望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編③・西村写真館

2023-04-16 11:37:56 | 舞台・ウラ話


家族写真

<姑と息子夫婦>

何度も書いていますが、
この作品唯一のコメディパートの3人です。

とにかく毎回、
このメンバーと必死でやっていたのですが、



実はもう1人、
このシーンで必死だった人がいました。


それがこの人。

何故かわかります?

このシーンが、一番たくさんのお茶を出すんです。

それもカモミールティーまであったりする。

 


誰も喋らず、シーーンとした中で、

背中に不穏な空気を感じながら、

お茶を淹れる。

 

由紀がお茶を出すまで、

全員が無言。




映像だったら完全に放送事故レベル。

もうこうなると、演技なんて全く必要ないんです。
本気で焦って必死にお茶を淹れていれば、

それで充分に成立しますから(笑)



しかしこのシーンだけでなく、
とにかく由紀のお茶出しは大変で・・・。

さすがにティーバッグを使っていましたが、

人が変わるたびにティーバッグを捨てて、また入れて、出して。


それも何が大変って、

当然のこととは言え、

そこには「台本」という厳しい縛りがあるわけです。

たとえば台本に、お茶を出して「どうぞ」と言う台詞があれば、

由紀がお茶を出して「どうぞ」と言わなければ、
その後の台詞が喋れない!

だから何が何でも、それまでにお茶を出さねばならない!


だんだん慣れてきて、
最後は由紀が時間を調節してくれていたようですが、

 

1ヶ所だけ、最後まで「お茶待ち」だったシーンがあります。

一番最初・・・。


このぐらいなら台本見せちゃってもいいかな。


ここなんです。



 <つづく>

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「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編②・西村写真館

2023-04-15 12:27:27 | 舞台・ウラ話


家族写真


<新旧ペア>

家族ではないけど、ま、同一人物ということで。

右は演出の岡崎さん。
彼、実は初演の信一だったんです。

私とは別チームだったので、私は見ていないんですが、

信一が由紀を追いかけながら喋るシーンは、
初演の時も、散々稽古させられたようですね。

演出をしながらも、そんな話がポツリポツリと出てくるので、

「あ~、大変だったんだね~」
って気分で聞いてました

初演の演出の酒井さん、厳しかったからなぁ・・・。
(酒井さん、読んでないよね?


今回、あのシーンの演出に特にこだわりを感じたのは、
自分が散々苦労したから、なのかも。

 


<中学の同級生ペア>

雅春(佐藤ケンタ君)は、ワンシーンの出番で、
がっつり、大切な長ゼリを語ります。

これが、雅春にとっても、信一にとっても、すごく大事なシーンで、

ここでの雅春の長ゼリの出来次第で、
信一がどれぐらい「いいヤツ」なのかが変わるんです。

 

一方、私はほとんど台詞がないもんで、
やっとほーっとして(オイ)、

雅春の話を、
ああ、そうだったのか~、
なんて思いながら聞いていたんですが、

自分の台詞が少ないと、かえってトチる、
という典型的なシーンで(オイッ!)

3つほどしか台詞がないのに、
なぜかよくトチりました(オイオイオイオイ!)

ははは(笑い事じゃない!)

 

 


<おばあちゃんと孫息子ペア>

気がついたら、信一(横山岳君)3連発になっていた!

そして、横にいる人によって表情が変わってる!

図らずも(いや、図ってないからか)
本当にいい表情をしてくれてます

おばあちゃんと一緒にいるときは、子供みたい!

我々、普通に生活しているときには、
何も考えなくても、人によって表情を変えてますよね。

でも、いざ演技として考えちゃうと、
その自然なことができなくなったりするんです。


この2人、稽古場でもいろいろおしゃべりして、
すごくいい雰囲気でした。
さて、何を喋ってたのかなぁ。

信一役の岳君、
よかったらツイートかブログにコメントちょうだいね!

(この場で頼むか??)

 

 

 

こちらも <おばあちゃんと孫息子ペア>

いつも本番前に、

「雅春ーーー」と叫ぶのを日課にしていたおばあちゃん。

最初は突然叫ばれて、みんながびっくりして注目したけど、

これが本番前のルーティーンだったんですね。

舞台上では顔を合わさない、孫への愛情の確認?

なんか、わかる気がする。


  <つづく>

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「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編①・西村写真館

2023-04-14 13:41:22 | 舞台・ウラ話


さて、気がつけばどんどん時間が過ぎていき、

どんどん長くなっていき・・・。

いい加減最後にしようとは思うのですが、
まだ劇場に入ってからのことを何も書いてない!

