まだ本番も終わってないのに、
ウラ話モードに入っている自分が、ちょっとコワい、けど、
まぁ~~、大丈夫でしょ~
って、ノリがもっとコワいけど
今回!
生演奏がございます。
これはキーボードだけど、
本番はエレクトーン。
劇場にはないので、借り物なのですが、
・・・実は、新品
キズでもつけた日にゃぁ、弁償になります。
運び込むのは、スタッフとキャスト。
はい、もちろん、全員働く小劇場演劇ですからね。
でも、すんごく重いらしいんです。
私は知りません。
だって手伝ったら、かえって邪魔になるでしょ。
で、3日の本番が終わった後、
1週間後の10日の公演まで、
事務所に大事に保管してもらうことになりました。
1階の劇場から、2階の事務所へ
絶対にキズはつけられない精密楽器を、
階段を使って、よっこらしょと運び上げるのですが、
・・・キャストで若い男性は、たった2人。
スタッフさんも少ないし、
主宰の久間さんは・・・やめた方がいいですよの声(笑)
かなり大変だよね、と話しながら、
3日の夜公演が終わりました。
来て下さったお客様を送り出し、
さぁ、撤収だ、というとき、
まだ残っている役者仲間がチラホラ。
そうなんです。
だいたい、共通の役者仲間は、
最後までワイワイと残ってるんですね。
で、
その中に、ひときわにぎやかに残っていたのが、
あらぁ、ムックくーん~~!
「ラストシャフル」で、
野球チームの清さんや、甥の政伸をやっていた彼です。
おお、いい人がいるじゃない。
思わずこぼれる、悪魔の笑み
「ねぇ、バラシ!」
と、彼に言った途端、
全員の期待に満ちた視線が、彼に集中しました。
「バラシ」とは劇場を片づけて、
元通りにする撤収作業のことです。
「いや、オレ、ちょっと・・・」
と逃げかかるのを全員でつかまえ、
「エレクトーンだけでいいから」
と、無理やり引っ張っていき、
「すごいね」
「さすが、男だね!」
などと、ほめちぎって手伝わせ、
無事、エレクト―ンは2階に落ち付きました。
「いやぁ、よかったよかった~」
「これで安心~」
ホッとして、ご機嫌で楽屋に戻る道すがら、
常に冷静な、出演者の林くんがひと言。
「今度は下ろすんだけどね」
・・・・・・?
・・・・・・!!
忘れてたーーーーーーっ!
10日の朝は、今度は1階に下ろさなきゃいけないんだーー!
あさって。本番の朝。
少人数で。
うわぁ・・・
みんな、頑張ってねーー!
心から応援してるからねーー
東京ストーリテラー・番外公演
「役者の話芸・三編の意外な結末」
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