そしてもうひとつ、
ライブハウスでびっくりしたことは、
<声が全く届かない!>
去年も出演していた、夫役の石坂さんに、
「舞台と全然違いますよ。
全部声が吸われちゃうから」
と、稽古のときから聞いていたのですが、
その感覚がよくわからなくて。
なんとなく、声の響きにくい劇場みたいな感じかな、
と思っていたんです。
劇場にも、声がよく通る劇場と、通りにくい劇場があるので。
でも、初めてあの舞台に立って、声を出してみて・・・。
え? なに?
もう、ほんっとにビックリしました。
この感覚、どう言ったらいいんだろう?
なんていうのか・・・。
自分の声が、目の前でストンと落ちていく・・・。
そんな感じなんです。
普通、舞台で声を出すと、
客席の奥まで、すーっと伸びていく感じがします。
そして、(よし、届いてるな)というのが自分でわかる。
なんだけど、普通に舞台の調子で喋ると、
スコッ、と、声が目の前で落ちてしまう。
向こうまで届かせるのに、
自分の声を後ろから、よいしょよいしょと押していく感じでした。
でも、そりゃそうですよね~。
ライブハウスって、生の声用には作られていませんから。
演奏やマイクの声が、
1番しっくりくる音響形態になっているはずなんですよね。
そこで生の声を出したら、うまくいかなくて当たり前。
本番はたぶん、
何とか全部聞こえたとは思いますが、
あの、声が落ちる感じは衝撃でした。
・・・ってところで、
最後にちょっぴりウラ写真
稽古中。
初稽古のときかな?
まだ台本を持っていますね。
そして、オフショット。
子供役の仁乃ちゃんが、
突然、お父さんの肩をもんであげて・・・。
もうお父さん、メロメロ
<つづく>
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