やっぱりここは書かないとね。

ということで、写真祭りっぽくなりますが、

劇場での日々、色々と出していきたいと思います。

 

 西村写真館

さて、写真といえば、なんといってもこの人。



本当にみんなの写真をよく撮ってくれました。

人物の写真だけじゃなくて、
グループLINEでの連絡の写真まで。




 

だんだん合成写真も上手くなって、
いかにも仲の悪そうな2人を作ってみたり。

これ 本当は下の2枚の合成です

 

 

そして劇場に入ってからは、
ご家族ならびに関係者の記念写真をたくさん!

名付けて西村写真館!

ということで、明日からは、
西村写真館で撮影した、家族ならびに関係者の記念写真を、

エピソードを絡めながらご披露いたします。


  <つづく>

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「カミサマ」ウラ話・役者が素に戻るとき②

2023-04-13 13:15:18 | 舞台・ウラ話


ダメ出しで、まずやることといえば、これ

演出家のダメ出しを、せっせせっせと書き込みます。

その場で書かないと絶対に忘れるから。

あっちでもこっちでも書いております。

 


こちらは、

どう動くか、演出家のプランを懸命に聞いています。

みんなすごくキツい顔してる(笑)

で、こっち行けばいいんですね?

と言う瞬間を撮られてしまった鳥住奈央ちゃん。

一生懸命がゆえの姿です。

 

こっちにも似たような人がいますね。

かばん、こっちに置きますか?とかかな?

 

 

あ、ちなみに演出の岡崎さんは、
「ダメ出し」という言葉は使わず、
「ノート」といいます。


そうなんです。

ダメ出しという言葉がきついからと、
最近、ノートと言う演出家が増えてきました。

これもひとつのハラスメント防止対策なのかもしれません。


ただねー、ここに書くときにねー、

ノートじゃ伝わらないじゃないですか。

なので、ここではダメ出しと書かせていただきます。

というか稽古中も、

「じゃぁ、これからノートを」

「はーい。ダメ出し始まるよー」

なーーんて、ははは

トシとると、
長年の習慣を直すのは難しいんです

 


素と言えば、これも完全な素ですね。

台本を見たり、場(アクティングスペース)を見たり。

写真も撮ってくれてます。


みんな真剣な表情。

当たり前だし、これが正しい。

なんですが、ちょっと表情が硬すぎ、かな?

まだ稽古スタートから間がないときだから、
まったく楽しめてないんですね。

これが少しずつ、真剣だけど楽しめる心境になってきて、

気が付けば本番、ってことになる、

 ・・・のがベストなんですよね~。

そんなにうまくは、なかなかいかないんですけどね~


 <つづく>

 

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20数年ぶり!

2023-04-12 23:59:00 | 演劇・舞台・小劇場


今日のお昼は、白神直子さんのボイスラボに初参加。

彼女はシンガーであり俳優であり、
そして歌と声のトレーナーとしても、
たくさんのシンガーや俳優たちを教えてきた人。


「歌う身体も、俳優の身体も、アスリートと変わらず。
 身体の管理と訓練がパフォーマンスに直結してる。」

というスタンスでのレッスンだけど、

こんなにも人と比べない、人と競わないワークショップって、
珍しいんじゃないだろうか。

 

でも、今日はそれだけじゃなくて・・・。


左側の3人、

実は20数年前に、紀伊國屋の舞台に一緒に立った仲間なのです。

ひょんなことからご縁が繋がって、20数年ぶりに再会。

もう嬉しすぎて、懐かしすぎて、叫ぶしかない気分。

うれしーーーーい

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「カミサマ」ウラ話・役者が素に戻るとき①

2023-04-11 14:17:36 | 舞台・ウラ話

 

昨日お見せしたコメディパートは、
とにかくハイテンションで、何度も何度も繰り返しすため、
もうお疲れさん状態でしたが、

前も出した、この2人のシーン。

この稽古も、ハイテンションで本当によく繰り返されました。

動きとセリフと、感情がぴったり合わないと、
何をやってるのかわからない。

でもこの3つを合わせるのがとても大変で。


結果的にこういう走り回る稽古までやらされて、



はい、お疲れさんの苦笑い。

それでも若い2人には、
まだまだダメ出しが続きます。

お疲れさん!

 

 

 

たぶん、玲子の「弟子にして下さい」シーンかと。
とにかく真剣に話を聞いてます。


終わって・・・。演出家に何か聞いてますね。
何をしてたんだろう??
こっちに動いてみますか?みたいなことかな?

 

うーん。
どうすりゃいいのかなー状態の私と、
なんか笑ってる由紀。

 

あれ?撮られてる!

