望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

朗読劇ウラ話・マジで怖かった話

2013-12-22 22:09:07 | 舞台・ウラ話
怖い、といっても、
ユーレイ関係ではありません。

危険の迫る恐怖でもない。


だけど・・・、間違いなく<恐怖>でした。



あ、そういえば(と脱線)、

友人の若い役者さんが、ブログで、

「今度、これに出演します!
 劇場は〇〇、日時は・・・」

といったインフォメーションをしていたので、
思わず、コメントしちゃいました。


「あの劇場・・・出るよ(^_^)v」


・・・悪かったかなぁ 

嫌がらせのつもりじゃないんだけど、

お客様減ったら責任感じるなぁ。

メールでも打っとこうかなぁ



・・・とまぁ、それはともかく、

今回の話も、
普通の芝居ではあり得ない、

朗読劇だったからこそ、
味わった<恐怖>でした。



公演、初日

この前も書きましたが、
朝から小屋入りして、

ほとんど稽古もできないまま、
本番に突入した、

その初日の、開演5分前くらいのときでした。


もちろん、既に全員、そでに待機していて、

台本をまとめてある、こういうファイルを、


しっかり胸に抱えておりました。


同じ台本といっても、
いろいろと個人的に書き込みがあるし、

私みたいに、字を大きく太く、
カスタマイズしてるのもあるし、

同じファイルでも取り違えたりしたら、
とんでもないことになるんですね。

特に私なんぞ、
他の出演者の台本は、小さくて読めないっ!

だから間違えないように、


と、それと・・・、

やっぱり抱えていたい気分で、

みんな黒のファイルを抱えていたんです。



あ、そういえば(とまた脱線)

ひとつわかったことがあります。

朗読のときは、あんまり台本に書きこんではいけない!
・・・ということ。


なぜかわかります?

字を追っているので、周りにやたらと書きこむと、
ついそれを読んで、集中が切れやすくなるんです。

普段はいっぱい付箋をくっつける私も、
落っことしたらみっともないし、
一切つけませんでした。


で、最後に書いたのが、

「語れ!」「落ちつけ!」

人に見られたら恥ずかしいけど、
これしかないので


はい。

わざわざ台本に書かなきゃならないほど、
緊張していたもので




で、

もうすぐ始まるな、と思いながら、

いつものように台詞を復唱する必要もなく、
(台本もってますからね)


でも、やっぱり不安で、ファイルを開いたんです。


舞台の裏の、少し明るめのスペースで。


そこでもう一度、
ちゃんと読み直しておこう・・・と。


と・・・そのときでした!


   (つづく)





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