望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

「カミサマ」ダブルで見せます!ウラ話&ウラ写真⑧

2023-04-07 17:07:05 | 舞台・ウラ話

<文章と写真は全く関係ありません>


ウラ話
一難去っての初顔合わせ②



初顔合わせで読み合わせをしたものの、
芝居の雰囲気がバッラバラ。

中でも「これはヤバい」と思ったのが、

おばあちゃん2人の台詞の遅さ!

いやいやいや、そりゃないでしょうと、
冷汗が出てきました。


観てくださった方はおわかりと思いますが、
あの作品のおばあちゃんたちは、とにかくパワフル。
台詞も津軽弁で(これが大変)、喋り倒します。

ところが読み合わせでの彼女たちは、完全に正反対。

ひとつの台詞を、た~~っぷりと時間をかけて喋るので、
私のテンポとまったく合わず

どうしようと思いながら、
ちぐはぐな会話で終わりました。


終わってから、おそるおそる話しかけてみると、

「時代劇ばっかりやってたから、
 これ以上早く喋ったことがないんです」

あ~そうか~~、

たしかに時代劇の雰囲気だったわ~~。


  ・・・そうかぁ、納得!!

 

あ、いやいや、納得しちゃダメだ!


それじゃ困るんだって!


とはいえ、
若い人ならともかく、年上の役者さんに、
あまり偉そうなことを言っても失礼だしなぁ。

さて、どうしよう・・・。

 <つづく>

 


ウラ写真
出を待つ



昨日の西村君とはちょっと違う、というか、
こうやって待つ人は、かなり珍しい(笑)

どちかというと、出を待つよりも、
ご主人様を待ってる愛犬といった感じ。

かわいいけど。



彼女もいつもは、こうやって普通に待っているんですが、
何があったんでしょうね。

 

この時の銀治郎は、すでにキャラクターの空気を作ってますね。

生きることに疲れ果てた男が、もう見えています。

 


一方、雅春役の佐藤ケンタ君は、ずいぶんダラッとしてる?

実はこの時、彼はぎっくり腰が治ったばかり。
まだちゃんと立てなかったようでした
お疲れ様!

<つづく>

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「カミサマ」ダブルで見せます!ウラ話&ウラ写真⑦

2023-04-06 16:00:17 | 舞台・ウラ話

<文章と写真は全く関係ありません>



ウラ話
一難去っての初顔合わせ①


ついに初顔合わせの日になって、
初めて、みんなで台本を読んで・・・。


その時点で、由紀は「大丈夫!」だと思いました。

台詞の読み方がまっすぐで、余計な色がついてない。
彼女はいける、と長年の勘が働きました。

このまま演出家の指導を受けていけば、
どんどん伸びていくだろう。



 ただ・・・、なんていうのか・・・、


  みんな、なんでこんなにバラバラなの???



もちろん、初めて共演者の前で読むワケで、
私も毎回、顔合わせはめちゃくちゃに緊張します。



 それはそうなんだけど・・・、


それぞれの醸し出す演技の空気というか、
芝居の雰囲気がバッラバラで。


といっても、芝居に関しては演出家の仕事だから、
こちらが口を出すことではない。


 ・・・とは思いつつも、

 どうする気だ~~

みたいな気分は、正直ありました。


中でも「これはヤバい」と思ったのが・・・。

 <つづく>




ウラ写真
出を待つ

ひたすら集中して待つ久米田先生(西村尚恭君)。

彼の真面目さが体からあふれてきそうです。

かなりの緊張も伝わりますね。

 



このシーンが最初の出番となる銀治郎(如月せいいちろーさん)も、
いつもの柔和な表情とは打って変わって、
厳しい表情で出を待っています。

最初に場に出るシーンって、
どんなベテランでも、やっぱり緊張するんです。

 



