初めての朗読劇。
ゲネもできないまま、本番が始まって、
・・・ええっ?!
と、愕然とすることが・・・。
昨日書いたように、
本番の前に、我々が一番心配していたのは、
舞台から、お客様の顔を見ながら、
喋らなきゃいけないのか??
・・・ということだったのですが、
これは全く問題ありませんでした。
喋っている間は、真正面からライトがドーンと当たって、
台本以外、何も見えず。
客席の存在すらわかりませんでした。
一方、
喋っていないときは、どうかというと、
薄暗いライトの中で、じっとしているため、
これは客席が全部見えます。
台詞がないからヒマだし
そして、ちょうど3話目。
2話目の私の語りが終わって、ちょっとホッとして、
暗い中で客席を見たとき。
ものすごい衝撃に、
あぶなく声を上げそうになりました。
もう本当に、愕然としました。
・・・みんな、寝てる?!・・・
これ、どういうことなの??
そんなにつまんないの??
といっても、
キョロキョロしたら目立つし、
集中力は常にキープしていないと、
ぬるい体に変わってしまうので、
とにかく気持ちを切り替えて、
最後まで踏ん張って務めましたが、
そりゃぁ、
ちょっと立ち直れないほどのショックでした。
終わって客席に出たときも、
何となく、お客様の顔が直視できなくて、
(そんなに、つまんなかったのか)
と、お客様の雰囲気を窺っていたのですが、
「お疲れさまでしたー。
いやぁ、面白かった!」
と、突然、背中から声をかけられました。
はっとして振り返ると、
いつも来て下さるお客様で、
「え? 大丈夫でした?
ホントに面白かったですか?」
「面白かったですよ~。
ずっと目をつぶって聴いてたんですが、
情景が全部浮かんできましたよ」
あ、
あ、
あぁぁぁぁぁぁぁ、
そうだったのかーーーー
目をつぶって、聴いて下さってたんだー。
なんだよ~~。
寝てたんじゃないんだ~~。
へなへなっとなりました。
よかったぁ・・・
それからも、ブログやメールで、
「目をつぶって聴いていると」
という言葉にたくさん出会いました。
目をつぶって舞台を観る。
これ、普通ならあり得ないことです。
でも朗読劇ならありなんですね。
というか、その方がいいらしい。
なるほどね・・・。
納得しました。
でもね、
客席見たら、軒並み、
下向いて目をつぶってる、って、
そりゃぁ、驚きますよ
ちなみに・・・、
「ごめんねー。
目をつぶった途端に爆睡。
きゃはは」
っていうのも、いましたけどね
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