もうすぐ日本でも映画「ミス・ポター」が公開されるようです。(「ミス・ポター」の公式サイトはこちら)実は、この映画前回の買付けの折、飛行機の中で既に見たのですが、舞台がイギリスの湖水地方!そして時代設定はヴィクトリアン!とアンティーク好きにはたまらない内容でした。
元々、ミス・ポターことベアトリス・ポターは、うさぎのピーター・ラビットの作者として有名ですが、1895年から始まった自然保護活動ナショナルトラストに広大な湖水地方の土地を寄付し、イギリスの田園風景を守ったことでも知られています。(こちらのサイトからは現存するベアトリス・ポターの家の画像を見ることも出来ます。「一度行ってみたい!」と思える素敵なおうちですよ。)
ピーター・ラビットの著作と成功、そしてナショナルトラストの活動に身を捧げていく様子を、彼女のロマンスと絡めながら、湖水地方の美しい映像と共に綴っていきます。しっかり時代考証がなされていることも秀逸で、1800年代末(ベアトリス・ポターは1866年代の生まれです。)のロンドンの様子や、その時代の室内のインテリア、そしてヴィクトリアンの雰囲気たっぷりの衣装、とアンティーク好きには興味深い映画に仕上がっています。イギリス好き、アンティーク好きの方にはおすすめ!湖水地方の映像も美しかったですよ。
日本では9月15日から公開されるようです。個人的には、「考え方も雰囲気も、いかにもヴィクトリアンの人物!」というミス・ポターの両親のキャラクターが面白かったです。
この秋9月末からは、私が前回パリで見た「エディットピアフ~愛の賛歌(原題は“La Mome”」(←音が出ます。)も公開の予定ですし、映画からも目を離せません。こちらも、今度は日本語字幕で見るのを楽しみにしています。
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