政志役の上入佐秀平君。



彼の出番はワンシーンなのですが、
なんといっても「蛇の悪霊がついたー」なんていう、
超ハイテンションシーン。

だからといって、狙いに行ったら、
すべては終わってしまいます。

ハチャメチャであっても、
きちんとその場でリアルに生きてないと、
客席は冷えきってしまう。

そりゃぁ、独特の緊張感があったと思います。

あのシーン、
キャスト仲間も「このシーン大好き!」なんて、
楽しんで見てくれていたのですが、

やってる方は、テンポを崩さないか、
毎回ヒヤヒヤでございました~。

 <つづく>

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「カミサマ」ダブルで見せます!ウラ話&ウラ写真⑥

2023-04-05 11:57:43 | 舞台・ウラ話

<文章と写真は全く関係ありません>


ウラ話
茫然自失のキャスト発表⑥


当時、上之薗理奈ちゃんに送ったDMに、
こんなことを書いていました。

―――――
長い間、舞台一筋にやってきましたが、
いい作品って、演技のうまい人が
演技力を競いあう作品ではないんですよね。
 
全員が気持ちを1つにして、
その作品を愛して、懸命に向き合っていると、
舞台からものすごい熱量が広がっていく・・・
それがお客様に伝わって、
感動につながるのだと思っています。
―――――

偉そうで恥ずかしいんですが、
本当にこれなんです。

役者が勝手な「うまい芝居」をして、
演技力を見せつけられる芝居なんて、
楽しくも何ともない。


そんなことより、
ワンチームで作品に向かっていける座組の方が、
ずっとお客様に伝わるものがある。


そして今回、それが成功した!


・・・というのは今だから言えることで(笑)



次はいよいよ「初顔合わせ」。

今回は本当に、はじめましての皆さんと、

ここで初めて、
みんなで台本を読むことになるのです。


初めて共演者の声を聞き、

演技の雰囲気を感じるのですが・・・。

 <つづく>




ウラ写真
出を待つ


これは開演1分前くらいの姿。

これは稽古場なので暗転はしませんが、
本番では、このまま暗転を待って、
2人で舞台に出てスタンバイ(板付きといいます)。

さあここから芝居が始まる!
という、最も緊張する時間です。

後ろの細い矢印は、その次に出る志野さん(矢口博旅香さん)。

彼女の体からも緊張感が伝わってきます。



志野さんが出て、次に出るのはサイ子さん(秋元和子さん)。

コートをしっかり持って、
用意を整えて場の芝居に注目しています。



サイ子さんが場に登場して、
次は幸子さん(原のりこさん)の番。

こちらも、荷物まで握って、出のきっかけを待っています。

こうやって「増殖するおばあちゃん」シーンが進んでいきました


 <つづく>

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「カミサマ」ダブルで見せます!ウラ話&ウラ写真⑤

2023-04-04 13:21:42 | 舞台・ウラ話


<文章と写真は全く関係ありません>


ウラ話
茫然自失のキャスト発表⑤


稽古開始前に彼女にアドバイスをしたい。

だけど、反発されたら。

と悩みながらぼんやりTwitterを見ていたときに、

ポンと、こんな通知が飛び込んできたのです。

「上之薗理奈(かみのその りな)さんにフォローされました」



おおっ、彼女がフォローしてくれた!

って事は大丈夫そうだ。
きっとあっちも良好な関係を望んでるはず!


もう、これのおかげで一気に気持ちが楽になって、
アドバイスをしようと気持ちが固まりました。


いや、でも待てよ、

怖いとかウルサいとか、
思われないようにせねば

なーんて、くどくど心配しながら、

おそるおそる「はじめまして」のメッセージを送りました。


大変な役だということや、
きついことを書く人がいることも、
全部、書いて・・・。


そしたら本当に素直な返信がきて、

あーーよかったぁ、と、心底ホッとしました。



実は彼女もすごく不安で、
緊張していたみたいで(当たり前!)

