4月半ばだというのに急に寒くなりました今日、銀座奥野ビルでのフェアが始まりました。早速、いらして下さった皆様、寒い中ありがとうございました。お陰様で私達も一風変わったこの昭和7年に作られたビルの一角で寛いで過ごしています。さあ、今日はビルの中を一緒に探検してみましょう!なんでも今年公開される映画「ノルウェイの森」の撮影もここで行われたそうですよ。
これは1階のエレベーター。扉は「手動」ですので、臆することなくご自身で、外の扉と中の蛇腹扉のふたつの扉を開けて乗ってくださいね。ちょっと重いですよ。
ちょっとボケ気味の画像ですが、エレベーターの文字盤はこんな感じ。確か以前訪れた蒲郡プリンスホテル(昭和9年に建てられた帝冠様式の日本初の国際観光ホテル)も同様だったはず。
こちらのビルを管理している奥野商会の扉はたぶんオリジナルに近いのでは?1階のグリーンのスクラッチタイルも素敵です。
なぜか1階にある古めかしい金庫。(たぶん金庫だと思うのですが…。)今ではビル内に数多くあるギャラリーのDMを置くスペースになっています。
同じ形態のビルをふたつ双子のようにくっつけてある奥野ビル。向って右側の建物の階段はこのような気の手摺り。右側の建物と左側の建物の中はつながっています。
そしてもう片方の建物はこんな鉄の手摺りが付けられています。静鹿ギャラリーはこの階段の脇です。
明日はビル内の残されている昭和34年創業の美容室(!)の残骸(?)が残る空間をレポート。どうぞお楽しみに。