そうか、笑ってたのはこれだったのか!

私は照れるだけだけど、由紀の対応力はさすがアイドル?

 

 

私の手が謎の動き?

これは多分、私が2人に説明をしてるんだと思います。

このチームで唯一の初演キャストなので、
ここにテーブルがあって、由紀がお茶を置いて、
みたいな情報はできるだけ伝えていきました。

が! 6年前の記憶は既にあやふや

「あ、違った、ゴメン!」って謝ることも




奥で雅春がスタンバっているのを見ると、
これは道子の長ゼリの前ですね。

もう一度台本を読み直して、
でもここは常に新鮮にやらないと、道子の気持ちが嘘になる。

でも台詞が詰まったらおしまいだし・・・。

演出家の「いきます。どうぞ」の声を待ちながら、
頭パッツンパッツン、神経ピリピリ。

由紀も邪魔しないようにじっとしてくれています。

 <つづく>

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今度はアキレス腱付着部炎(>_<)

2023-04-11 09:02:40 | 暮らし・花・趣味


昨日の朝、
右足首が歩くのも辛くなって、また整形外科へ。

 

今回はアキレス腱付着部炎とのこと。

確かに、どうしてもうまくいかないステップがあって、
意地になって右足の踏み込みばっかりやってた気がする


 炎症なので、ゆっくりストレッチをして、
 後はできるだけ動かさないで下さいね。
 あ、タップはダメですよ!


と先生。

 

 あ、でもね、
    今年のトラブルはまだ2回目ですよ!


って慰めてくれた。

でもまだ4月だし

 

そして、ついに、

レントゲン科の技師さん全員に、
顔を覚えられてしまった

 


こんなところで、なりたくないわ、有名人。

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やっぱり二段弁当はやめました~

2023-04-10 11:50:20 | 舞台・ウラ話

 

さて、いつものウラ話に比べて、
妙に自己満足感が強めの思い出話になった感じで、

今さらながら気恥ずかしさを感じていますが

それはもう書いちゃったので仕方ないとして、


  やっぱりやめましたーー、2段弁当方式


とりあえず10回続けてみましたが、
やっぱりやりにくくて、ダメでしたー

なのでこれからは写真と解説で、

つまり、いつもと同じ感じで、
書いていきたいと思います。


ーーーーーーーーー

 

役者が芝居をしている時は、
普通のテンションではありません。

どんなに静かな芝居でも、死にかけている演技でも、

日常の数倍のテンションで演技をしています。


そして演技が終わると、

ひとしきりそのテンションをおさめて素に戻る。

出を待っているときの役者が好きだって書きましたが、
結局、素に戻っている役者の姿が好きなんですね。

個人の趣味なんですが、そのあたり、
なんとなくもう少しお付き合いください。

 

 

素って言うと、こんな感じのイメージがあるかもですが、

確かに、これも素ではあるんですが・・・、


稽古中、演技と演技の間の、
素の時間の役者をお見せしたいなと思います。

 

 

ドタバタの演技中。
テンションMAX!

そして・・・、

演じ終えて、
演出家からのダメ出しに、いろいろな表情が見えます。

ここはとにかく一番のコメディーパートなので、ダメ出しも色々。

台詞の出しが遅いとか、仲が良く見えないとか、仲が悪く見えないとか。

でも、とにかく言われたのが、テンポとパワー。


そして、この写真、かなり何回も繰り返した後みたいですね。

ここはとにかくエネルギーを使うので、
何回も繰り返すと、だんだん疲れが出てくるんです。


 そりゃ、わかってるんだけどねー。
 あ~あ、まだ足りんのか~~、


みたいな感じ、出てますよね(笑)


でも、その繰り返しのおかげで、
このシーンはどんどんパワーアップ!

見てください、それぞれのこの動き!


おかげで本番ではたくさん笑っていただけました

いがった、いがった!


 <つづく>

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「カミサマ」ダブルで見せます!ウラ話&ウラ写真⑩

2023-04-09 10:22:15 | 舞台・ウラ話

<文章と写真は全く関係ありません>


ウラ話
一難去っての初顔合わせ④


これまでにも忘がたい、いい座組はありました。

こんなことってあるんだと感動するほど仲が良くて、
信頼しあえた座組もありました。


でもそういう時って、最初から大体予測がつくんですよね。

この人とこの人がいて、
共演はしてないけど、この人もよく知っているし、

何といっても大好きな彼女と一緒!
みたいな、最初から安心感がもてる座組。


でも今回のように、完全にゼロスタートからで、
ここまでまとまったのは珍しいと思います。

それは、みんながしっかり作品に向き合って、
いいものを作ろうという気持ちでひとつになったから。

これはもちろん、演出家の力でもあるのですが、

結局、全員が思いをひとつにできる人たちだった、

ってことだと思います。

そしてみんなが楽しくて大人で、温かかった。



いやー、もうほんっとに、わからないもんですよね~。


どうなっちゃうんだ、

と愕然とした寄せ集めチームが、

こんなにまとまるなんて、

最初のころの私に教えてやりたい!