おまけに葉チームの由紀の名前の下には、
(文学座)という所属名

そりゃぁプレッシャーでしょう。


だよね、だよね!って、一気に安心して、

なので、それ以降はウルサくならない程度に、
(けっこうウルサかったかもだけど)

何度もDMのやり取りをして、

毎回、長々と書く私のアドバイスを、

しっかりと受け取ってくれて、

 

うれしいことに、

初顔合わせのときには既に、

「やっと会えたね!」という関係になっていました。


  めでたし、めでたし。



・・・で、終わればね、

  それでいいんですけどね・・・。

 <つづく>




ウラ写真
出を待つ

私、出番を待っている役者の姿っていうのが、

すごく好きなんです。

舞台を観ていると、
役者は普通に出てきているように見えますが、
そうじゃないんです。

袖でスタンバイしながら、

ここっ!という瞬間に出る!

そのきっかけを絶対に外しちゃいけない、
という集中力とともに、

緊張感やら高揚感やら自分のプランなどが、

頭の中で混然と回っていて、

頭の隅っこには、台詞をトチらないかの不安も。
・・・これは最後まで消えてくれません(私だけ?)


さて今回は、たくさんの写真の中から、

そんな <舞台に一歩踏み出す前> の姿を、
ピックアップしました。

本当は本番中の舞台袖をお見せしたいけど、
これだけは無理なので、

稽古場の「通し稽古」での写真をご覧ください。

 

前で演じている人たちも、もちろんいいけれど、

ひたすら出を待つ、
役者たちの顔や姿を見てあげてください。

舞台では絶対に見られない表情です。


と、ちょっと長く語ってしまったので、
今日は1枚だけ。

典型的な「出を待つ」姿です。

 

 <つづく>

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「カミサマ」ダブルで見せます!ウラ話&ウラ写真④

2023-04-03 17:32:45 | 舞台・ウラ話


<文章と写真は全く関係ありません>


ウラ話
茫然自失のキャスト発表④

芝居未経験のアイドルちゃんに愕然としつつ、
同時に思ったのが、
彼女が傷つくことへの不安でした。


この世界、ものすごくきつい劇評を書く人がいるんです。
自分が一番正しくて、
自分だけが全部わかってるみたいな。

そんなものほっとけばいいんだけど、
でもやっぱり傷つきます。
それをきっかけに、
芝居自体を恐れて、やめてしまった子もいる。


彼女にそんな思いをさせたくない・・・。

彼女の初の台詞劇が、
嫌な思い出だけになってほしくない。

でもはっきり言って、素人芝居を見せたら、
当然、たたかれる。

さて、どうしよう・・・。


と言って、プロデューサーや演出家の頭を超えて、
私が口を出すのは、たぶん違う。
仁義に反する。

でも、でもね!
稽古が始まってからじゃ絶対に遅い。


あー、だけど、
彼女にもし反発されたら、完全に逆効果。

築きたい関係性が最初に壊れてしまう。


うーーん、どうしようーーー。

 <つづく>






ウラ写真
台本を握りしめて

 

台本を持っての稽古風景、ドドっと出しますね。


こっちも、



こっちも、


こっちも、


こっちも、


こっちも、

 

こっちも、


ここから少しずつ、台本を離していって、
役が立ち上がっていくのです。



え?
今日は忙しいから手を抜いてる??

いやいや~~、ははは、そんなことは~~


それでは、また明日~~

 <つづく>

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「カミサマ」ダブルで見せます!ウラ話&ウラ写真③

2023-04-02 12:41:59 | 舞台・ウラ話

<文章と写真は全く関係ありません>



ウラ話
茫然自失のキャスト発表③

誰も知らない座組の中でも、
一番気になったのは、当然のことながら、

弟子の由紀役。準主役です。

どんな人なんだろうと速攻検索。

と、なんと、台詞劇が初めてのアイドルちゃん?!!


  ええええええーーーーーーーっ!!


ちょっとぉ、何考えてるのよ!

