さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

無事帰還しました!

2007-07-02 | フェア

 もう七月ですね!三日間の京都骨董祭を終え、ようやく自宅ヘ戻ってまいりました。この日記も四日振り、やっとしたためることが出来ました。というのも、今回滞在した京都のホテルにインターネットの設備がなかったことと(メールの送受信は持参した32kbの超低速ノロノロPHSで。あまりの低速にインターネットにつなぐ気力もなく…という感じでした。)、あまりにあまりの京都の暑さと湿気にヤラレてしまい、連日ホテルに帰るやいなやグーグー寝ていたからなのでした。せっかくの京都、骨董祭の合間にあちこち行って皆様に京都便りのご報告をしようと思っていたのに、情けなくもまったく叶わずに終わってしまいました。また次回10月の京都骨董祭の折には、(今回のように恐ろしく蒸し暑いこともないと思うので)今度こそあちこち行きたいなぁ、と思っています。

 そんな大変蒸し暑い中、骨董祭の会場までいらしてくださったお客様の皆様、ありがとうございました。今回も、いつものお馴染みのお客様や、初めて会いに来てくださった関西のお客様の皆様にお目にかかれた楽しいひとときでした。それにしても、骨董祭の会場、暑かったですね~!皆様、お疲れが出ていらっしゃいませんか?

 思えば、「体調が悪い」というほどではなかったものの、今回の暑さで少々疲れ気味だったのかもしれません。(そういえば先日東京出張から帰ったばかりなので当然といえば当然なのですが。)ここ最近、仕事仲間でもある同世代の女性アンティークディーラーと会う度、寄ってたかって話題になるのは、それぞれの体調のこと。皆、世界中を飛び回り、ひとりでこの仕事を支えてきたツワモノばかり。若い頃、気力で(!)重い荷物を運び、立ち仕事にも耐えてきたツケが最近出てきたのか、「股関節が悪い」だの「腰痛」だの「疲れやすい」だの、とどのつまりは「身体だけは大事にしようね~!」の合い言葉。

 夫の河村とは、4年前からコンビを組んでいますが、それ以前は私も皆と同様、国内では重い荷物に臆すること無く平気でガンガン運び、どこでも車で飛んでいき、買付けに出掛けると、あまりの荷物の重さに泣きが入りながらも(!)よろけることなく、歩き回っていました。

 流石に今では重い荷物は河村担当になりましたが、河村が最近明かした話では、コンビを組み始めた当時、「私があまりにも力持ちなので焦った」とのこと。特に、その頃乗っていたワンボックス車の荷台に、私がひとりで高さ160cm位ある大型の金属製の組み立てラックを、分解することなく組み立てたままズボッと入れる姿に、「この女、なんて怪力なんだ!」と肝を潰したのだそう。かくいう私自身も、「そういう力持ちの自分」が結構好きだったりして!?思わず「力持ち」を自慢してしまう自分がいたりします。

 力自慢の話はこのくらいにして…京都へ行った証拠写真を。

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三条大橋から見る鴨川。あまりの暑さに川床を訪れる元気もなく…。(だって、川床っていっても外はやっぱり暑いんですもの。)

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先斗町の小路は、京都情緒が漂いながらも全く風が通らず、歩きながらあまりの暑さにヘロヘロになり…。

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結局いつもの喫茶フランソワで涼んだのでした。ここは表の喧噪をよそに、いつもどおり静かにクラシックが流れ、そして何よりも、よく冷房が効いていて良かったですよ。

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