<舞台裏へごあんなーい・その7>
ホリゾントにある謎のスペース。
実は、これが降りてくるスペースなのです。
これもまた、近くで見ると、
そのこだわりというか、世界観に驚きます。
そしてこれもまたまた、
美術の山下さんのツイッターで発見。
うーーん。
やっぱり、すごいこだわりでした。
この前、<その2>に、
「このロープはあとでご説明」と書いた、
ずらりと並んだロープは、
こういう吊り物に関係しているんです。
はい、ここにありましたね。
ホリに下ろしたり、上げたりする、
こだわりの「ゴミ」
間違わないように、ちゃんと、
ロープそれぞれに名前が書いてあるんですね。
だけど・・・、
いや、ま、確かにゴミなんだけど、
なんだか作った人に申し訳ないみたいな
ちなみに、その隣に書いてある「大黒」というのは、
一番奥に下がる黒い幕のこと。
きっと一番大きい黒幕って意味なんでしょう。
これは、どの劇場にもあります。
ちょっと読みにくいのですが、
左から「トリイ」「垂れーる幕」「看板 オバケ」
と書いてあります。
「トリイ」
「垂れーる幕」
「看板 オバケ」
・・・お化け屋敷の入口の看板なのですが、
一瞬だったので、写真に残っていません。
そしてこれは「桜ドロップ」
これですね!
これ、客席から見てみたかった~。
その横に書いてある「2文字」は、まったく不明。
なんだろう??
こういう幕や照明などを吊る設備をバトンといいますが、
紀伊國屋さんは特に、
バトンが非常に多くて有名なんです。
(紀伊國屋ホールのサイトより)
そして、このバトンに、
ゴミやら桜やら鳥居やら看板やら、
いくつもの吊り物を、
作って、吊って、
その結果の、
あのロープ、なんですね。
次は、そんな作業の写真を。
<つづく>
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