつづき)

2013-07-27 22:03:51 | 演劇・舞台・小劇場

昨日は途中で失礼しました!


さて、私のように、
ビンタが苦手で、イヤでしょうがない。

でも、やらなきゃいけないから、やる、

・・・と、どうなるか、というと、



ビビって勢いがないから、音が出ないんです。

⇒これ、芝居には致命的です。


そして、ビビって、きっちり入らないから、

⇒相手はすごく痛い!

もう、ゴメンナサイというしかない!



上手い人は、反対に、
いい音出すけど、痛くないんですね。

音が出なくて痛い、って、
やられる方はやられ損ですから。



もちろん、稽古のときには、叩いたりしません。

通しくらいになってから、
やっと本当に叩きます。

そりゃそうですよね。

何度も同じシーンを返して稽古するのに、
その度に引っぱたかれたんじゃ、
顔が腫れちゃいますから。


でも・・・、やりたくないもんだから、

私、通しになっても叩かないで、
叩くフリをしてたんです。


そしたら、さすがに演出家に注意されまして、

「苦手なら、余計やらなきゃダメですよ」

・・・おっしゃる通りです 


うぅぅぅぅぅぅぅむ。


今のところ、相変わらず、
< 痛いけど、音が出ない > 状態 

今日も今日とて、
通し稽古で「ボテッ」みたいな音を出しておりました。
(叩かれる彼、ごめんね~



でもね、これを考えているうちに、
ちょっとした法則を発見しちゃいました。

あくまでも私の独断なんですが、

やっぱりね、

<女優っぽい女優は、ビンタがうまい>

んです。


日常生活でも引っぱたいてるだろうな~、この人、

って雰囲気の女優さんって、いるじゃないですか。

こういう人にビンタをやらせると、
まぁ、惚れ惚れするほど決まります。



まぁ、ね、

私も「女優」じゃないことはないんだけど、
「役者」の方がしっくりくるし、

どっから見ても「平和なタヌキ」だものなぁ。


でも「ビンタ」シーンも3度目の正直。
当然、打率10割を目指します。

似合わないけど、頑張って、
「ビンタのうまい女優」をお見せしますぜ 


とかいいながら、
爪が当たらないように、ちゃんと切っとかなきゃ、
などと思う私なのでありました 








         

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コメント (2)
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