あんな難しくて大変な役を?
無理に決まってるでしょ!!


初演の由紀は歳こそ若かったものの、
演技力もキャリアも折り紙付きの役者さん。


で? で?

今度は芝居未経験のアイドルちゃん??

いや、それはないわ!


こんなこと書くと怒られるかもですが、
でも本当に愕然としたんです。



と同時に思ったのが、

彼女が傷つくことへの不安でした。

 <つづく>





ウラ写真
台本を握りしめて

2人でうつむきながら、さりげなく、読んでます

 

小道具の荷物はなくても、台本はあり。

 

演技中の人も、そでにいる人も、みんな台本!

なぜなら、台本の字を追いかけてないと、
自分の出のきっかけがわからないのです。


 <つづく>

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「カミサマ」ダブルで見せます!ウラ話&ウラ写真②

2023-04-01 14:01:41 | 舞台・ウラ話

<文章と写真は全く関係ありません>


ウラ話
茫然自失のキャスト発表②

 

発表されたキャスティングに、
私が大きなショック受けた、というのは、

とにかく、あまりにも片寄っていたからでした。


向こうの箱チームは、

ことのはboxさんでは、皆おなじみの人ばかり。

最初から「お久しぶり~」でスタートできるチーム。

一方こちらの葉チームは、全員「はじめまして」。

シングルキャストの西村君と佐藤君が知り合いなだけで、
あとはどんな人かもわからない。


この極端な違いは何なの??



そんなこと、芝居に関係ないだろう、
と思われるかもですが、そうじゃないんです。

芝居って本当に信頼関係で成り立っているので、

 それが最初から出来上がっているか、

 ここから作っていくか、

 はたまた、そういう関係になれる人たちなのか、

 なれないままの人たちなのか。


これから努力していくにしても、
スタートが違いすぎる・・・。

キャスト表を見ながらただ呆然とするばかりでした。


もちろんキャストの上には演出家がいて、プロデューサーがいます。

座長といえどキャストの1人。
座長風情が何を言う?って話でもあるのです。

でもやはり座組の雰囲気を作るのは座長の仕事だし、

それで芝居の空気も変わってくるのは間違いない。


だけどいくら私が頑張ったところで、
みんながそういう気持ちになってくれなきゃどうしようもない。

いや、それどころか、

時には、座長の足を引っ張ったり、
陰湿ないじめをしてきたり、なんて座組もある。
(本当にあるんですよ!!)

 

中でも一番気になったのが・・・。

 <つづく>

 

 

ウラ写真
台本を握りしめて

みんなが台本を握りしめている中、

唯一、最初から台本を持たなかったのが、久米田先生(西村尚恭くん)と、




姑とバトルを繰り広げる嫁、瑞穂さん(島田香澄ちゃん)。


2人とも、かなりの速さで喋り倒すシーンがあるのに、
最初から、一切、台本を持たないまま。

本当にすごいと驚きました。


でもね!
こういう人たちの方が、圧倒的に少数派なんです!(力説!)

みんな「早く覚えなきゃ」と思いながら、
なっかなか覚えきれずに、台本を握りしめるのです!


でも、台本持ってる人間がだんだん少なくなってくると、

けっこうアセるんですよね~。

最後の一人になりたくないから(笑)

「え~、台本離すんですかぁ?」
「ははは、お先に~」

なんて、いいオッサンが競ってたりします。

 

あ、でも、今回の座組では、

通し稽古まで持ち続けた人が結構多かったので、

そういうせめぎあいはありませんでした。


ちなみに、通し稽古とは、

本番のように、
最初から最後まで、ノンストップでやってみる稽古のこと。

台本はいやが上にも離さなきゃなりません。

そうでなくても緊張する通し稽古で、

初めて台本を離すという、

その緊張感たるや!


でも、緊張して、失敗して、

いろいろやらかしてこその稽古なんです!
(と、とりあえず、まとめておく


 <つづく>

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