さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

やばいお話

2009-09-13 | 

 電卓だとか、カッターだとか、懐中電灯だとか(これって、朝早くから買付けする私達の冬の買い付けの必需品なのです。)毎度何かしら日本に忘れ物をしてくるのですが、今回は完璧!何も忘れ物無し、と思っていたところが…やはりありました。それはお化粧を落とすクレンジング。

 仕方なく石けんで二度洗っていたのですが、どんどん顔がカサカサに。河村からは、「コナフキン(ムーミンに出てくるスナフキンではありませんよ。)」と呼ばれるようになり、仕方なくスーパーで購入することに。

 目的のブツはすぐに見つかると思っていたのですが、これが意外と大変!フランス語で書いてあるのはもちろんですが、日本とは容器がまったく違っていたり、案外分からないものなのです。しばし化粧品コーナーで物色すること15分。フランス語はもちろん、ドイツ語、オランダ語、そしてアラビア語(!)では説明書きがあっても、英語では書いていない!「多分これに違いない。」と手にしたのは丸いプラスティック容器。背の低い、いかにも「コールドクリーム」といった感じの瓶。普段、コールドクリームなんて使ったことがないけれど、お化粧落としならきっと使えるはず、と選びました。

 念のため、近くでお買い物中のマダムに、「失礼ですが、これってお化粧を落とせますか?」と聞いたところ、親切なマダムは「え?お化粧?これは脱毛剤よ!!」と苦笑しながら教えてくれ、ついでに「オイルとクリームとどちらが良いの?ハイ、これがお化粧落とし。」と二種類選んでくれました。

 やばかった~!!もう少しで眉毛がなくなってしまうところだった~!それどころか、そんな物を顔に塗ったらと思うと、なんと恐ろしい。結局、マダムのすすめるがまま、乳液状の物を手に入れたのですが、使ってみるとどうもクレンジングというよりも乳液そのもののような気もする。案外、フランスでは乳液状のクレンジングは一般的ではなく、乳液そのものを使っているのかも?それにしても眉毛がなくならなくて本当に良かった~!

エンジェルコレクションのホームページへ