さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

もうすぐ買付け

2007-04-12 | 

20070412

 さて、現在出店中のプランタン銀座のフェアが終了すると、ちょうど今日から一週間後、4月19日より買付けに出掛ける予定です。

 今回はイギリスから入国し、ロンドンを中心に買付けをし、ユーロスターでパリに渡り、すぐにベルギーへ。久し振りに訪れるベルギー、今回はブリュッセルのレースと衣装のミュージアムでレースを存分に眺め、運河で有名な古都ブリュージュで二泊し、のんびり過す予定です。そして、またパリへ戻り買付け。パリから出国することになっています。

 ベルギーを訪れるのはもう四年ぶりになるでしょうか。ここしばらくはなかなか時間的にも余裕が無く、訪れることがありませんでしたが、実際のところ、パリ-ブリュッセル間はThalys タリス(フランスとオランダ、ベルギー、ドイツを結ぶ高速列車)に乗ってしまえば、たったの一時間半。パリから南仏はもちろん、パリからリヨンへ行くよりもずっと近いのです。

 このところ、買付けのオフの時間は前回のランスのように、パリから日帰りできる地方の街へ行くことが多かったのですが、他の国へ行くのはしばらく振りです。ベルギーは、フランス語とフラマン語(オランダ語)が公用語になっているのですが、フランスよりもずっと英語が通じるのも良いところ。食べ物も美味しいですし(前回行った際は、河村は“ワーテルゾーイ(Waterlooの意)”と名付けられた鳥のクリーム煮のようなものを、私はエビのクロケットばかりを延々食べ続けていました。)、ベルギービールも美味しい。そして、たぶんチョコレートのお店の多さは世界一!普段は、お仕事一辺倒の買付けですが、今回はそんな旅の楽しみもまた「買付け日記」でご報告できそうです。

 ですが、まずは買付けが最重要課題!まずはイギリスとフランスのディーラー達にメールを送っておかなければ。「行くからね~!私の好きなもの集めておいて!」と。

 フランスのサイトに遊びに行っていましたら、こんなサイトをみつけました。昨年10月から今年年3月までパリのオテル・ド・ヴィル(市庁舎)で開催されていたロベール・ドアノーの回顧展。「オテル・ド・ヴィルのキス」他、パリの日常を撮り続けたドアノー。残念ながらこの回顧展へは足を運ぶことが叶わなかったのですが、インターネット上でその時の様子が公開されています。興味のある方はこちらへ。

*エンジェルコレクションのホームページへ

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プランタン銀座アンティークバザールに出店中