ま、だから思わず語っちゃったんでしょうけど。

 <つづく>

 




ウラ写真
出を待つ

 

お手本のような姿で、出を待つ信一(横山岳君)と、

舞台からハケて(戻って)、
自分のコートやバッグをきれいに片づけている人(島田香澄ちゃん)

衣装を大切にするのは当然ですが、
今回はダブルキャストのため、
別チームの人に対する礼儀、という意味もあります。

 

 

そして最後に、玲子役の鳥住奈央ちゃん、三連発!





全部違うシーンだけど、
いつもかなり早めにスタンバって、じっと座って待っています。

これが彼女のスタイルなんでしょうね。

出たら最後、喋り倒す役だったので、
集中しながら、台詞の復唱をしていたのかも。


そして、とどめはこの写真で。

うん、この場所は集中できそうな気がする(笑)


 <つづく>

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「カミサマ」ダブルで見せます!ウラ話&ウラ写真⑨

2023-04-08 14:33:15 | 舞台・ウラ話

<文章と写真は全く関係ありません>


ウラ話
一難去っての初顔合わせ③


あまりにゆっくりのおばあちゃん2人の台詞。
とはいえ、
年上の役者さんに、失礼なことは言いにくい。


いやそれ以上に、

こんなことを役者が心配すること自体、僭越だろうか。
演出家に失礼だろうか。

と、かなりこれも悩みました。


でもこれは、比較的早く、安心材料が見つかりました。

挨拶代わりにLINEのやり取りをしたときに、
わかったんです!

彼女たちはキャリアのある人だったんだ、って。



これなんです!!


歳をとった役者さんの「あるある」なんですが、

不思議なことに、

キャリアがなければないほど、

頑固で、言うことを聞かなくて、努力をしない。


最近はシルバーの演劇学校がたくさんあるので、
こういう人が大勢いるんです。

ほとんど素人みたいな人が、
演出家のダメ出しすら聞かなかったりします。



でも反対に、キャリアのある人は、

ちゃんと人の話も聞くし、柔軟だし、努力もする。


だから、その後の彼女たちの努力が素晴らしかった。

積極的に「ばあちゃんズ自主練」したり、
私のアドバイスも真剣に聞いてくださって、

本番では見事に、
テンションとテンポのばあちゃんズ、炸裂できました!

 <つづく>

 




ウラ写真
出を待つ

今日はかなり細かい、
ある意味どーでもいいところをご説明しようかと・・・。

 

なんか、コートをいじっています。

なぜなら、しのぶ役の蜂丸明日香ちゃんは、
ここではコートを脱ぎながら登場するんです。

バッグも持ちながら、さらっと、
日常の動作のように脱ぐのに、
意外に苦戦していました。

自分のものなら扱いなれているけど、
衣装って扱いにくいものがあったりするんです。

 

 

サイ子さん(秋元和子さん)も、バッグの持ち方がなんか不自然。

おばあちゃん達はエコバッグを持っているんですが、
このエコバッグから、ジャムなどを取り出すのが、
思ったよりもずっと大変だったようで。

ふにゃふにゃしているエコバッグを、
どう置いて、どう取り出せば、重いビンがすっと出るか。

その研究の結果の持ち方で、
そでからずっとスタンバイしてるんですね。


もう一人のおばあちゃん、志野役の矢口博旅香さんも、
タケノコや干し餅を一瞬で出す方法を、
ずいぶん研究していました。

ものがうまく出ないと、そこで会話も止まるし、
テンポが落ちてしまう。

それぞれ、イロイロ、見えない苦労があるんです。




そういえば、けっこう拡散してる?この写真。

この臨場感、思わず笑っちゃいますけど、
ここにも瞬間芸が潜んでいます。

由紀が水の入ったコップを持って走ってくるんですが、

この時の由紀の「持ってきました!」を入れるタイミングが、
ピンポイントで、いつも見事に決まってたんです。

ここで間を外されると、全部のテンポが狂ってしまう。

いつも気持ちいいところでスコーンと入れてくれて、
(よっしゃぁ)って気分で、
「よし、そこ置け!」と叫んでました。

(その割に、後で私が噛んだりしてたけど

 <つづく>

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